ども♪投資が好きなFP&証券アナリストのまことです。
先週の相場と今週の展望をまとめたいと思います。
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今週の展望と先週の株価
株式市場は緩やかな上昇が続きそう
17日には4月のニューヨーク連銀製造業景況指数が発表されます。
今までは景気減速を示唆する内容であれば、金利の上昇圧力が弱まり、株価にはプラスに働いていました。
ただ、金利のタームレート(金利の最終到達地点)が株価に織り込まれつつあり、今後は企業業績の悪化が意識されそうです。
一目均衡表では、日足、週足ともに転換線が上向きになり、上昇局面を示唆しています。
週足の4,200ドル付近に上の雲が抵抗としてありますが、抜ければ中期的に上昇が続きそうです。



今週はそれほど重要な指標の発表がないので先週までの流れから上昇すると考えています。
先週の相場
3月の米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数(PPI)がインフレ鈍化を示しているものの、CPIコア指数は前年比5.6%と依然として高い数値を維持しています。
なので、統計の数値と生活実態はかけ離れているのではないでしょうか。
新規失業保険申請件数も上昇してきていますし、リセッションは近づいてきていると感じています。
消費者物価指数(CPI)(前年比) 前回:6.0% 予想:5.2% 結果:5.0%
消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回:0.4% 予想:0.3% 結果:0.1%
消費者物価指数(CPI)(食品・エネルギー除くコア)(前年比) 前回:5.5% 予想:5.6% 結果:5.6%
消費者物価指数(CPI)(食品・エネルギー除くコア)(前月比) 前回:0.5% 予想:0.4% 結果:0.4%
生産者物価指数(PPI)(前年比) 前回:4.9% 予想:3.1% 結果:2.7%
生産者物価指数(PPI)(前月比) 前回:0.0% 予想:0.0% 結果:-0.5
生産者物価指数(PPI)(食品・エネルギー除くコア)(前年比) 前回:4.8% 予想:4.1% 結果:3.4%
生産者物価指数(PPI)(食品・エネルギー除くコア)(前月比) 前回:0.2% 予想:0.3% 結果:-0.1%
中長期的には経済は悪化しそうです。
ただ、株価の動きを見る限り、景気悪化を折り込みながらソフトランディングするシナリオのようですね。



3月の銀行破綻のようなボラティリティイベントが年後半にもある気がしますが。。。
先週の記事


先月のCPIの発表前の記事


今週の経済指標
今週はニューヨーク連銀製造業景況指数に注目です。
ニューヨーク連銀製造業景況指数は米国の12の地区連邦銀行の一つであるニューヨーク連邦準備銀行が管轄する地区内の製造業約200社を対象に景況感を調査、指数化したものです。
4月に発表される数値もマイナスの予想で、予想が正しければ5ヶ月連続でマイナスを記録することになります。


株式
ダウ平均は1.2%高の33,886.48ドル、S&P500は0.79%高の4,137.63ドル、NASDAQ100は0.29%高の13,115.42ドルとなりました。
ダウ平均は5週連続で上昇。
S&P500、NASDAQ100は2週間ぶりの上昇となります。






記事で書かれているのは先週金曜終値と今週金曜日終値を比較しています。
今週の注目チャート
今週の注目チャートはビットコインです。
22年11月には一時1万5000ドル程度までさがりましたが、気づけば3万ドル台まで上昇。
22年6月以来の水準まで回復しました。
交換業大手FTXトレーディングなど数多くの仮想通貨関連業者の破綻に直面し「冬」を経験した仮想通貨だが、この1年間のゴタゴタが起こる前の状態に戻ったことになります。
半減期まで約一年。
過去3回の半減期前と同様に、このまま上昇する可能性は高いと考えています。
過去の経験から5万ドルまで回復してもおかしくないと考えています。




今週買った銘柄
なし
おすすめの本
下の3冊は経済指標を見る上で色々と参考にさせて頂いています。
ワンランク上の投資家を目指すなら読んでおくべきだと思っています。


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