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【12/11】FOMCの発表後に株価は下落か?

ども♪投資が好きなFP&証券アナリストのまことです。

先週の相場と今週の展望をまとめたいと思います。

目次

今週の展望と先週の株価

今週の注目指標として、13日に米消費者物価指数(CPI)、14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)があります。

先日の雇用統計の発表以降、下げ相場が続いているので、CPIやFOMCの結果がインフレ懸念を払拭してくれる内容であることを祈るばかりです。

ただ、インフレ懸念払拭は難しいと思うんですよね。むしろ、さらにインフレ懸念が高まる可能性が大きいと考えています。

米クリーブランド連銀の予想によると、エネルギーと食品を除くコアCPIは前年同月比6.2%上昇と10月の6.3%上昇から若干伸びが鈍化するものの高値を維持しています。

さらに、FOMCでは3カ月に1度発表する経済見通しで、政策金利の予想を9月時点から上方修正するとみられています。

FOMCではパウエル議長が前週の講演で示唆したように利上げ幅を0.5%と、過去4会合の0.75%から縮小する公算が大きいです。

しかし、政策金利予想が上方修正されれば、株価は下落傾向が続く可能性が高いです。

マコト

FOMCの発表の前にある程度、利益確定しようかな・・・

先週は米3指標ともに大幅に下落しました。

9日にミシガン大学が発表した12月の米消費者態度指数(速報値)は59.1と11月(56.8)から上昇し、市場予想(56.5)を上回りました。

また、同日に発表された、11月の米生産者物価指数(PPI)も前月比0.3%上昇と市場予想(0.2%上昇)を上回り、インフレ圧力の根強さを示したこともあり、株価は下落しました。

14日に発表されるFOMC前に利益確定もあり、先週は2%以上の株価下落となりました。

マコト

ダウ平均、S&P500、NASDAQの週間連続上昇が終わってしまいました。。。

「フェドウオッチ」では2023年の9月から利下げが開始されるとの予想されるなど、早期の利下げが期待されています。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、米連邦準備理事会(FRB)はインフレを押し下げるために十分に制約的な水準まで金利を引き上げ、2023年を通して金利をその水準に維持する必要があると言っていました。

フェドウォッチャーの利下げ期待が裏切られて、2023年の株価は低迷する未来しか見えません。

Fear&Greed Indexは先週の63から54まで下がりました。

まだ下げが弱いですね。FOMC発表でガツンと下げる気がしてなりません。

今週は13日に米消費者物価指数(CPI)、14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)があります。

最近発表される経済指標はインフレが長期化する懸念が高まるような強い数字ばかりなので、株価が調整する覚悟が必要ですね。

最近、債券の利回りが魅力的になってきたので、暫くは債券に投資した方がいいかも知れませんね。

株式

ダウ平均は2.77%安の33,476.47ドル、S&P500は3.37%安の3,934.39ドル、NASDAQ100は3.46%安の11,549.96ドルとなりました。

金利が上昇したこともあり、NASDAQ100の下落が著しいです。

しかし、研究開発費の金額やイノベーションの可能性などを考慮すると、米国のハイテク企業やIT企業は悲観的に考えなくても良いと思います。

リストラも進めていますし、インフレ懸念が後退して、株価の上昇局面になったら、あっという間に上昇しそうです。

金利&為替

米2年債金利は1.8%高の4.353%、米10年債金利は2.75%高の3.584%になりました。

来週のFOMCでは政策金利の予想を9月時点から上方修正すると見られています。

さらに上昇する可能性がありそうですね。

ドル円は1.69%高の136.578円、ドルインデックスは0.41%高の104.932ドルになりました。

来週のFOMCでターミナルレート(金利の最終到達点)を上方修正するという予想もありますし、注意が必要です。

5%程度に留まるなら米長期金利の上昇が止まり、円安起点の日本の物価上昇率も鈍化すると思いますが、6%台になるのなら厳しいですね。

6%なら円安は一段と進行し、物価高が消費を抑制して日本経済の低成長が現実化しそうです。

また、日本だけでなく米国以外の世界経済も大減速を強いられますね。金融危機再来ってところでしょうか。

今週の注目チャート

今週の注目チャートはプラチナ。

日足では 9月初めをそこに上昇し、下落したとしても、転換線がサポートラインとなり上昇しています。

週足で見ると雲の上で抑えられているように見えます。ただ、来週から雲の上が切り下がりますので、来週以降は抵抗が少ないと考えます。また、遅行線が実線を上回ったため、買いシグナルが発生したと判断します。

また、ファンダメンタル的に需要の拡大が見込めます。

プラチナは水素生成装置や電気自動車の燃料電池にも使用されます。

特に電気自動車用の燃料電池はディーゼル車の10倍ものプラチナが使われるため、長期的に上昇傾向が続くと考えています。

緑色の遅行線がローソク足を上回りました。

一目均衡表では遅行線がローソク足を上回った場合を「好転」(買いシグナル)と考えます。

今週買った銘柄

なし

おすすめの本

下の2冊は経済指標を見る上で色々と参考にさせて頂いています。

ワンランク上の投資家を目指すなら読んでおくべき。


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