ども♪投資が好きなFP&証券アナリストのまことです。
先週の相場と今週の展望をまとめたいと思います。
今週の展望と先週の株価
今週の注目指標として10日に10月の消費者物価指数(CPI)、11日にミシガン大学消費者信頼感指数が発表されます。
CPIの予想値がやばいですね。
米クリーブランド連銀の予想によると、エネルギーと食品を除くコアCPIは前年同月比6.6%上昇と9月(6.6%上昇)から伸びが横ばい。
予想通りなら、FRBが4会合連続で0.75ポイントの利上げを行ったのにインフレが高止まりのままってことですからね。
12月の利上げ幅の予想が0.5ポイントから0.75ポイントに変わって大幅下落につながると想像します。
8日には米中間選挙もありますし、油断のできない1週間になりそうです。
さて、予想は当たるかな?

投資家心理が揺れる1週間になりそうです。
先週は米3指標ともに大幅に下落しました。
ダウ平均は4週連続、S&P500、NASDAQは 2週間連続で上昇していたので一服した感じです。
注目のFOMCでは想定通り今後の利上げペース減速を示唆する文言も声明文に盛り込まれ一旦株価は上昇しましたが、その後の記者会見でパウエル議長がタカ派的なコメントを発言したため下落。
しかし、米10月雇用統計では非農業部門雇用者数が26.1万人と市場予想(+19.3万人)を大きく上回ったものの失業率が3.7%と市場予想の3.6%を超えて9月の3.5%から大きく上昇したため、インフレ懸念が弱まり株価は上昇しました。



非農業部門雇用者数が大幅に予想を上回ったため、株価は下落すると思ったのですが。。。失業率の上昇と言う、景気後退→利下げが早まると言う連想が打ち勝った感じですかね。
11月のFOMCを過ぎました。FEBウォッチャーの予想はターミナルレート(利上げの最終地点)が0.25ポイント上昇しました。




Fear&Greed Indexは先週の61から58まで下がりました。
中間選挙の年は7月から年末まで上昇するというアノマリーがあります。
ただ、Fear&Greed Indexが58と下がり始めたので一時的な調整があると想像します。




今週は消費者物価指数(CPI)、ミシガン大学消費者信頼感指数、米中間選挙とイベントが目白押しです。
株価は乱高下しそうですね。


株式
ダウ平均は1.4%安の32403.23ドル、S&P500は3.35%安の3770.56ドル、NASDAQ100は6.33%安の10845.41ドルとなりました。
金利が上がる時の新興企業の下落が著しいですね。



レバナス民大丈夫かな?






記事で書かれているのは先週金曜終値と今週金曜日終値を比較しています。
金利&為替
米2年債金利は5.4%高の4.663%、米10年債金利は3.66%高の4.163%になりました。
短期の金利の上昇が著しいですね。10年債− 2年債のスプレッドが0.5ポイントもあるのを初めてみました。




ドル円は0.72%安の146.651円、ドルインデックスは0.01%高の110.788ドルになりました。
ドルインデックスもドル円も金利が大幅に上昇下にしてはドル高に振れていません。
ピークは過ぎた気がします。




今週の注目チャート
今週はビットコインを取り上げてみました。
一目均衡表の雲をうわ抜けたので上昇基調になった気がします。
暗号資産は半年前ぐらいはNASDAQと相関が一致していましたが、最近は商品と相関が近くなってきました。




先月の相場






10月のダウ工業株30種平均は月間として約46年ぶりの上昇率でした。
米連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げペースを鈍化させるとの思惑が浮上し、経済の減速に歯止めがかかるとの見方から景気敏感株を中心に買いが入りました。
10月のダウ平均は14%上昇し、1976年1月以来46年9カ月ぶりの上昇率を記録しました。
多くの機関投資家が指標とするS&P500も8%高、ハイテク株で構成するNASDAQも4%上昇しました。
そろって年初来安値圏に沈んでいた10月上旬以降の回復が顕著ですね。
背景には米金融政策の先行きをめぐる見方の修正があります。
FRBが景気に配慮して12月にも利上げ幅を縮小するとの観測が一部で浮上しています。




財務省は31日、10月分(9月29日-10月27日)の為替介入額が6兆3499億円だったと発表されました。
月次ベースの円買い介入としては、24年ぶりに実施した9月の2兆8382億円を超えて過去最大。
円安の流れに歯止めがかからない中、通貨当局は過度な変動を容認せず再度の介入も辞さない構えを示しました。
為替介入は21日と24日のほか、小規模の介入を加えたとの話です。
為替介入をした甲斐もあり、ドル円は下落基調です。
今週買った銘柄
日本製鉄✕3
おすすめの本
下の2冊は経済指標を見る上で色々と参考にさせて頂いています。
ワンランク上の投資家を目指すなら読んでおくべき。
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