2021年秋、米国が本格的に利上げするとの予測が急速に強まってきた時期に発表したIMFがまとめたレポートが注目を浴びました。
米国金利が%上がればアジア太平洋地域の62の国の経済成長率を0.2%下げる
そして
低成長の新興国では0.4%下げる
さらに「米金利の上昇の原因が景気の良さによるものだと、 金利上昇による景気へのマイナスはある程度緩和されるが、原油などの供給が不足していることやコロナによる物資の輸送の遅れなどが主な原因だった場合には、新興国を中心に相当重大な影響を与える」とレポートしたんだ。
現在、2023年1月だが、米国の政策全利はさらに数回、5.0%近くまでは上がると予想されている。
となれば、米国10年国債の利回りが3.5%を上回り続ける可能性が高い。
2022年以降は米国よりも新興国のほうが投資妙味が高いと言われているが、IMFがまとめたレポートを見る限り、米国以外の国に投資をするのはリスクが高いと考えている。
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