未来を告げる羅針盤:ベナーサイクルが示す2025年7月以降の市場シナリオ

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はじめに:19世紀、ある農夫が市場に挑んだ物語

1873年、アメリカを金融パニックが襲いました。この混乱の中、オハイオ州で成功を収めていた農夫であり起業家でもあったサミュエル・ベナーは、その財産のすべてを失うという苦渋を味わいます 。

しかし、彼は絶望に打ちひしがれるだけではありませんでした。彼は自らを破産させた市場の不可解な力、その背後に隠された法則を解き明かそうと決意したのです。

それは、個人的な復讐であり、また、他の人々が同じ運命を辿らないようにするための、壮大な探求の始まりでした 。  

この探求の集大成として、1875年に一冊の本が出版されます。その名も『ベナーの価格の未来の上下に関する予言』(Benner’s Prophecies of Future Ups and Downs in Prices)。

一見、大げさにも聞こえるこのタイトルですが、その中身は、ベナーが血のにじむような分析の末にたどり着いた市場サイクルの地図でした 。

彼は、このサイクルを「確実なもの(Sure thing)」と呼び、その驚くべき正確さは150年近く経った現代の投資家をも魅了し続けています 。  

本稿では、このベナーが遺した「市場の羅針盤」とも言うべきベナーサイクルを徹底的に解剖します。その驚異的な歴史的精度を検証し、そして最も重要な点として、このサイクルを用いて2025年7月以降の市場がどのような景色を見せるのかを明らかにしていきます。

我々は、この予測が「当たる可能性が高い、または、1~2年前後ずれることはあるが概ね正しい」という前提に立ち、未来の市場を航海するための戦略的な地図を描き出します。

第1章 ベナーサイクルの解読:市場に存在する「3つの季節」

現代の金融分析は、複雑な数式や無数の経済指標、そしてAIアルゴリズムによって、しばしば難解なものとなりがちです。しかし、ベナーサイクルの核心は驚くほどシンプルです。

彼は市場を、自然界の季節の移り変わりのように、明確な3つのフェーズ(局面)が循環するものとして捉えました。このシンプルさこそが、情報過多の時代において、本質を見抜くための強力な武器となります。

A. パニックの年(Years of Panic)

これは市場が極度のボラティリティ(変動性)に見舞われる年です。投資家たちは恐怖や熱狂といった感情に支配され、非合理的な売買を繰り返します。

その結果、株価は予想をはるかに超えて暴騰したり、信じられないほどの安値まで暴落したりします 。ベナーによれば、この時期は最大の危険をはらむと同時に、冷静な投資家にとっては最大の好機が訪れる可能性を秘めた、カオス(混沌)の季節です 。  

B. 好景気の年(Good Times)

この時期は、市場が活況を呈し、資産価格が高騰する「収穫の季節」です。ベナーは、この年を株式やあらゆる種類の資産を「手放す(unload)」ための最良の時期と明確に定義しています 。

つまり、市場の楽観ムードが最高潮に達したこの時期に利益を確定させることが、彼の戦略の要となります 。  

C. 不景気の年(Hard Times)

経済活動が停滞し、資産価格が低迷する「冬の季節」です。多くの投資家が市場から離れていくこの時期こそ、ベナーが「仕込み」の絶好機と見なした局面です 。

彼の教えは明快です。この不景気の年に株式、商品、不動産などを安値で買い集め、次の「好景気の年」という収穫の季節が訪れるまで辛抱強く保有し続けるのです 。  

この3つの季節を理解することで、ベナーサイクルの投資ロジックは一つの単純明快なループとして浮かび上がります。「C. 不景気の年」に種を蒔き(買い)、「B. 好景気の年」に収穫する(売る)。

この長期的な視点に立った戦略は、日々の価格変動に一喜一憂することなく、市場の大きなうねりを捉えることを可能にします。

これこそが、ベナーサイクルが単なる予測ツールではなく、時代を超えた投資哲学として支持される理由なのです 。  

ベナーサイクル 出典: 未来の価格の上昇と下降のビジネス予言

第2章 サイクルの原動力:太陽黒点、鉄、そして自然のリズム

ベナーサイクルが単なる占いや経験則と一線を画すのは、その背後に具体的な自然現象や商品サイクルに基づいた論理的な骨格が存在するからです。

ベナーは、市場が人間の感情だけで動いているのではなく、より大きな自然界のリズムと連動していることを見抜いていました。それは、太陽から地球、そして経済へと至る壮大な連鎖の物語です。

地球上のサイクル:鉄と農産物の価格変動

ベナーの分析の根幹をなすのは、19世紀の経済の生命線であった2つの主要な商品サイクルでした。

  • 27年周期の鉄価格サイクル:彼は、工業化の根幹を支える銑鉄(pig iron)の価格に、明確な周期性があることを発見しました。

    具体的には、価格の安値(底)が11年、9年、7年という間隔で繰り返し、高値(天井)が8年、9年、10年というパターンで訪れることを見出したのです 。

    この27年(11+9+7年、8+9+10年)のサイクルが、ベナーの長期予測の基盤となっています。  
  • 11年周期の農業サイクル:また、彼は自身の専門分野である農業においても、トウモロコシや豚肉の価格が約11年のサイクルで変動し、その中で5~6年ごとにピークを迎えることを突き止めました 。  

宇宙との接続:太陽黒点サイクル

なぜこれらの商品価格は、このような周期性を持つのでしょうか。ベナーがたどり着いた答えは、はるか1億5000万km彼方にある太陽でした。

彼が発見した11年という農業サイクルは、現代科学で知られる太陽黒点活動の約11年周期(シュワーベサイクル)と驚くほど一致していたのです 。  

この発見から、一つの壮大な因果関係の連鎖が浮かび上がります。

  1. 太陽活動の変化:太陽の黒点活動が活発化・沈静化する。
  2. 地球の気候への影響:太陽活動は地球に降り注ぐエネルギー量に影響を与え、気候や天候を変動させる 。  
  3. 農業生産への影響:気候変動は、日照時間や降水量を通じて農作物の収穫量を左右する。
  4. 商品価格の変動:豊作は価格下落を、不作は価格高騰を引き起こし、農家の収入や食料品の価格に直接的な影響を与える 。  
  5. 経済全体への波及:農家の収入の変化や原材料価格の変動は、やがて工業製品のコスト、企業の設備投資、個人の消費マインドへと波及し、経済全体の景気循環を生み出す。
  6. 市場心理と価格サイクル:そして最終的に、この経済の好不況の波が投資家の楽観(貪欲)と悲観(恐怖)を増幅させ、株式市場における価格の大きなサイクル、すなわちベナーサイクルとして現れるのです。

このように、ベナーサイクルは単なる過去のチャートパターン分析ではありません。それは「太陽 → 気候 → 農業 → 経済 → 市場心理 → 価格サイクル」という、宇宙規模の物理現象から人間の集団心理までを貫く、相互連関システムのモデルなのです。

この壮大で物理的な裏付けこそが、ベナーサイクルに神秘的なまでの説得力を与え、150年もの間、多くの投資家を惹きつけてやまない魅力の源泉となっています。

第3章 歴史の審判:驚異的な的中率の記録

いかなる理論も、歴史という試練の前ではその真価が問われます。ベナーサイクルが特別なのは、それが数々の歴史的な金融危機や市場の転換点を、驚くべき精度で予見してきたという実績です。

もちろん、完璧な予測は存在しません。しかし、その「ズレ」さえもが、このサイクルの有効性を裏付ける「1~2年の誤差」という法則の範囲内に収まっていることが多いのです。

伝説的な「的中」事例

ベナーのチャートは、20世紀から21世紀にかけての主要な経済イベントを、まるで見てきたかのように示唆してきました。

  • 世界大恐慌(1929年):ベナーは1927年を「パニックの年」と予測していました。実際、市場の暴落が起きたのはその2年後の1929年であり、大恐慌の始まりをほぼ正確に警告していました 。  
  • ドットコム・バブル崩壊(2000年):サイクルは1999年を「パニックの年」と予測。ITバブルが崩壊し、市場が暴落したのは翌2000年でした。これもまた、わずか1年の誤差で危機の到来を告げていました 。
     
  • 世界金融危機(2008年):サイクルは2007年を「好景気の年」、つまり資産を売却すべき年と示していました。そして翌2008年、リーマン・ショックをきっかけに世界的な金融危機が発生。これは、売り抜けるべきタイミングを完璧に示唆した事例として語り継がれています 。  
  • コロナ・ショック(2020年):サイクルは2019年を「パニックの年」と予測。実際に市場が暴落したのは、パンデミックが世界を襲った2020年初頭でした。これもまた、危機の予兆を1年前に捉えていたことになります 。  

「外れ」を「誤差」として分析する

一方で、予測が完全に一致しなかったケースも存在します。しかし、これらを単なる「外れ」として切り捨てるのではなく、「誤差の範囲内」の出来事として分析することで、サイクルの挙動をより深く理解できます。

例えば、前述のコロナ・ショックにおける2019年の「パニック」予測は、その典型例です。市場が実際に暴落したのは2020年ですが、これは予測の失敗ではなく、「1~2年の誤差」という法則が機能した典型的なケースと解釈できます。

パニックの土壌は2019年にすでに形成されており、パンデミックという引き金が引かれるのがわずかに遅れただけ、と考えることができるのです 。  

もちろん、1965年のように「不景気の年」と予測されながら、実際には米国経済が好調だったという明確な「外れ」も存在します 。

これは、戦後の復興ブームといった、サイクルを一時的に上書きするほどの強力な特殊要因が存在したことを示唆しており、例外がルールの存在を際立たせる好例と言えるでしょう。  

以下の表は、ベナーサイクルの歴史的なパフォーマンスをまとめたものです。予測と現実の間に存在する「誤差」が、いかに一定の範囲内に収まっているかが一目瞭然となります。

主要な経済イベントベナーサイクルの予測(フェーズと年)実際のイベントと年誤差(年)分析コメント
世界大恐慌パニックの年 – 1927年市場暴落 – 1929年+2年大規模な不況の到来を驚くべき近さで予測。
ドットコム・バブル崩壊パニックの年 – 1999年市場の天井/暴落 – 2000年+1年バブル崩壊の1年前に警告を発しており、典型的な誤差の範囲内。
世界金融危機好景気の年(売り時) – 2007年市場の天井/暴落 – 2007/08年0年資産を売却すべきタイミングを完璧に示唆した、最も有名な成功例の一つ。
コロナ・ショックパニックの年 – 2019年市場暴落 – 2020年+1年「1~2年の誤差」という法則を証明する典型的な事例。危機の予兆を正確に捉えていた。

この歴史的な実績は、ベナーサイクルが単なる偶然の産物ではなく、市場の長期的なリズムを捉えるための信頼性の高いフレームワークであることを力強く物語っています。

第4章 未来予測:2025年7月以降の市場航海図

これまでの分析を踏まえ、いよいよ本稿の核心である、2025年7月以降の市場予測に移ります。ベナーサイクルが示す未来の「季節」は、戦略的な投資家にとって、またとない好機と注意すべき時期を明確に描き出しています。

この予測は、NASAの科学的データや過去の市場の定量的分析によっても裏付けられており、その信頼性は極めて高いと考えられます。

現在の季節(~2025年中盤):収穫祭の終わり

まず、現在の立ち位置を確認しましょう。ベナーサイクルによれば、我々は2023年から始まった「好景気の年(Good Times)」の最終段階にいます 。これは資産価格が高く、市場心理が楽観に傾いている時期です。しかし、この収穫祭は永遠には続きません。  

迫りくる天井(2025年~2026年):売り抜けるべき時

サイクルは、市場の大きな天井(ピーク)が目前に迫っていることを強く示唆しています。複数の分析が、2026年を次の主要な天井であり、資産を売却する絶好のタイミングとして指摘しています 。  

2025年にかけては、このサイクルの天井に向けた最後の投機的な急騰が見られる可能性があります。特に、暗号資産やAI関連技術といった、変動性の高い資産が熱狂的な買いを集めるかもしれません。

しかし、それは嵐の前の静けさ、あるいは最後の花火である可能性を認識しておく必要があります 。  

大転換と長い冬(2026年~2032年):仕込みの時代の到来

そして2026年の天井を境に、市場の季節は決定的に変わります。サイクルは、ここから2032年にかけて続く、長く厳しい「不景気の年(Hard Times)」、すなわちリセッション(景気後退)の局面へと突入することを示しています 。  

これは、多くの投資家にとっては厳しい冬の時代となるでしょう。しかし、ベナーの教えに従うならば、この時期こそが次の10年の富を築くための絶好の「仕込み」の機会となります。

恐怖が市場を支配し、優良な資産が不当な安値で放置されるこの時期に、冷静に資産を買い集めることが賢明な戦略となるのです。

科学的・定量的裏付け

この予測は、単なるアノマリー(経験則)ではありません。強力な外部要因と過去のデータ分析が、その信憑性を補強しています。

  • NASAの太陽黒点予報との驚くべき一致:この予測の最も強力な裏付けの一つが、NASAによる太陽活動の予報です。NASAは、太陽黒点活動が2025年から2026年にかけてピークを迎え、その後2032年に向けて減少していくと予測しています 。

    ベナーサイクルが示す市場の天井(2026年)と、その後の不況期(2026年~2032年)のタイミングは、この太陽活動のサイクルと「ほぼ正確に」一致しているのです。

    これは、ベナーが150年前に見抜いた「太陽と市場の連動性」が、現代科学によっても裏付けられていることを示唆しています。  
  • S&P 500の定量的分析:Quantara Asset ManagementによるS&P 500の歴史的データ分析は、この予測に具体的な数字を与えてくれます 。
    • ベナーサイクルにおける「好都合な年(favorable years)」(例:2024年~2026年)のS&P 500の平均年間リターンは11.70%でした。
    • 一方で、「不都合な年(unfavorable years)」(例:2027年~2032年)の平均年間リターンは6.57%に留まり、10%以上の下落に見舞われる確率が81.5%と著しく高かったのです 。  

この定量的な裏付けは、ベナーサイクルの予測が単なる定性的な「良い時期」「悪い時期」という話ではなく、過去のパフォーマンスに基づいた統計的な優位性を持つ戦略であることを示しています。

以下の表は、これからの約10年間のための「ベナーサイクル戦略ロードマップ」です。いつ行動を起こし、何をすべきかの指針となるでしょう。

ベナーサイクルの予測フェーズ主要な投資戦略根拠
2024-2025好景気の年 / 天井圏保有 / 売却準備ブームの最終段階。太陽活動のピークと市場の天井が近づく。
2026天井 / 大転換売却サイクルが示す主要な天井。利益確定の絶好機。
2027不景気の年 / リセッション開始買い集めの開始長期的な下降局面への突入。安値での仕込みを開始。
2028-2032不景気の年買い集めの継続市場心理が悲観に傾く中、優良資産を安値で取得する好機。

第5章 なぜ150年前のチャートが今も機能するのか?

中央銀行の金融政策、地政学リスク、AIによる超高速取引──。現代の市場は、ベナーの時代とは比較にならないほど複雑化しています。

にもかかわらず、なぜ一介の農夫が考案した150年前のサイクルが、今なお驚くべき有効性を示すのでしょうか。その答えは、時代が変わっても決して変わらない、2つの普遍的な要素にあります。

変わらないもの①:人間の本性

第一に、ベナーサイクルは本質的に、人間の集団心理のサイクルをモデル化したものであるという点です。市場を動かす根源的な力、すなわち「貪欲(楽観)」と「恐怖(悲観)」の振り子は、1875年も今日も、まったく同じリズムで揺れ動いています 。

取引の手段が電信から光ファイバーに変わっても、その背後で意思決定を下す人間の感情は進化していません。ベナーサイクルは、この不変の人間性を捉えているからこそ、時代を超えて機能するのです。  

変わらないもの②:自然の摂理

第二に、ベナーが着目した太陽活動という外部のペースメーカーの存在です。太陽活動が直接的に株価を動かすわけではありません。

しかし、それは地球の気候や農業生産を通じて、経済活動の背景に常に存在する、無視できない低周波のリズムとして機能します 。

この自然界の大きなうねりが、人間の経済活動や集団心理のサイクルに、ある種の同期圧力をかけていると考えられます。

日々のニュースや経済指標といった「ノイズ」の奥深くで、この自然の「シグナル」が市場の大きな季節の移り変わりを促しているのです。  

「弱点」を「強み」へと転換する視点

もちろん、ベナーサイクルに対する批判も存在します。「科学的根拠に乏しい」「中央銀行の介入といった現代の要因を無視しており、過度に単純化されている」といった指摘です 。これらの批判は一見もっともに聞こえます。  

しかし、ここにこそ逆転の発想があります。現代の複雑な経済モデルが、しばしば予測不能な金融危機や市場の転換点を見逃してきたのに対し、ベナーサイクルはそれらを捉えてきました。なぜなら、その「過度な単純化」こそが、最大の強みだからです。

ベナーサイクルは、日々のニュースや四半期ごとの決算、中央銀行総裁の発言といった短期的な「ノイズ」を意図的に無視します。

その代わりに、何十年というスパンで繰り返される人間心理と自然界の、長期的で根源的な「シグナル」にのみ焦点を当てます。

したがって、ベナーサイクルは日々の売買タイミングを計るための取引ツールではありません。それは、長期的な潮流が今、上げ潮なのか下げ潮なのかを知るための戦略的な羅針盤なのです。

この視点に立つとき、批判されていた「弱点」は、ノイズを排して本質を見抜くための「強み」へと昇華されるのです。

結論:ベナーサイクルを戦略的な羅針盤として使いこなす

本稿で分析してきたように、サミュエル・ベナーが150年前に遺したサイクル理論は、単なる歴史的な遺物ではありません。それは、未来の市場を航海するための、驚くほど信頼性の高い羅針盤です。

その羅針盤が指し示す未来は明確です。市場は2026年に大きな天井を迎え、その後2032年にかけて長く厳しい冬の時代、すなわちリセッションと資産価格の低迷期に入る可能性が極めて高い

この予測は、NASAが観測する太陽活動のサイクルとも不気味なほど一致しており、その確度は一層高まっています。

この知識は、戦略的な投資家にとって計り知れない価値を持ちます。それは、市場の「長期的な天気予報」を手に入れることに等しいからです。この予報があれば、準備をすることができます。

太陽が燦々と輝いているうちに収穫を済ませ(利益を確定させ)、来るべき冬に備えて、種を蒔くための資本(買い付け資金)を用意しておくことができるのです。

日々のヘッドラインに一喜一憂し、短期的な値動きの嵐の中で方向を見失う投資家が大勢いる中で、19世紀の農夫が遺した知恵は、我々に静かな確信と明確な指針を与えてくれます。

ベナーサイクルは、明日の雨量を予測することはできません。しかし、市場の季節がいつ変わろうとしているのかを、驚くべき信頼性をもって教えてくれます

そして、長期的な成功を目指す戦略的な投資家にとって、それこそが必要なすべての優位性なのかもしれません。

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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