景気循環の一つ ベナーサイクルと2024年以降のS&P500予想

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ベナーサイクルとは

ベナーサイクルとは、サミュエル・ベナーが提唱した景気循環モデルです。

サイクルは4つの段階で構成されており、それぞれに特徴があります。

サミュエル・ベナーとは

サミュエル・ベナーは1873年のアメリカ合衆国の金融恐慌で全財産を失うまでは、裕福な農夫でした。

失敗後、彼は市場の変動の原因を見つけようとし、市場の周期性を説明する原理を発見しています。

ベナーは1875年に本を出版し、この原理を普及させました。その後の150年間近くになりますが、この本に書かれている彼の予言の多くは(すべてではないが)当たっています。

ベナーサイクルの4つのサイクル

ベナーサイクルは、過去の経済の動きと照らし合わせると、ある程度の予測力があることがわかっています。

そのため、投資や経営などの判断材料として活用されています。

拡大期

経済が拡大期に入ると、生産量が増加し、雇用や所得が拡大します。また、投資や消費も活発になり、経済は上昇局面に入ります。

ピーク期

拡大期が続くと、生産力や需要が限界に達し、経済はピークを迎えます。この時期になると、インフレ率が高騰し、経済はピークアウトします。

後退期

ピーク期から後退期に入ると、生産量や雇用が減少し、経済は下落局面に入ります。また、投資や消費も減少し、経済は不況に陥ります。

底打ち期

後退期が続くと、経済は底を打ち、回復の兆しが見えてきます。この時期になると、インフレ率は低下し、経済は回復期に入ります。

ベナーサイクルの特徴

特徴として、次の点が挙げられます。

  • 経済は循環する
  • 各段階で経済の特徴が異なる
  • サイクルの長さは一定ではない

ベナーサイクルは、経済の動きを知る上で重要な指標ですが、次の点には注意が必要です。

  • あくまでもモデルであり、現実の経済を完全に反映しているわけではありません。
  • サイクルの長さは一定ではないため、予測が難しい場合がある。

ベナーサイクルは、経済の動きを知る上で重要な指標ですが、あくまでもモデルであり、現実の経済を完全に反映しているわけではないことを理解しておくことが大切です。

2023年以降以降のベナーサイクル

ベナーサイクルは2023年を底に上昇する予報のなっています。

ただ、実際のS&P500を見ると、2022年10月を底に上昇しています。

たった、2ヶ月の誤差。

150年前に提唱されたサイクルにしては恐るべき精度ですね。

予想通り上昇すれば、来年からの新ニーサで良い思いができそうです。

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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