今日は資本主義社会を効率よく生き抜くための鍵についてお話しします。
たぱぞうさんがXで「初期の入金力が最重要」と述べていましたが、これは真実です。
初期の入金力があれば、資産形成のスピードが格段に上がります。
この資本主義社会を生き抜くには、とにかく初期の入金。
— たぱぞう🐘/米国株/不動産 (@tapazou29) June 21, 2024
学歴や就職は、共働きや住居エリアなど生活の工夫で埋められる。給与では実は大きな差がつかない。特に若いうちはそう。いずれ資産増で給与の差は誤差になる。
勤続し、体力気力が落ちた時、多様な生き方を選択できる。勤続か転進か、FIREか。
資本主義社会を効率よく生き抜くための「初期の入金力」とは?
資本主義社会において、経済的な成功を収めるためには、資本の力をうまく活用することが重要です。初期の入金力とは、投資を始める初期段階での資金投入力を指します。
つまり、投資をスタートする際にどれだけの資金を用意できるかが鍵となります。この初期の入金力が強ければ強いほど、資産形成のスピードが速くなります。
初期の入金力がなぜ重要なのか?
初期の入金力が重要である理由はいくつかあります。まず第一に、投資の初期段階で多くの資金を投入することで、複利効果を最大限に活用できるからです。複利効果とは、投資で得られた利益を再投資することで、利益が利益を生む現象を指します。
例えば、100万円を年利5%で投資すると、1年後には105万円になります。その105万円をさらに年利5%で再投資すると、2年目には110万2500円になります。このように、初期の入金力が大きいほど、将来的なリターンも大きくなります。
第二に、初期の入金力が大きいと、投資の幅が広がることです。多くの資金を持っていれば、複数の投資先に分散投資することができます。分散投資はリスクを減らし、安定したリターンを得るための重要な戦略です。
例えば、株式、不動産、債券など、異なる資産クラスに投資することで、一つの投資が失敗しても他の投資でカバーすることができます。
若い時の経験と資産形成
もちろん、若いうちにお金を使って好きなことを楽しむのも大切です。私自身、若い時に海外旅行をたくさんしたことが素晴らしい思い出になっています。
特に「1ドル=100円」の円高の時期に旅行できたのはラッキーでした!旅行を通じて得た経験や人との出会いは、人生の大きな財産となっています。
しかし、資産形成を効率的に進めるには、初期の入金力が不可欠です。投資のリターンは入金力によって大きく左右されます。特にFIRE(経済的自立と早期退職)を目指すなら、初期の新NISAへの入金力がとても重要です。
投資信託ならeMAXIS Slimや楽天・オルカン、S&P500、ETFならVTやVTIに集中投資して、若い時期から資産収入を積み上げていきましょう。
FIREとは?
FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略で、日本語では「経済的自立と早期退職」と訳されます。この概念は、若い時から資産を積み上げ、一定の経済的自立を達成した段階で早期に退職し、自由な生活を送ることを目指すものです。
FIREムーブメントは、2010年代後半からアメリカを中心に広がり、多くの若者がこの目標に向かって努力しています。
FIREを達成するためには、まず経済的自立を確立することが必要です。経済的自立とは、労働収入に頼らずに生活費を賄うことができる状態を指します。これを達成するためには、投資収益や不動産収入など、安定した収入源を持つことが重要です。
FIREを目指すための戦略
私自身は仕事が好きなので早期退職は考えていませんが、経済的自立には興味があり、サラリーマンは55歳までに卒業しようと考えています。
私が今20代の社会人1年目なら、全力で初期の入金力を高めることに集中します。株式市場の動向はコントロールできませんが、毎月の入金力が高く、支出が少ないほどFIREが近づきます。
新NISAの魅力
新NISAも生涯投資枠が1800万円、年間投資枠が最大で360万円まで拡大されたことで、入金力の重要性がますます高まっています。新NISAの魅力は、投資から得られる利益が非課税になることです。つまり、利益を全て再投資に回すことができ、複利効果を最大限に引き出せます。
新NISAを活用することで、投資信託やETFに効率よく投資することができます。例えば、投資信託ならeMAXIS Slimや楽天・オルカン、S&P500など、ETFならVTやVTIに集中投資することで、分散投資のメリットを享受しつつ、高いリターンを目指すことができます。
若いうちからの資産形成の重要性
若い皆さんにぜひ知ってほしいことがあります。それは、たとえ少額でも、若いうちからコツコツと資産収入を増やすための努力を始めることの重要性です。若い頃に投資したお金は、20年〜30年後に驚くべき複利効果をもたらします。元の金額が小さくても、将来に大きなインパクトを与えることができるのです。
ウォーレン・バフェットもその好例です。バフェットは11歳の時に最初の株を購入し、その後も一貫して投資を続けてきました。彼の成功の鍵は、若いうちからの少額投資をコツコツと続け、時間を味方につけたことにあります。バフェットの資産の大部分は、彼が50歳を過ぎてから複利効果によって劇的に増えたのです。
20代の頃、「こんな少額の投資が本当に意味があるのかな?」と疑問に思うこともあるでしょう。しかし、オルカンやS&P500などのインデックス投資では、10年以上かけて大きな成果が得られます。
時間を味方につけることで、投資のリターンは確実に大きくなります。若い時からの少額投資が、未来の大きな資産へとつながるのです。ウォーレン・バフェットのように、今から始めることで、あなたも将来の成功を手に入れましょう。
下記のリンクは、MSCIワールド・インデックスに長期投資した際のリターンについて詳しく説明しています。30年保有した場合の年率リターンが9.1%〜13.5%というのは非常に力強いデータです。
リスクとリターン
投資の世界では「ハイリスク・ハイリターン」という言葉があります。高いリターンを求めるほど、リスクも高くなるという意味です。例えば、ここ10年以内では、エヌビディアやビットコイン、イーサリアムといった資産が高リターンをもたらしました。しかし、これらは同時に高リスクでもあります。特に投資初心者にとって、超ハイリスク銘柄の長期保有は簡単ではありません。
ハイリスクな銘柄に投資する際には、リスクとリターンのバランスをよく考える必要があります。エヌビディアのように成功する銘柄に運良く投資できればよいですが、将来有望とされながら倒産や上場廃止に追い込まれる銘柄も多く存在します。一か八かの運に頼る投資戦略は、再現性が低く、安定したリターンを得るには不向きです。
個人的に「ハイリスク・ハイリターン」の商品は資産形成を加速させる可能性があるのでポートフォリオに組み込んでいますが、多くても5%以内にしておくのが無難です。
5%以内なら、経験上、他の金融商品が1年前後で挽回してくれる可能性が高いです。
入金力を高めるための具体的な方法
それでは、具体的にどのようにして初期の入金力を高めることができるのでしょうか?以下にいくつかの方法を紹介します。
1. 収入を増やす
最もシンプルで効果的な方法は、収入を増やすことです。昇給を目指してスキルアップを図る、転職してより高い給与を得る、副業を始めるなど、収入を増やす手段は様々です。特に副業は、リスクを分散しながら収入を増やすための良い方法です。例えば、フリーランスの仕事やオンラインビジネスを始めることで、本業以外の収入源を確保することができます。
2. 支出を見直す
収入を増やすことが難しい場合、支出を見直すことで入金力を高めることができます。無駄な支出を減らし、貯蓄を増やすことで、投資に回せる資金を確保します。具体的には、毎月の固定費を見直すことから始めましょう。例えば、家賃や保険料、通信費などを見直し、節約できる部分を探します。また、日々の生活費も見直し、無駄な出費を抑えることが重要です。
3. 賢く投資する
初期の入金力を高めるためには、投資先の選定も重要です。前述のように、分散投資を心がけ、リスクとリターンのバランスを考えながら投資を行います。例えば、投資信託ならeMAXIS Slimや楽天・オルカン、S&P500などのインデックスファンドに投資することで、安定したリターンを期待できます。ETFならVTやVTIといった広く分散された商品に投資するのが良いでしょう。
まとめ
FIREを本気で目指すなら、人生のできるだけ早い時期に初めの入金力を高めることが全てです。ウォーレン・バフェットもその好例です。彼は11歳の時に最初の株を購入し、その後も一貫して投資を続けました。
バフェットの成功の鍵は、若いうちからの少額投資をコツコツと続け、時間を味方につけたことにあります。バフェットの資産の大部分は、彼が50歳を過ぎてから複利効果によって劇的に増えたのです。
新NISAで生涯投資枠や年間最大投資枠が大幅に拡大されたこともあり、ますます入金力が差をつける鍵となります。少額でも若いうちから資産収入をコツコツと積み上げる努力を続けましょう。
投資は時間を味方につけることで、その効果が最大限に発揮されます。若い時からの積み重ねが、将来の自由と経済的自立への道を開きます。皆さんもぜひ、今日から投資を始めてみてください!
投資は計画的に、そして慎重に行いましょう。長期的な視点を持ち、安定したリターンを目指して資産形成を進めてください。未来の自分のために、今から行動を起こしましょう!
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