ども♪投資が好きなFP&証券アナリストのまことです。
先週の相場と今週の展望をまとめたいと思います。
今週の展望と先週の株価
4100ドル近辺でもみ合いか
週足の一目均衡表のみると、4050ドルから4220ドル近辺に雲が発生しているため、もみ合う可能性が高いと考えています。
ただ、遅行指数を見ると、今年に入ってから実線と連動するように動いているんですよね~
この流れが続くようならば、2月の後半から3月一杯は昨年10月につけた安値である3,491ドルに向かって下落する可能性があります。
ただ、今週はインフレを測定する主立った経済指標の発表がないため、4100ドル近辺でもみ合うと想像します。


今週は重要な経済指標の発表がないため小休止の週になりそうです。
生産者物価指数の発表で大幅下落
14日に出た米CPI(消費者物価指数)は前年同月比で6.4%上昇と市場予想(6.2%上昇)を上回り、16日のPPI(生産者物価指数)の上昇率もコンセンサスより大きくなった。
これを受け、米連邦準備理事会(FRB)は金利を従来の予想以上に引き上げる可能性が台頭し、実質金利が上昇。
金利上昇が長引くとの予想から先週のダウ平均、S&P500は下落して取引を終えた。
ダウ平均、S&P500の下落は2週間連続。
ただ、金利が上昇したにも関わらず、NASDAQ100は上昇。
先々週までは金利が上昇するとNASDAQ100のパフォーマンスがダウ平均、S&P500を下回る傾向だったが、先週は異なった動きを見せた。
なんでですかね?
今年に入り、NASDAQ100などの新興企業の株価は明らかに上昇基調になっています。
023年のバイロン・ウィーン氏のビックリ10大予想の4番目に「FRB の引き締めにもかかわらず、市場は年の半ばまでに底を打ちし、2009 年に匹敵する株価上昇を始める。」と言うのあります。
2月なのに株価上昇の兆しが出てきたのかな?


最後に今月の消費者物価指数と生産者物価指数の結果。
消費者物価指数(CPI)
(前年比) 前回:6.5% 予想:6.2% 結果:6.4%
(前月比) 前回(修正値):-0.1%(0.1%) 予想:0.5% 結果:0.5%
(食品・エネルギー除くコア)(前年比) 前回:5.7% 予想:5.5% 結果:5.6%
(食品・エネルギー除くコア)(前月比) 前回(修正値):0.3%(0.4%) 予想:0.4% 結果:0.4%
生産者物価指数(PPI)
(前年比) 前回(修正値):6.2%(6.5%) 予想:5.4% 結果:6.0%
(前月比) 前回(修正値):-0.5%(-0.2%) 予想:0.4% 結果:0.7%
(食品・エネルギー除くコア)(前年比) 前回(修正値):5.5%(5.8%) 予想:4.8% 結果:5.4%
(食品・エネルギー除くコア)(前月比) 前回(修正値):0.1%(0.3%) 予想:0.2% 結果:0.5%



金利が上がっているのにNASDAQ100は強いですね。。。
不思議。。。
Febウォッチ
CPI、PPIの結果を受け、タームレート(利上げの最終地点)が5.5%に上昇しました。




Fear&Greed Index
Fear&Greed Indexは先週の70から69になりました。
横ばい。
思った以上に株価が強いですね。
いきなり底が抜けるような感じもするのですがどうでしょう。。。




今週の経済指標
2月に入ってから、インフレ圧力が高まってきているので、中古住宅販売件数、新築住宅販売件数、個人支出などが注目指標です。


株式
ダウ平均は0.13%安の33,826.70ドル、S&P500は0.28%安の4,079.10ドル、NASDAQ100は0.41%高の12,347.12ドルとなりました。
ダウ平均は3週連続で0.2%以内の動きです。
S&P500、NASDAQ100も動きが小さいです。






記事で書かれているのは先週金曜終値と今週金曜日終値を比較しています。
金利&為替
米2年債金利は0.104%高いの4.623%、米10年債金利は0.080%高いの3.822%になりました。
金利の上昇が著しいです。




ドル円は2.07%高の134.138円、ドルインデックスは0.29%高の103.881ドルになりました。
金利上昇に伴い、ドル円レートは円安に触れています。




記事で書かれているのは先週金曜終値と今週金曜日終値を比較しています。
今週の注目チャート
今週の注目チャートはプラチナです。
6週連続で下落。
去年から供給不足と言われているので上昇すると思っていたのですが。。。
チャートを見る限り、しばらくはトレンド転換はないように思います。
2023年は貴金属系のコモディティが注目される年だと思っていたのですが。。。
予想は外れていますね~


今週買った銘柄
なし
おすすめの本
下の2冊は経済指標を見る上で色々と参考にさせて頂いています。
ワンランク上の投資家を目指すなら読んでおくべきだと思っています。
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