ども♪昔、21世紀の資本を30ページぐらい読んで挫折したマコトです。
漫画なら最後まで読めると思い、まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」を読んでみました。主人公のひかりちゃんが可愛かったので最後まで読めましたよ!
まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」はフランスの経済学者であるトマ・ピケティの著書で英語訳版が発売されるやAmazon.comの売上総合1位に輝くなど大ヒットした21世紀の資本を漫画化したものです。
原書は資本主義の特徴は、資本の効率的な配分であり、公平な配分を目的としていない。そして、富の不均衡は、干渉主義を取り入れることで、解決することができる…と言うことを過去200年のデータを分析することによって示しているらしいです。
ちなみに、干渉主義って自分が関係あるないにかかわらず、他人が非人道的な事態が生じている場合は、積極的に介入して事態を鎮圧するべきだという思想です。
正義感があるのは良い事ですが、状況によっては迷惑だよね。
漫画でも本でも中心的な考え方は、資本収益率(r)と経済成長率(g)の関係式です。
rとは、利潤、配当金、利息、貸出料などのように、資本から入ってくる収入。
gは、給与所得などの収入。
そして、過去200年以上のデータを分析すると、資本収益率(r)は平均で年に5%程度であるが、経済成長率(g)は1%から2%の範囲で収まっているらしい。
つまり、r>g という不等式にまとめることができ、どんなに労働者が頑張っても資本を持っている人のほうが豊かになる可能性は高く、格差はどんどん大きくなっているらしい。
唯一、例外的な時代は第一次世界大戦、第二次大戦前後で、この時代は資本に壊滅的な打撃が会ったため、資本家と労働者の格差が縮まったらしい。
逆に1970年後半以降は富裕層や大企業に対する減税などの政策によって、格差が再び拡大に向かっているようです。
日本は1970年台に国民総中流を掲げたこともあり、他国と比べて格差はない気がしますが、正社員と派遣社員との格差が問題になったり、格差は広がっている気がします。
給与所得など(g)の格差も大きくなってるんだから資本収益率(r)を持って収入を安定させたいって思う人が多くなってもおかしくないんだけど、なかなか投資を始めようって人いないんだよえね。
私の周りだけかもしれないけど…
株はハイリスクハイリターンだと思うけど、最近じゃ、ソーシャルレンディングみたいなミドルリスク・ミドルリターンの投資が少額でできるいい時代になったと思うんだけどな〜
後、最近思ったことは私の周りでも収入の高い低いにかかわらず、家が裕福じゃない家の人や学歴の低い人は投資をしていない気がします。偏見かもしれないけど…
すいません。これは私の肌感覚などで間違ってると思います。
逆に収入が低くても投資で自分の資産を数十倍にしている人っているんだよね。何がこの差を生むんだろう?環境?親が自営業とか?
ちなみに私は日本も日本円も全く信用していないので、金、不動産、ソーシャルレンディング、ドル、仮想通貨などに分散しています。
儲けなくてもいいから、日本がどんな状況になってものほほんと暮らしたいので…
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