「エブリシング・ヒストリーと地政学」2050年日経平均30万円時代の羅針盤

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「新NISAで株を始めたけれど、円安や戦争のニュースを見るたびに不安になる」 「日経平均株価が上がっても、自分の資産が本当に守られているのか確信が持てない」

もしあなたがそんな悩みを感じているなら、目先のチャートや小手先のテクニックを追うのは一旦やめてください。今、あなたに必要なのは「歴史という最強のレンズ」です。

人気エコノミスト、エミン・ユルマズ氏の最新作『エブリシング・ヒストリーと地政学 マネーが生み出す文明の「破壊と創造」』は、私たちが生きるこの激動の時代の「正体」を暴き、2050年までの勝ち筋を指し示す、まさに投資家にとっての「聖書(バイブル)」とも呼べる一冊です。

目次

1. なぜ「歴史知」が最強の投資武器になるのか?

現代社会は、AIの台頭、米中対立、中東紛争、そして異次元の金融緩和と、前例のない事態が次々と起きているように見えます。しかし、ユルマズ氏は断言します。「歴史的スケールの知」があれば、これらはすべて過去に起きたことの変奏曲に過ぎないと。

本書で提唱される「エブリシング・ヒストリー(全史)」とは、経済学、哲学、歴史学、地政学などをバラバラに学ぶのではなく、すべてを包括的に統合する視座です。特に「マネー(お金)」の流れを追うことで、なぜ帝国が滅び、なぜ新たな文明が生まれるのかという「破壊と創造」のサイクルが浮き彫りになります。

2. マネーの劣化:ローマ帝国の滅亡は「現代のデジャブ」

本書の最も衝撃的な指摘の一つが、古代ローマ帝国の崩壊プロセスと現代金融システムの類似性です。 かつてローマは、戦費を賄うために通貨(デナリウス銀貨)の銀含有量を減らすという「改鋳(悪貨の発行)」を行いました。その結果、ハイパーインフレが発生し、市民の生活は破壊され、軍の士気は低下し、帝国は内部から崩壊しました。

ユルマズ氏は、ニクソン・ショック以降、特にコロナ禍を経て世界中に溢れかえった「過剰流動性」を、ローマ末期の状況と重ね合わせます。「マネーは共同幻想である」

この幻想が崩れ始めた時、私たちの資産はどうなるのか? 本書は、法定通貨への信認低下が叫ばれる今、金(ゴールド)や現物資産が買われる本質的な理由を歴史から紐解いてくれます。

3. 「スペインの没落」と「明治維新の創造」:マネーを活かす国、殺す国

莫大な富を手に入れたはずのスペイン帝国がなぜ没落したのか? それは新大陸から流入した大量の銀が、国内の生産意欲を削ぎ、産業を空洞化させたからです。これが「資源の呪い」です。 対照的に、明治維新後の日本は、限られた資本を銀行制度の整備と産業育成に戦略的に投入し、近代化を成し遂げました。

この対比から学べる教訓は明白です。「正しいところにお金が流れないと、社会は腐敗する」。投資先を選ぶ際、その企業や国家がマネーを「破壊(浪費)」に使っているのか、それとも「創造(イノベーション)」に使っているのかを見極める目を、本書は養ってくれます。

4. 半導体戦争:中国が「7.4兆円」積んでも勝てない理由

地政学の最前線である「米中半導体戦争」についても、本書は冷徹な分析を加えています。中国が国威をかけて巨額の資金を投入しても、最先端半導体の分野で西側に追いつくことは極めて困難であるとユルマズ氏は指摘します。

なぜなら、現代の半導体製造は、設計ソフト、製造装置、材料、光学技術など、世界中の「知の結晶」が複雑に絡み合ったエコシステムであり、一国で完結させることは物理的に不可能だからです。

著者が「宇宙人が作った技術」と評するほどの超高度な領域において、マネーの量(資本力)だけで勝負が決まらないという事実は、ハイテク株投資において不可欠な視点です。

5. 日本株の「黄金時代」:2050年、日経平均30万円の衝撃

そして、日本人読者にとって最大の希望となるのが、日本経済に対する圧倒的な強気(ブル)姿勢です。ユルマズ氏は、日本が「失われた30年」を終え、2050年に向けて「黄金時代」を迎えると予測しています。

  • 地政学的ハブ: 米中対立の中で、日本は西側諸国にとって「最も信頼できる製造・技術の拠点」となる。
  • ROE(自己資本利益率)の向上: 日本企業のガバナンス改革が進み、稼ぐ力が劇的に改善している。
  • デフレ脱却: 長期にわたる「お金を使わない方が得」というマインドが壊れ、投資と消費のサイクルが動き出す。

「いま仕込まなかったら、外国人に美味しいところを全部持っていかれる」——この著者の警告は、私たち日本人が持つ2200兆円もの個人金融資産の「目覚め」を促しています。

結論:歴史という「羅針盤」を手に取れ

不確実な時代、私たちは情報の濁流に飲み込まれがちです。しかし、数千年の歴史を貫く「マネーと地政学の法則」を知れば、一時的な暴落やスキャンダルに右往左往することはなくなります。

エブリシング・ヒストリーと地政学』は、あなたに「一生使える本物のお金の教養」を与えてくれます。2050年の日本を笑って迎えるために、今、この歴史的スケールの知を手に入れてください。あなたの投資人生は、この一冊を読み終えた瞬間から、全く異なる景色を見せ始めるはずです。

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★今回使用した証券会社:マネックス証券 「SBIでFEPIが買えない!」と嘆いている同志へ。 私が使っているのはここです。銘柄スカウターも使えるので、変態ETFを探す旅には必須の装備です。

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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