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【12/18】景気後退を織り込みながら株価は下落か?

ども♪投資が好きなFP&証券アナリストのまことです。

先週の相場と今週の展望をまとめたいと思います。

目次

今週の展望と先週の株価

今週は景気後退を織り込みながら下落局面ですかね。

先週の米小売売上高が市場予想の0.1%減を下回り0.6%減に大幅に市場予想を下回ったため株価は下落。。。

下落ですよ

今週の始めまでは悪い経済指標が発表されるとインフレ圧力の低下から、株価は上昇していたので、FOMCの発表を機に潮目が変わりました。

もし、米小売売上高の発表後のような市場の動きが続くようなら、今週は下落局面と考えます。

今週発表される、米住宅着工件数も、個人所得も、個人支出も先月を下回る予想のため、株価が上昇する要因になるとは思えません。

マコト

インフレと景気減速の板挟みで経済指標への反応がコロコロ変わります。
暫くは様子を見たほうがいいかも知れません。

先週は米3指標ともに下落しました。

13日の米CPIの発表が予想を下回ったため、インフレ懸念が後退し株価は上昇。

しかし、次の日の14日に発表されたFOMCで利上げが0.5%と前回の0.75%より利上げ幅は縮小したものの、あわせて公表した23年末の政策金利見通しが5.125%(5.00~5.25%の範囲)なったことで株価は下落。

さらに、15日に発表された米小売売上高が予想を下回ったため、景気後退懸念が台頭し株価は下落しました。

経済指標に右往左往した1週間となった形です。

マコト

FOMCごに市場の反応が変わるのは想定外でした。。。

フェドウオッチはFOMCの発表を信じていませんね。

FOCMで23年末の政策金利見通しが5.125%と発表されても、訂正される気配がありません。

理由はFOMC後に示した委員らの経済見通しに矛盾があるからみたいです。

コアPCE(個人消費支出)物価指数が2023年10~12月期で前年比3.5%上昇と予想されたものの、モルガン・スタンレーの推計では「住居除くサービス価格が今年のピークに近い水準が来年1年間続く必要がある」ため、現実的ではない。

また、失業率予想の4.6%という数値も現状から1ポイント近い上昇になるため、賃金上昇には繋がらないはずと分析されています。

発言に矛盾がある結果、「インフレとの戦いは終わりが近いと市場が楽観するのを防ぐため、あえてインフレ持続シナリオを示した」と思われているみたいです。

さて、FOMCと市場関係者、どちらの予想が当たるのか見ものです。

3ヶ月に一度改定されるターミナルレート(利上げの最終着地点)見通しは9月の4.6%から5.1%と0.5ポイント上がりました。

Fear&Greed Indexは先週の54から42まで下がりました。

徐々に下がってきましたがまだ下げが甘いです。まだ買いには行けませんね。

反応が変わったなら、今まで注意してなかった経済指標も注目する必要がありますね。

今週は、住宅着工件数、コンファレンスボード消費者信頼感指数、個人所得、個人支出、新築住宅販売件数などに注目です。

株式

ダウ平均は1.66%安の32,920.47ドル、S&P500は2.09%安の3,852.35ドル、NASDAQ100は2.89%安の11,215.93ドルとなりました。

ダウ平均強いですね〜

S&P500とNASDAQ100は10月に付けた直近安値に近づいてきました。

ちなみに直近安値はS&P500が3,577.04、NASDAQ100が10,696.13です。

安値を下回ったら買いですかね。

金利&為替

米2年債金利は3.86%安の4.185%、米10年債金利は2.62%安の3.490%になりました。

FOCM発表後も下げていますね。政策金利が上昇しているのに、国債の金利が下がっている。。。

転換点なのか、市場が間違っているのか、今後の展開が予想しづらい状況です。

ドル円は0.07%高の136.679円、ドルインデックスは0.09%安の104.837ドルになりました。

週間でほぼ動かず。動きづらい市場環境です。今は投資を待つ時期です。

今週の注目チャート

今週の注目チャートは米国10年債と2年債のスプレッドです。

1989年から見ても最大の逆イールドが発生しています。1980年代初頭以来の幅に拡大のようです。

当時はボルカー連邦準備制度理事会(FRB)議長の下でインフレ退治のための積極的な利上げが進められ、米経済は深刻な景気後退に陥りました。

ただ、今回の逆イールドはFRBのバランスシート政策の影響を強く受けている可能性があり、過去との比較が難しいです。

2021年11月のテーパリングから始まり、2022年6月から開始されたバランスシート縮小(QT)が進む中で、需給面の観点から、FRBの保有が減少している2年債に関しては金利上昇圧力が強まる一方で、10年債に関しては金利低下圧力がかかりやすくなっているからです。

ただ、割り引いて考えても逆イールドが発生している事実は変わらないので、景気後退の可能性は高いと考えています。

今週買った銘柄

なし

おすすめの本

下の2冊は経済指標を見る上で色々と参考にさせて頂いています。

ワンランク上の投資家を目指すなら読んでおくべき。


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