ども♪FP&証券アナリストのまことです。
一目均衡表の補足。
酒田五法
「酒田五法」 を始め日本のいわゆる罫線と称されるものは、「足型」 の意味を読み取る方法が主流です。
投資家の中でベストセラーと言われている酒田五法はきわめて実戦向きではありますが、足型が組み合わさった多くの「足組」 を記憶する必要があります。
相場の勢力を考察するうえで、均衡表では「型譜」を重要視しています。
酒田五法と併せてご利用されればよいと思います。
ちなみに、 型譜とは 「かたち」 の意味です。
型譜の種類 (陽連)
①順動五陽連以上
順次に切り上がる5本連続以上の陽線。
特に相場が一期(26日) 以上にわたり下落を続けた後で、この型譜が生じると、きわめて強い 「買い」 勢力の発生を意味します。
この五陽連は、それまでの相場に対して「小幅をもって最良」とします。
②順動七陽連以上
順次に切り上がる7本連続以上の陽線の意味。
五陽連に次ぐ型譜。
③順動九陽連以上
順次に切り上がる9本連続以上の陽線 七陽連に次ぐ型譜。
④順動一陰介在五陽連
立ち会い 6日間のうちに陰線1本を間に挟んで、前後で陽線5本が順次に切り上がるパターン。
五陽連に次ぐ強い「買い」 勢力の発生を意味します。
⑤順動一陰介在七陽連以上
立ち会い 8日間のうちに陰線1本を間に挟んで、前後に陽線7本が順次に切り上がるパターン。
⑥順動二陰介在九端連以上
立ち会い11日間のうち陰線2本を挟んで、前後に陽線 9本が順次に切り上がるパターン。
⑦不順動五陽連以上
五陽連ではあるが、 順動五は陽線5本の実体(ローソク足の寄り付きと引け値の間、ちなみに高値 安値はヒゲと称する) と高値・安値がともに切り上がりをみせるのに対して、不順動五陽連はこの実体、ヒゲが不揃いとなったパターン。
⑧不順動七陽連以上
七陽連ではあるが、不順動五陽連同様に高値 安値が順次に切り上がらずに不揃いとなったパターン。
⑨不順動九陽連以上
順動九陽連と違って高値・安値が不揃いとなった9本連続の陽線のこと。
比較的変動幅が小さい時期に出現しやすいものです。
型譜の種類(陰連)
①順動五陰連以上
順次に切り下がる5本連続以上の陰線 特に相場が一期(26日) 以上にわたり上げ続けた後でこの型譜が生じると、きわめて強い「売り」 勢力の発生を意味します。
②順動七陰連以上
順次に切り下げる7本連続以上の陰線の意味。 五陰速に次ぐ型譜。
③順動九陰連以上
順次に切り下げる9本連続以上の陰線。七陰連に次ぐ系譜。
④順動一陽介在五陰連
立ち会い6日間のうちに陽線1本を間に挟んで、前後で陰線5本が順次に切り下げるパターン。
五陰連に次ぐ強い「売り」 勢力の発生を意味します。
⑤順動一陽介在七陰連
立ち会い8日間のうちに陽線1本を間に挟んで、前後に陰線7本が順次に切り下げるパターン。
⑥順動二陽介在九陰連
立ち会い11日間のうちに陽線2本を間に挟んで、前後に陰線9本が順次に切り下げるパターン。
⑦不順動五陰連
五陰連ではあるが、順動五陰連は陰線5本の実体、高値・安値ともに切り下が
りをみせるのに対して、不順動五陰連は、この実体、ヒゲが不揃いとなったパターン。
⑧不順動七陰連
七陰連ではあるが、 不順動五陰連同様に高値・安値が順次に切り下がらずに不揃いとなったパターン。
⑨不順動九陰連
動九陰連と違って、高値・安値が不揃いとなった9 本連続の陰線のこと。
較的変動幅が小さい時期に出現しやすいものです。
なお、陽連 陰連の間に十字足が介在した場合も陽連、陰連として数えることになります。
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