ども♪アラフィフの「人柱」ブロガーです。
深夜0時を回った。船橋の自室、5月の夜風が窓から忍び込んでくる。4本目のストロングゼロをゆっくり開けながら、スマートフォンでNVIDIAの決算発表を確認していた。売上高816億ドル、前年比85%増。ジェンセン・ファンCEOが「エージェンティックAI時代の到来」を宣言する動画を眺めながら、思わず苦笑いした。
「これだけ良くて、なぜNVDYは沈む」。
証券アナリスト(CMA)として、答えは知っている。「材料出尽くし」という市場のルール。好決算が既に株価に織り込まれていれば、発表後に売りが出る。カバードコールETFとしては上昇余地が元来制限されている。理屈では完全に理解している。しかし、感情が追いつかない夜というものがある。
今週のNVDYは配当155円を届けながら、週間騰落率で全16銘柄中最下位に沈んだ。エヌビディアが爆益を叩き出した週の「戦犯」が、エヌビディア連動型ETFだというのは、本当に業が深い。
含み損は-6.23%。それでもトータルリターンは+2.30%。この矛盾した数字が、カバードコールETFという「人体実験」の本質を、また一週間かけて証明してくれた。
今週の魂の叫び

- NVIDIA爆益決算→材料出尽くし→NVDYが戦犯!好決算を出した週に連動ETFが週間最下位とは、カバードコールの業の深さをまた一つ学んだ!
- 563Aが+7.29%で高水準維持!円建てNASDAQ100の新型兵器が確かな実力を示した!
- 含み損が先週-6.62%→今週-6.23%へ改善!トータルリターンも+1.92%→+2.30%へ!配当の蓄積が確実にポートフォリオを支え続けている!
嵐の一週間:5月19日〜23日の相場環境

今週は、AI革命の「深化」を告げる歴史的な出来事が相次いだ一週間でした。
最大のトピックはNVIDIA(NVDA)の決算(5月20日)です。売上高816億ドル、前年比85%増という「爆発的な数字」を叩き出しました。ジェンセン・ファンCEOは次世代アーキテクチャ「Vera Rubin」の詳細と、AIが「指示を待つツール」から「自律的に動くエージェント」へ進化する「エージェンティックAI時代の到来」を宣言しました。
しかし市場は神経質な動きを見せ、好決算にもかかわらず「材料出尽くし」として発表直後に株価が一時下落。この動きがNVDY(YieldMax NVDA Option Income Strategy ETF)の週間最下位を招いた直接の要因とみられます。
金融政策面では大きな転換点がありました。ケビン・ウォルシュ氏が5月22日にFRB議長に正式就任しました。同週に公開された4月FOMC議事要旨には「必要であれば再利上げも辞さない」という極めてタカ派的な発言が確認され、市場での年内利下げ期待はほぼ完全に消滅しました。
米10年債利回りが一時4.67%付近まで上昇したことで、長期国債系のTLTX・453Aにとっては引き続き厳しい環境が続いています。
明るいニュースも届きました。日経平均が63,339円と史上最高値を更新(週間+3.14%)。ソフトバンクグループがOpenAIのIPO機密申請報道を受けて2日間で30%超急騰し、日本市場全体を牽引しました。この日本株の強さが、東証上場の円建てNASDAQ100 ETFである563Aのパフォーマンス改善(+2.04pp)に寄与したとみられます。
主要指数はS&P500が+0.88%(8週連続続伸)、NASDAQ総合が+0.45%と小幅プラス。ハイテク決算への期待が地合いを支えた一方、金利高が上値を抑えた週でした。為替はドル円が158.74〜159.35円のレンジで推移し、今週の適用レートは159.154円です。

配当着弾記録:6発の補給物資

| 着弾日 | ティッカー | 受取額(ドル) | 受取額(円) | 魂の叫び |
|---|---|---|---|---|
| 2026/05/15 | ULTY | 0.88ドル | 139円 | 究極の利回りが先陣を切った!元本溶解が続く中でも、配当だけは届け続ける執念の補給物資! |
| 2026/05/18 | NVDY | 0.98ドル | 155円 | エヌビディア爆益の週に、しっかり155円を届ける義理堅さよ!戦犯の汚名も配当は返上できぬ! |
| 2026/05/19 | NVYY | 0.94ドル | 149円 | -27%超の奈落に沈みながら、それでも補給物資は届く!週次着弾の執念が、今週も炸裂した! |
| 2026/05/19 | TQQY | 0.67ドル | 106円 | 3倍レバレッジの死神が今週も穏やかに106円を届ける!深紅の損益率も、配当だけは外さない! |
| 2026/05/19 | YSPY | 0.64ドル | 101円 | S&P500週次配当の職人、今週も確実に着弾!偽りの安全と言われようと、配当の着実さは本物だ! |
| 2026/05/21 | TLTX | 1.08ドル | 171円 | 今週最高額171円!金利の嵐の中で、長期国債の守護者が最大火力を叩き込んだ! |
| 合計 | — | 5.19ドル | 821円 | — |
今週の着弾は6発、合計5.19ドル(821円)でした。先週(8.62ドル・1,347円・10発)と比較すると件数・金額ともに減少しましたが、これはETFごとの配当スケジュールのばらつきによるものです。
今週の最高額はTLTX(171円)。金利上昇という逆風の中でも、長期国債カバードコールETFが最大の補給物資を届けてくれたのは、少し皮肉でもあります。
NVDYは週間最下位の戦犯認定を受けながらも、155円という2番手の配当をしっかり届けました。悪者でも義理は果たす。カバードコールETFというのは、本当に気まぐれな戦友です。
銘柄別週間ランキング:戦場の明暗

| 順位 | ティッカー | 先週損益率 | 今週損益率 | 週間騰落率 | 魂の叫び |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | AIPI | -9.54% | -6.31% | +3.23pp | AI銘柄の反撃開始!エヌビディア決算の熱狂がセクター全体を押し上げた。今週最大の復活劇だ! |
| 2 | DOGG | +1.30% | +3.70% | +2.40pp | ダウの番犬が着実に加速!ディフェンシブの底力が光る。プラス圏を守りながら更なる高みへ! |
| 3 | CEPI | -3.21% | -1.12% | +2.09pp | 暗号資産の嵐を乗り越え、赤字圏脱出まであと一歩!混沌の覇者がここから這い上がる! |
| 4 | 563A | +5.25% | +7.29% | +2.04pp | 円建てNASDAQ100の新型兵器が高水準を維持したまま前進! |
| 5 | TQQY | -15.80% | -14.32% | +1.48pp | 3倍レバレッジの猛獣がわずかに大人しくなった!NASDAQ小幅プラスの波を受け、深淵から僅かに浮上! |
| 6 | FEPI | -4.00% | -2.75% | +1.25pp | FANGの牙が復活の兆し!ハイテク大手の決算ラッシュが背中を押した。赤字を確実に削り続けるぞ! |
| 7 | JEPQ | +6.30% | +7.11% | +0.81pp | 王者は揺るがない!NASDAQ連動の大将がまたも好位置!安定感こそが最強の武器だ! |
| 8 | 2865 | -0.40% | +0.40% | +0.80pp | 遂にプラス圏浮上!100%カバーの守備番人が、静かにして最も喜ばしい転換を果たした! |
| 9 | YSPY | -16.34% | -15.86% | +0.48pp | 深い傷は癒えないが、確実に前進している!週次着弾の職人は、今週も息を止めて歩み続ける! |
| 10 | TLTX | -4.01% | -3.58% | +0.43pp | 金利の嵐の中、今週最高配当171円を届けながら小さく前進!国債の守護者の矜持は失わない! |
| 11 | 453A | -1.72% | -1.33% | +0.39pp | BlackRock謹製の国債使いが地道に前進!為替と米金利の二重圧力の中で、静かに赤字を削る! |
| 12 | QQQI | +3.87% | +3.76% | -0.11pp | プラス圏を余裕で維持しながら、わずかな後退。嵐が去るのを静かに待つ大人の対応だ! |
| 13 | ULTY | -19.69% | -20.35% | -0.66pp | 元本溶解が続く吐血銘柄。しかし今週も配当139円を届けた執念だけは本物だ! |
| 14 | IGLD | -5.94% | -6.84% | -0.90pp | 先週に続き今週も後退。金価格の揉み合いが黄金の盾を蝕んでいる。反転の時を静かに待て! |
| 15 | NVYY | -25.96% | -27.48% | -1.52pp | 含み損の主犯がさらに深淵へ。-27%超の奈落に沈みながらも、週次配当149円を届け続ける執念! |
| 16 | NVDY | -2.05% | -5.81% | -3.76pp | 今週の戦犯!エヌビディア爆益決算でも「材料出尽くし」の洗礼。155円を届けながら最下位転落の皮肉よ! |
今週最大のドラマはNVDYです。NVIDIAが前年比85%増という爆発的な決算を発表した週に、その連動型ETFが全16銘柄中最下位(-3.76pp)に沈むという逆説。
「好材料=売りのシグナル」という市場の残酷なルールが、カバードコールETFを直撃した格好です。一方、上位にはAIPI(+3.23pp)・DOGG(+2.40pp)・CEPI(+2.09pp)と異なるカテゴリの銘柄が並びました。
特にAIPIは、NVDA決算によるAIセクター全体への波及効果を最も受けた一銘柄と言えます。また2865が遂にプラス圏(+0.40%)へ浮上したことは、地味ながら今週の明るいニュースのひとつです。100%カバー型の守備番人が、静かに浮上しました。
決算報告:人体実験第5月4週の現況

| 項目 | 金額(ドル) | 金額(円) |
|---|---|---|
| 投資元本 | 1,732.53ドル | 275,739円 |
| 株式時価総額合計 | 1,624.51ドル | 258,547円 |
| 株式評価損益合計 | -108.02ドル | -17,192円 |
| 株式評価損益率 | -6.23% | — |
| 累計配当金総額 | 159.06ドル | 25,315円 |
| トータルリターン | +51.04ドル | +8,123円 |
| トータルリターン率 | +2.95% | — |
(為替レート:1ドル=159.154円)
先週(評価損益-6.62%・トータルリターン+1.92%)からの変化を確認すると、評価損益率が0.39ポイント改善し、トータルリターン率も0.38ポイント改善しました。
S&P500・NASDAQが小幅プラスだった週の恩恵を受け、時価総額が若干回復した形です。累計配当金159.06ドルの蓄積が、引き続きトータルリターンをプラス圏に押し上げています。
今週到着した6発821円の補給物資については、次週以降のレポートに累計へ反映される予定です。評価損と配当収入の組み合わせで、人体実験は今週もギリギリ水面上を維持しています。
CMAが読む:カバードコールETFと「好決算でも下がる」という逆説

証券アナリスト(CMA)の視点から、今週のNVDYの動きを構造的に整理しておきたいと思います。
なぜ好決算でETFが下がったのか。 NVIDIAの決算は確かに「爆益」でした。しかし投資の世界では、期待値が高すぎる場合、実際の数字がどれだけ良くても「材料出尽くし」として売りが出ます。
5月20日の決算前、市場はNVDAの好決算をかなりの程度「先取り」して株価を押し上げていました。発表後に失望売りが出るのは、期待値が高すぎた証拠でもあります。
カバードコールETFにとっての二重の構造。 NVDY(YieldMax NVDA Option Income Strategy ETF)はNVDA株に対してコールオプションを売る戦略を取っています。株価下落時はNAVが下がります。
さらに、カバードコールETFの構造上、決算後の急上昇局面では利益が制限されます(ストライクプライス以上の上昇はオプションで相殺されるため)。「下がっても下がり、上がっても頭を押さえられる」という局面では、特にパフォーマンスが厳しくなるのです。
それでもなぜ続けるのか。 答えは単純です。配当です。NVDYは今週も155円を着弾させました。カバードコールETFの設計思想は「上昇益の一部を犠牲にしてオプションプレミアムを受け取り、それを配当として還元する」ことです。株価が揺れても、プレミアム収入は積み上がり続けます。
累計147.95ドルの配当が、評価損-108.02ドルを大幅に上回り、トータルリターンをプラスに保っています。それが今週の数字の現実です。
一点だけ、今後の留意事項を申し上げます。ウォルシュ新FRB体制の下で金利が高止まり、あるいは再上昇した場合、長期国債系(TLTX・453A)の評価損がさらに拡大するリスクがあります。
タカ派の新議長という環境変化は、ポートフォリオ全体にとって、しばらく「向かい風」として意識し続ける必要があります。人体実験は、マクロ環境の変化をも身をもって体感する場所です。
聞いてください!!

エヌビディアが爆益を出した週に、エヌビディア連動ETFが全銘柄中最下位になる。
これを聞いて、「もう投資はやめた」と思った方もいるかもしれません。正直、私もストロングゼロ4本目に手が伸びました。しかし、「なぜこんなものに投資したのか」という後悔より先に、「これだからカバードコールETFは面白くて難しい」という感覚がある。人体実験とは、そういうものだと思っています。
でも、あなたに聞いてほしいのです。
今週、6発の配当が届きました。821円。先週の1,347円より少ない。しかし、この821円は、何もしなくても届いたのです。NVIDIAが爆益を出した夜も、NVDYが沈んだ朝も、配当は着弾し続けました。
これがカバードコールETFの本質です。株価という「見た目の数字」が上下しても、配当という「現金の流れ」は止まらない。CMAとして断言します。含み損と配当収入は本質的に別の話です。評価損益は現時点の紙の上の数字。受け取った配当は、実際にあなたの口座に届いた現金です。
累計配当金147.95ドル。投資元本1,732.53ドルに対して、すでに8.5%以上の現金を回収しています。含み損-6.23%より先に見るべき数字が、ここにあります。来週のNVDYの動向が、また楽しみになってきました。
人体実験は、まだ続く。
※本記事は情報提供を目的としたものです。特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
投資のリアル
- 私の持っているカバードコールETFリスト
- 2025/12/13:JEPQ80枚で爆損したアラフィフの運用成績公開。配当金より含み損が痛い
- 2025/12/20:SBIで門前払いされた「三悪魔(FEPI・2AIPI・CEPI)」、ついに確保
- 2025/12/27:【狂乱】JEPQは前座だった。マネックスで買い漁った「YieldMax軍団」と、崩壊寸前の高配当ポートフォリオ
- 2026/1/1:【12月決算】1,990円の配当を受け取り、4,934円を失う男
- 2026/1/3:【CEPI初配当】利回り100%超の怪物たちへ挑む。配当で含み損を殴り倒すサバイバル投資
- 2026/1/10:【逆転近し】利回り100%の劇薬ポートフォリオが10日で「死の淵」から生還
- 2026/1/17:【黒字化】輝くIGLDと戦犯TQQY。地獄の1年心中宣言
- 2026/1/24:【週報】黒字幅が3倍に拡大!覚醒したIGLDと、地に落ちたNVYY
- 2026/1/30:【1月最終報告】天国から地獄へ。黒字は「幻」だった。AIPIとULTYが吐血し、再び赤字生活へ逆戻り
- 2026/2/7:【2月速報】配当2,000円着弾!そして「+$50ドルの大逆襲」。売られすぎたAI株が息を吹き返した日
- 2026/2/14:【含み損過去最悪】配当なし週の「禁断症状」。口座を開いたら真っ赤な海が広がっていた
- 2026/2/21:【26年2月3週:資産溶解】配当54ドル受領も赤字!AI高配当ETFの罠と、輝くダウ犬・金
- 2026/3/1:【2月決算】配当31.64ドルの麻酔でも隠せぬ-79.56ドルの深淵。天国から地獄への資産溶解記録
- 2026/3/7:【絶望の連鎖】配当12.21ドル受領も含み損123.60ドルの深淵!中東危機で加速する「資産溶解」3月1週
- 2026/3/15:【2.1万消失】1位CEPIと最下位YSPYの明暗。原油98ドルとインフレの絶望 3月2週
- 2026/3/21:【極寒】IGLD崩壊と唯一の希望DOGG。損益率-11.65%の氷河期 3月3週
- 2026/3/29:【極寒の桜】IGLD崩壊とCEPI無残!含み損13%超のタコ足絶頂心中録
- 2026/4/4:【猛火】QQQIの猛撃とDOGGの失速!トータル損益率-5.6%の断末魔
- 2026/4/11:【極寒】CEPI爆騰で「仮想の牢獄」から脱獄成功?DOGGとの明暗を分けた修羅の4月2週 トータルリターン -3.51%!
- 2026/4/19:【狂喜】CEPI爆騰で脱獄目前!YSPYは沈黙の-18.50%…トータルリターン水面下5ドルの奇跡 4月3週
- 2026/4/26:【YSPY首位】配当の雨が資産を育む!トータルリターン逆転への夜明け前!
- 2026/5/2:【人柱の証明】米国株最高値!含み損8%もトータルリターンわずか-0.69%。カバコ戦略の真骨頂
- 2026/5/10:【人柱の実験】カバードコールETF16銘柄、評価損-6%でも累計配当が含み損を喰い破る瞬間。NASDAQ史上最高値で見えた構造 5月第2週
- 2026/5/17:【戦犯IGLD】有事の金が配当最高額250円を届けながら騰落率最下位に沈んだ週、含み損-6.62%の戦場実況
- 2026/5/23:【戦犯NVDY】エヌビディア爆益決算が招いた皮肉、配当155円届けながら週間最下位に沈んだ、含み損-6.23%の戦場実況 2026年5月23日
- 2026/6/2:【二週連続最下位NVDY】日経史上最高値の週に孤立沈没!三銘柄黒字転換でも含み損-5.23%・TR+4.24%の戦場実況
- 2026/6/8:【雇用統計ショック】NASDAQ単日-4.18%の金曜大虐殺!含み損-9.10%へ急転落、それでも累計配当172.54ドルがトータルリターン+0.86%を死守

コメント