ども♪アラフィフの「人柱」ブロガーです。
千葉県船橋市のどんよりとした雨空の下、今夜もストロングゼロの空き缶を量産しております。皆様、息をしていますでしょうか。私のポートフォリオは、絶賛「資産溶解」の真っ最中です。
「配当という名の麻酔」を打ち続けてきましたが、ついにその麻酔が効かないほどの激痛が走る「魔の3月」が幕を開けました。
2026年3月第1週。トランプ氏の強硬姿勢による中東情勢の緊迫、および原油価格の暴騰。株式市場には、逃げ場のない「リスクオフ」の嵐が吹き荒れています。
証券口座を開くたび、真っ赤に染まった画面が私の網膜を焼きますが、私は逃げません。
「どんなクソ銘柄でも最低1年間は絶対に損切りしない」。
この狂気の「心中ルール」のもと、地獄の淵から最新のリポートをお届けします。

このブログの内容は動画で詳しく解説しています
1. 狂乱の「有事」相場!中東危機とAIバブルの終焉
まずは、ポートフォリオを文字通り「溶解」させているマクロ環境を整理します。
中東情勢の悪化と原油・ゴールドの独歩高
一般的に広く知られている事実として、トランプ氏がイランに対し「無条件降伏以外にありえない」と宣言したことで、地政学リスクが極限まで高まっています。
これを受け、ニューヨーク市場ではダウ平均株価が一時900ドル超の暴落を記録。

一方、原油価格の指標となるアメリカのWTI原油先物価格は一時、前の日より14%急騰し、およそ2年6か月ぶりに1バレル=92ドル台をつけ、激しい上昇が続いています。この「悪い物価上昇」への懸念が、市場全体の重石となっています。

実務経験ベースの分析:ボラティリティの罠
証券アナリストとしての視点で見れば、現在の相場はカバードコール戦略(カバコ)にとって「最悪のシナリオ」です。
原資産(ハイテク株等)が急落する局面では、獲得できるプレミアム(配当原資)を遥かに上回るペースで元本が削られます。
特にAIPIやNVYYといった、ボラティリティが高い銘柄に特化したETFは、下落耐性が極めて低いことが身をもって実証されました。
2. 合計12.21ドル(1,878円)の麻酔!3月第1週(+2月末分)の配当着弾記録
今週も、血と涙の結晶である配当が届きました。前回の報告後に着弾した2月末分を含め、マネックス証券の入金履歴をまとめます。


(※1ドル=153.8円で換算)
| 受渡日 | 銘柄名 | ティッカー | 受取額(ドル) | 受取額(円) |
| 2026/03/04 | FT Vest Gold Strategy Target Income ETF | IGLD | 1.79ドル | (275円) |
| 2026/03/03 | GraniteShares YieldBOOST S&P 500 ETF | YSPY | 0.73ドル | (112円) |
| 2026/03/03 | GraniteShares YieldBOOST QQQ ETF | TQQY | 0.72ドル | (111円) |
| 2026/03/03 | GraniteShares YieldBOOST NVDA ETF | NVYY | 1.42ドル | (218円) |
| 2026/03/02 | YieldMax NVDA Option Income Strategy ETF | NVDY | 0.75ドル | (115円) |
| 2026/02/27 | REX AI Equity Premium Income ETF | AIPI | 2.99ドル | (460円) |
| 2026/02/27 | FT Vest DJIA Dogs 10 Target Income ETF | DOGG | 0.87ドル | (134円) |
| 2026/02/27 | REX FANG & Innovation Equity Premium Income ETF | FEPI | 1.91ドル | (294円) |
| 2026/02/27 | YieldMax Ultra Option Income ETF | ULTY | 1.03ドル | (158円) |
| 合計 | 12.21ドル | (1,878円) |
事実として、今回の合計受取額は12.21ドル(1,878円)となりました。
特に重量級のAIPIが2.99ドル(460円)を吐き出すなど、配当の「額」だけを見れば壮観です。しかし、この程度の配当では、次に述べる「深淵」を埋めることは不可能です。
3. 絶望の含み損益!-123.60ドル(-19,010円)の深淵と資産溶解の現実
それでは、現実を直視しましょう。現在のポートフォリオの無残な姿です。
ポートフォリオの惨状(2026/03/07時点)
事実として、株式評価損益合計は -123.60ドル(-19,010円) まで悪化しました。
2月末時点の含み損は-79.56ドル(-12,236円) でしたから、わずか1週間で約44ドル(約6,770円)も資産が溶け出した計算になります。

銘柄別の「壊死」状況は以下の通りです。
- GraniteShares YieldBOOST NVDA ETF:-18.81%(-21.48ドル / -3,304円)
- YieldMax Ultra Option Income ETF:-17.95%(-21.12ドル / -3,248円)
- REX Crypto Equity Premium Income ETF:-13.14%(-22.95ドル / -3,530円)
- REX AI Equity Premium Income ETF:-12.83%(-21.08ドル / -3,242円)
真の損益(トータルリターン)の計算
累積配当を加味した「本当の戦績」を算出します。
- 2月末(2/26時点報告)までの累積配当:+66.62ドル(10,246円)
- 今回報告の配当:+12.21ドル(1,878円)
- 累積配当総額:+78.83ドル(12,124円)
【真の損益】
累積配当 78.83ドル + 現在の含み損 -123.60ドル = -44.77ドル(-6,886円)
2月末の赤字(-12.94ドル / -1,990円) から、トータルでの赤字幅も着実に拡大しています。
配当を78ドル(12,124円)以上も積み上げているのに、なおも含み損がそれを軽々と上回る。まさに「資産溶解」です。
4. 銘柄別ランキング:先週比(騰落率)に見る真の戦犯
2月末の最終報告時と比較した「先週からの騰落率」ランキングと、その残酷なまでの内幕を考察します。
| 順位 | 銘柄名 | ティッカー | 損益率(2月末) | 損益率(現在) | 先週比(騰落率) |
| 1位 | REX AI Equity Premium Income ETF | AIPI | -14.15% | -12.83% | +1.54% |
| 2位 | GraniteShares YieldBOOST QQQ ETF | TQQY | -11.67% | -10.43% | +1.40% |
| 3位 | REX FANG & Innovation Equity Premium Income ETF | FEPI | -10.90% | -10.65% | +0.28% |
| 4位 | YieldMax NVDA Option Income Strategy ETF | NVDY | -8.33% | -8.20% | +0.14% |
| 5位 | NEOS Nasdaq-100 High Income ETF | QQQI | -3.41% | -4.35% | -0.97% |
| 6位 | REX Crypto Equity Premium Income ETF | CEPI | -11.23% | -13.14% | -2.15% |
| 7位 | GraniteShares YieldBOOST NVDA ETF | NVYY | -16.92% | -18.81% | -2.27% |
| 8位 | FT Vest DJIA Dogs 10 Target Income ETF | DOGG | +12.22% | +7.79% | -3.95% |
| 9位 | GraniteShares YieldBOOST S&P 500 ETF | YSPY | -5.93% | -10.03% | -4.36% |
| 10位 | FT Vest Gold Strategy Target Income ETF | IGLD | +14.30% | +9.30% | -4.37% |
| 11位 | YieldMax Ultra Option Income ETF | ULTY | -10.74% | -17.95% | -8.08% |
【徹底考察】奈落への招待状——「真の戦犯」の正体
今週のデータは、超高配当ETFの「美しき理論」がいかに脆く、崩壊しやすいかを物語っています。特に下位銘柄の惨状には、投資アナリストとして警告せざるを得ない「不都合な真実」が隠されています。
① 絶対的戦犯:YieldMax Ultra Option Income ETF (ULTY)
騰落率 -8.08% という、もはや「暴力」とも呼べる数字で最下位に沈んだのがULTYです。
このETFのコンセプトは「その時最もボラティリティ(変動率)が高い銘柄」を自動選抜し、コール売りを仕掛けるというもの。平時であれば高いオプション料を稼げる「金の卵」ですが、パニック相場では話が変わります。
中東危機の勃発により、ボラティリティが高い=ベータ値(市場感応度)が高い銘柄は、市場全体の下落を数倍上回る勢いで投げ売られました。「落ちるナイフ」ばかりを集めた結果、そのナイフがポートフォリオ全体を切り刻んだ。まさに「高ボラティリティの呪い」そのものです。
② 守護神の敗北:Gold (IGLD) と Dow Dogs (DOGG)
皮肉なことに、騰落率ワースト2位・3位に並んだのは、これまで私の資産を守り抜いてきた IGLD (-4.37%) と DOGG (-3.95%) でした。
なぜ安全資産のゴールドやバリュー株がこれほど売られたのか? 証券アナリストとしての実務経験から言えば、これは「流動性の枯渇」が原因です。
中東リスクによる急落で、追証(マージンコール)に追われた投資家が、利益の出ている銘柄(金やバリュー株)を現金化せざるを得なかった。「キャッシュ・イズ・キング」へと資金が逃避する局面では、最強の盾すら換金売りの対象となり、ポートフォリオ全体の防波堤が崩壊しました。
③ 偽りの安息:AIPI と TQQY の「デッドキャット・バウンス」
騰落率上位のAIPI (+1.54%) や TQQY (+1.40%) を見て、「復活だ!」と喜ぶのは素人の浅はかさです。
これまでの数ヶ月間で、これらの銘柄はすでに元本の15%以上を溶解させています。今週のわずかなプラスは、急落に対する一時的な買い戻し、いわゆる「死んだ猫でも高いところから落とせば跳ねる(Dead Cat Bounce)」に過ぎません。トレンドの転換を期待するには、あまりにも脆弱なリバウンドです。
5. 終わりに:心中ルールの継続宣言
今回は3月第1週時点での状況と、無残なランキングを公開しました。 2月末の赤字から、一気にトータル損益-44.77ドル(-6,886円)という深淵へ。AIだ、クリプトだと浮かれていた過去の自分を、ストロングゼロの空き缶で全力で殴りたい気分です。
しかし、私は逃げません。「心中ルール」は絶対の掟です。 現在は含み損の痛みに耐え、配当という麻酔を打ち続けながら、時間が経過するのを待つのみです。
積み上がる配当が、いつかこの巨大な含み損を殴り倒す日が来るのか。それとも、ETF自体が強制償還されてゲームオーバーとなるのか。 この愚かな人体実験の結末を、どうか皆様の温かい目で見届けてください。
また来週お会いしましょう。
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