【2月決算】配当31.64ドルの麻酔でも隠せぬ-79.56ドルの深淵。天国から地獄への資産溶解記録

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ども♪アラフィフの「人柱」ブロガーです。

2026年2月末。千葉県船橋市の自宅で、空になったストロングゼロの缶を眺めながら、私は今、猛烈な「賢者タイム」に襲われています。

証券口座を開けば、そこには連日のように届く「配当金のお知らせ」という名の甘い麻酔メール。 しかし、その麻酔が切れた瞬間に目の前に現れるのは、元本がドロドロに溶け出した真っ赤な評価損益画面です。

「配当をもらっても、それ以上に資産が減る」。 世のインデックス投資家たちが嘲笑うその「タコ足配当の極北」を、私は今、全身で受け止めています。 1月の「天国」から2月の「地獄」へ。資産形成ではなく「資産溶解」というエクストリーム・スポーツの現場から、血と涙の最新レポートを徹底解剖します。

このブログは動画で詳しく解説しています

目次

1. 2月のマクロ環境:狂乱のAI相場に「疲弊」と「逃避」の波

2026年2月のマーケットは、まさに「絶望と歓喜のジェットコースター」でした。

2月第1週、私のポートフォリオは一時的に売られすぎていたAI株やテック株に投資家のリスクオンが一気に戻り、「強烈な買い戻し」の波に乗りました。 しかし、その熱狂は長くは続きませんでした。 月中旬には一転して「配当のエアポケット」に入り、市場全体が「デッドキャット・バウンス」を疑わせる脆弱なリバウンドに終執しました。

そして2月末、マクロ環境は完全に「リスクオフ」へと舵を切りました。 インフレ懸念の高止まりや中央銀行の不透明な政策を背景に、投資家の資金はボラティリティの高いハイテク株から、ディフェンシブなバリュー株やゴールドへと急速に逃避したのです。

この急激な下落は、カバードコール戦略(カバコ)を採用した超高配当ETFにとって致命的です。 理論上、原資産の暴落を、獲得したプレミアム(配当の原資)だけでは到底カバーしきれないからです。

2. 怒涛の配当ラッシュ!2月後半の「チャリンチャリン」全記録

評価額は血の海ですが、配当という名の「生存給付金」だけは律儀に届いています。 2月20日から月末にかけて着弾した、マネックス証券の入金明細を公開します。

【2026年2月下旬 配当着弾リスト】

着弾日銘柄名ティッカー受取額(ドル)受取額(円)
2/20NEOS Nasdaq-100 ハイ・インカムQQQI1.33 USD205円
2/20グラナイト・イールドブースト NVDANVYY1.40 USD216円
2/20グラナイト・イールドブースト QQQTQQY0.71 USD109円
2/20イールドマックス ウルトラ・オプションULTY0.95 USD146円
2/20グラナイト・イールドブースト SPYYSPY0.75 USD115円
2/24イールドマックス NVDA オプションNVDY0.62 USD96円
2/25グラナイト・イールドブースト NVDANVYY1.37 USD213円
2/25グラナイト・イールドブースト QQQTQQY0.72 USD112円
2/25グラナイト・イールドブースト SPYYSPY0.71 USD110円
2/26REX クリプト・エクイティ・プレミアムCEPI4.00 USD622円
合計12.56 USD約1,944円

2月前半の12.97ドル 、第3週の6.11ドル を合わせると、2月単月の配当総額は31.64ドル(約4,800円)に達しました。 これだけ見れば「大成功」に見えるのですが、ここからが地獄の入り口です。

3. 【月別比較】1月の「天国」と2月の「地獄」

累積のトータルリターンで見ると「なんだ、数ドルの赤字か」と錯覚してしまいますが、単月ごとの損益を切り出すと、残酷なまでのコントラストが浮かび上がります。

【徹底比較】1月 vs 2月:資産溶解の全貌

項目1月単月 (Jan Only)2月単月 (Feb Only)変動
受取配当金+22.31ドル +31.64ドル+9.33ドル (増加)
評価額の増減-8.76ドル -39.39ドル-30.63ドル (悪化)
【単月損益】+13.55ドル -7.75ドル-21.30ドル (転落)

1月は「配当の力で含み損をねじ伏せた!」と確信していました。 しかし、2月は過去最大量の麻酔(配当)を打ち込みながら、それを上回るスピードで本体が溶け出しました。 配当を31ドルもらって喜んでいる裏で、資産が39ドル溶けている。 これがカバコ戦略が牙を剥いた瞬間の記録です。

4. 損益の現実:-$79ドルの深淵で見えた「英雄」と「戦犯」

2月決算時点の、嘘偽りのない「真の損益」を発表します。 累積配当(12月〜2月)に現在の含み損を合算した、11銘柄のトータル成績です。

【2026年2月最終決算:トータル成績ランキング】

順位銘柄(ティッカー)1月末TR2月末TR2月末評価損益率
1位IGLD (金)+11.74ドル +22.46ドル+14.30%
2位DOGG (犬)+8.12ドル +18.58ドル+12.22%
3位YSPY-2.25ドル0.58ドル-5.93%
4位ULTY-4.20ドル -3.03ドル-10.74%
5位QQQI+1.60ドル -1.45ドル-3.41%
6位NVDY+3.04ドル -4.76ドル-8.33%
7位CEPI+1.55ドル -6.66ドル-11.23%
8位TQQY-2.28ドル -7.27ドル-11.67%
9位NVYY-0.95ドル -7.61ドル-16.92%
10位FEPI-5.88ドル -11.01ドル-10.90%
11位AIPI-9.76ドル -16.41ドル-14.15%

※TR = Total Return (累積配当 + 含み損益)

  • 👑 輝く守護神:IGLD & DOGG ハイテクが総崩れとなる中、私を救ったのは結局、何千年も前から価値が変わらない「金(IGLD)」と、泥臭い「ダウの負け犬(DOGG)」でした。 特にIGLDは攻守最強、文句なしのMVPです。
  • 💀 壊死した毒薬:AIPI & NVYY ワーストはやはりAI関連。 AIPIは配当を3ドル以上もらっても、元本が23ドル以上溶ける末期症状。 NVYY(NVIDIA分家)も、配当の出しすぎで自らの身を削り、本家NVDYにTRで大敗しています。

5. 2月決算まとめ:資産を削ってキャッシュに変える「錬金術」の末路

  • 累積配当総額(12月〜2月): +66.62ドル
  • 2月末の含み損: -79.56ドル
  • 真の損益: -12.94ドル(赤字拡大)

1月末の赤字は-5.19ドルでした。2月に31.64ドル(約4,800円)の配当を受け取って狂喜乱舞していましたが、冷静に計算してみると、赤字幅は1ヶ月で7.75ドル(約1,100円)も広がっています。

まさに「資産形成」ならぬ「資産溶解」。 インデックス投資家なら気絶して画面を見ない場面ですが、私は心中ルールに基づき、3月もこの泥沼の戦場に立ち続けます。 チャリンチャリンと積み上げる配当が、いつかこの巨大な含み損を殴り倒す日が来るのか。 それとも、ETF自体が強制償還されてゲームオーバーとなるのか。

次回、「【3月開幕】配当再投資という名の『追い焚き』。溶けゆく元本に、あえて燃料を注ぐ男の末路」

皆さんは、安全な場所から私の悲鳴を肴に、インデックス投資を続けてください。

(続く)

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★今回使用した証券会社:マネックス証券 「SBIでFEPIが買えない!」と嘆いている同志へ。 私が使っているのはここです。銘柄スカウターも使えるので、変態ETFを探す旅には必須の装備です。

マネックス証券

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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