[youtube id=]ども♪まことです
今自分の中でブームの一目均衡表の研究をしたいと思います。
※日経平均株価などの日本の指数は日本企業の業績に関係なく、米国の指数の影響を受けます。
そのため、日本の指数よりも米国のダウ平均の方が相場の方向性を見るのに適していると考え、一目均衡表の研究ではダウ平均を使用し分析しています
遅行スパンと実線、先行スパン
この遅行スパンについては、 一目均衡表の研究 その2 計算方法を覚えるにも紹介しましたが、ここでもう一度作図方法を述べます。
当日の終値を、当日を含む26日前の位置にプロットします。
その後が上げ相場なら、26日前よりも必ず現在の方が高いのは自明の理であり、逆に下げ相場となればその反対の結果となります。
どうしてこのような操作をするかといえば、その本質は26日前と現在を常に比較することにあります。
上のチャート (ダウ平均)の中から実例を取り出してみましょう。
2020年のコロナショックの暴落時の戻り相場となった場面です。
遅行スパンは、その26日前、チャートのbの場面です。
この局面で遅行スパンが実線 (ローソク足)を下から上に突破しています。
この状態を遅行スパンが好転したといいます。
また、aの局面は、2020年1月から3月にかけての29,000ドル台の保ち合いを割れ始めた時点ですが、このときの遅行スパンはaの位置であり、実線を割り込んでいます。
この状態を遅行スパンが逆転したといいます。
その後は急落となり、3月23日の底まで本格的な転換を示してはいません。
次に、あとあ‘に注目してください。
遅行スパンの上昇が、先行スパンの帯の上限で頭を押さえられ、また、転換線に実線が抑えられています。
実践と遅行スパンが、このような状態では、本格的な相場の反転は望めません。
今度は4月29日近辺のCと26日前のbの点に注目してみましょう。
4月29日は遅行スパンの好転、基準線の上昇、実線が基準線の上、雲を上に抜ける状態になりました。
このような条件が満たされ、暴落後の相場でも安心して買うことができると判断できるのです。
事実、その後も株価は上昇し、コロナショック前の高値を超えることができました。
このように、 遅行スパンと実線・先行スパンなど、 均衡表の種々の指標との関係は実に多くの情報を知らせてくれます。
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