ども♪投資が好きなFP&証券アナリストのまことです。
先週の相場と今週の展望をまとめたいと思います。
今週の展望と先週の株価
今週はインフレの減速期待が高いものの、FRB高官のタカ派発言で上値が重い展開を予想しています。
23日にFOMC議事要旨が公表されますが特段サプライズはないという噂です。その他に重要な経済指標の発表もないため、先週の流れを引き継ぐ形だと思います。
金利の上昇が収まるまでボックス相場ですかね。
本格的な上昇はその後になると想像しています。
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先週は米3指標ともに下落。
米卸売物価指数(PPI)が予想以上に減速していたため、週中央から株価は上昇しました。
週間でみるとほぼ横ばいダウ平均に行ったっては0.01%安と殆ど変わりませんでした。

退屈だけど穏やかな週でした
FEBウォッチャーも先週とほぼ変わらず。




Fear&Greed Indexは先週の66から62まで若干下がりました。
Fear&Greed Indexだけ見ると、株価は調整しそうな雰囲気ですが。。。
今週に株価が調整するなら23日のFOMC議事要旨あたりが怪しいですね。
何もないと思いますが、市場はなにか勝手に解釈するかもしれません。




今週はめぼしい経済指標は発表されませんね。
穏やかに一週間になりそうです。


株式
ダウ平均は0.01%安の33,745.70ドル、S&P500は0.69%安の3,965.33ドル、NASDAQ100は1.11%安の11,676.07ドルとなりました。
金利の上昇の割に株価は穏やかな展開でした。
ターミナルレート(利上げの最終到達地点)がほぼ確定されたので、株価も金利の影響を受けづらくなってきましたね。






記事で書かれているのは先週金曜終値と今週金曜日終値を比較しています。
金利&為替
米2年債金利は4.37%高の4.539%、米10年債金利は0.49%安の3.831%になりました。
ターミナルレート(利上げの最終到達地点)を織り込んで、米10年債金利は上昇しづらくなってきましたね。




ドル円は0.52%高の140.334円、ドルインデックスは0.24%高の106.969ドルになりました。
ターミナルレート(利上げの最終到達地点)を織り込んで、ほぼ横ばいですね。
もう、ドル円が150円になることはなさそうです。
金利が上昇し終わった後はどれだけのスピードで円高が進むのか見ものですね。
来年か再来年中にドルの買い場が来そうな予感です。




今週の注目チャート
今週は米10年債金利と米2年債金利のスプレッドに注目してみました。


スプレッドは0.708%と予想以上に拡大ししました。
また、逆イールドになった4月1日から7ヶ月以上が経過しました。
逆イールドの発生が観測された日から、景気後退入り(景気後退入りした月の1日)までの日数は、平均1年6ヶ月なので、11ヶ月後には景気後退しそうです。
まあ、それまでは株価は堅調と考えています。


今週買った銘柄
なし
おすすめの本
下の2冊は経済指標を見る上で色々と参考にさせて頂いています。
ワンランク上の投資家を目指すなら読んでおくべき。
励みになるので押してくれると嬉しいです♪
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