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一目均衡表の研究 その4 値幅観測論 (抜粋)

更新日:

ども♪FP&証券アナリストのまことです。

一目均衡表の勉強を始めます。

均衡表の三大骨子は「時間論」「波動論」の二つに加えて「値幅観測論」があります。

一目均衡表の研究 その3では波動論を簡単に説明しましたが、ここでは値幅測定論(予測計算値)を紹介します。

値幅測定論

この手法は極めて簡単で、しかも切れ味が鋭く、ややもすると予測計算値を絶対視しがちですが、あくまで時間論、波動論を踏まえたうえで可能となる認識であることを強調しておきます。

値幅観測には基本的に四つの観測法があります。

以下の図をご覧下さい。

まず、図1はV計算値という計算方法で、BからCへの押しの倍返しを求めるものです。計算式はV=B+ (B-C)となります。

BからCへ下げた分を倍に返す運動です。

V波動で生じるポイントであり、その形からV計算値と名づけられています。

ついで図2はN計算値という計算方法です。

AからBへの上げをその後のボトムCから同値幅上げてくるとする考え方です。

計算式はN=C+(B-A) となります。

N波動の最初の上げ幅と後の上げ幅が等しくなるとするもので、やはりその形からN計算値と名づけられています。

三つ目は図3のE計算値という計算方法です。

AからBへの上げを高値Bに上乗せ(加算)する考え方です。

計算式はE=B+ (B-A)となります。

この計算方法を別名「二層倍」といいます。

A~Bの上げの初波動を地質学的な「層」と表現しています。

この「層」の上にまた一つ「層」を重ねるような運動を相場の世界では繰り返していることから 「二層倍」と名づけているわけです(注)。

四つ目は図4のNT計算値です。

ボトムAからボトム Cの切り上がり分をボトムCに加算したものです。

これはV計算値ではあまりに上値が小さすぎる N計算値、 E 計算値ではあきらかに大きすぎるときに生じるポイントです。

計算式はNT=C+(C-A)となります。

ただ、このNT計算値は極めて希にしか出現しません。

いかがでしょうか。

計算式で示すとこんな簡単なものかと思われるかもしれません。

しかし、前にも述べたように、実は相場の変動の本質は極めてシンプルであり、現実の高値、安値の現れ方のほとんどはV、N、E計算値のいずれかに該当しているのです。

なお、 値幅観測論はその21から詳細な解説を試みます。

 

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