ども♪アラフィフの「人柱」ブロガーです。
2026年2月末。千葉県船橋市の自宅で、空になったストロングゼロの缶を眺めながら、私は今、猛烈な「賢者タイム」に襲われています。
証券口座を開けば、そこには連日のように届く「配当金のお知らせ」という名の甘い麻酔メール。 しかし、その麻酔が切れた瞬間に目の前に現れるのは、元本がドロドロに溶け出した真っ赤な評価損益画面です。
「配当をもらっても、それ以上に資産が減る」。 世のインデックス投資家たちが嘲笑うその「タコ足配当の極北」を、私は今、全身で受け止めています。 1月の「天国」から2月の「地獄」へ。資産形成ではなく「資産溶解」というエクストリーム・スポーツの現場から、血と涙の最新レポートを徹底解剖します。
このブログは動画で詳しく解説しています
1. 2月のマクロ環境:狂乱のAI相場に「疲弊」と「逃避」の波

2026年2月のマーケットは、まさに「絶望と歓喜のジェットコースター」でした。
2月第1週、私のポートフォリオは一時的に売られすぎていたAI株やテック株に投資家のリスクオンが一気に戻り、「強烈な買い戻し」の波に乗りました。 しかし、その熱狂は長くは続きませんでした。 月中旬には一転して「配当のエアポケット」に入り、市場全体が「デッドキャット・バウンス」を疑わせる脆弱なリバウンドに終執しました。
そして2月末、マクロ環境は完全に「リスクオフ」へと舵を切りました。 インフレ懸念の高止まりや中央銀行の不透明な政策を背景に、投資家の資金はボラティリティの高いハイテク株から、ディフェンシブなバリュー株やゴールドへと急速に逃避したのです。
この急激な下落は、カバードコール戦略(カバコ)を採用した超高配当ETFにとって致命的です。 理論上、原資産の暴落を、獲得したプレミアム(配当の原資)だけでは到底カバーしきれないからです。
2. 怒涛の配当ラッシュ!2月後半の「チャリンチャリン」全記録
評価額は血の海ですが、配当という名の「生存給付金」だけは律儀に届いています。 2月20日から月末にかけて着弾した、マネックス証券の入金明細を公開します。
【2026年2月下旬 配当着弾リスト】
| 着弾日 | 銘柄名 | ティッカー | 受取額(ドル) | 受取額(円) |
| 2/20 | NEOS Nasdaq-100 ハイ・インカム | QQQI | 1.33 USD | 205円 |
| 2/20 | グラナイト・イールドブースト NVDA | NVYY | 1.40 USD | 216円 |
| 2/20 | グラナイト・イールドブースト QQQ | TQQY | 0.71 USD | 109円 |
| 2/20 | イールドマックス ウルトラ・オプション | ULTY | 0.95 USD | 146円 |
| 2/20 | グラナイト・イールドブースト SPY | YSPY | 0.75 USD | 115円 |
| 2/24 | イールドマックス NVDA オプション | NVDY | 0.62 USD | 96円 |
| 2/25 | グラナイト・イールドブースト NVDA | NVYY | 1.37 USD | 213円 |
| 2/25 | グラナイト・イールドブースト QQQ | TQQY | 0.72 USD | 112円 |
| 2/25 | グラナイト・イールドブースト SPY | YSPY | 0.71 USD | 110円 |
| 2/26 | REX クリプト・エクイティ・プレミアム | CEPI | 4.00 USD | 622円 |
| 合計 | 12.56 USD | 約1,944円 |


2月前半の12.97ドル 、第3週の6.11ドル を合わせると、2月単月の配当総額は31.64ドル(約4,800円)に達しました。 これだけ見れば「大成功」に見えるのですが、ここからが地獄の入り口です。
3. 【月別比較】1月の「天国」と2月の「地獄」
累積のトータルリターンで見ると「なんだ、数ドルの赤字か」と錯覚してしまいますが、単月ごとの損益を切り出すと、残酷なまでのコントラストが浮かび上がります。
【徹底比較】1月 vs 2月:資産溶解の全貌
| 項目 | 1月単月 (Jan Only) | 2月単月 (Feb Only) | 変動 |
| 受取配当金 | +22.31ドル | +31.64ドル | +9.33ドル (増加) |
| 評価額の増減 | -8.76ドル | -39.39ドル | -30.63ドル (悪化) |
| 【単月損益】 | +13.55ドル | -7.75ドル | -21.30ドル (転落) |
1月は「配当の力で含み損をねじ伏せた!」と確信していました。 しかし、2月は過去最大量の麻酔(配当)を打ち込みながら、それを上回るスピードで本体が溶け出しました。 配当を31ドルもらって喜んでいる裏で、資産が39ドル溶けている。 これがカバコ戦略が牙を剥いた瞬間の記録です。
4. 損益の現実:-$79ドルの深淵で見えた「英雄」と「戦犯」
2月決算時点の、嘘偽りのない「真の損益」を発表します。 累積配当(12月〜2月)に現在の含み損を合算した、11銘柄のトータル成績です。

【2026年2月最終決算:トータル成績ランキング】
| 順位 | 銘柄(ティッカー) | 1月末TR | 2月末TR | 2月末評価損益率 |
| 1位 | IGLD (金) | +11.74ドル | +22.46ドル | +14.30% |
| 2位 | DOGG (犬) | +8.12ドル | +18.58ドル | +12.22% |
| 3位 | YSPY | -2.25ドル | –0.58ドル | -5.93% |
| 4位 | ULTY | -4.20ドル | -3.03ドル | -10.74% |
| 5位 | QQQI | +1.60ドル | -1.45ドル | -3.41% |
| 6位 | NVDY | +3.04ドル | -4.76ドル | -8.33% |
| 7位 | CEPI | +1.55ドル | -6.66ドル | -11.23% |
| 8位 | TQQY | -2.28ドル | -7.27ドル | -11.67% |
| 9位 | NVYY | -0.95ドル | -7.61ドル | -16.92% |
| 10位 | FEPI | -5.88ドル | -11.01ドル | -10.90% |
| 11位 | AIPI | -9.76ドル | -16.41ドル | -14.15% |
※TR = Total Return (累積配当 + 含み損益)
- 👑 輝く守護神:IGLD & DOGG ハイテクが総崩れとなる中、私を救ったのは結局、何千年も前から価値が変わらない「金(IGLD)」と、泥臭い「ダウの負け犬(DOGG)」でした。 特にIGLDは攻守最強、文句なしのMVPです。
- 💀 壊死した毒薬:AIPI & NVYY ワーストはやはりAI関連。 AIPIは配当を3ドル以上もらっても、元本が23ドル以上溶ける末期症状。 NVYY(NVIDIA分家)も、配当の出しすぎで自らの身を削り、本家NVDYにTRで大敗しています。
5. 2月決算まとめ:資産を削ってキャッシュに変える「錬金術」の末路
- 累積配当総額(12月〜2月): +66.62ドル
- 2月末の含み損: -79.56ドル
- 真の損益: -12.94ドル(赤字拡大)
1月末の赤字は-5.19ドルでした。2月に31.64ドル(約4,800円)の配当を受け取って狂喜乱舞していましたが、冷静に計算してみると、赤字幅は1ヶ月で7.75ドル(約1,100円)も広がっています。
まさに「資産形成」ならぬ「資産溶解」。 インデックス投資家なら気絶して画面を見ない場面ですが、私は心中ルールに基づき、3月もこの泥沼の戦場に立ち続けます。 チャリンチャリンと積み上げる配当が、いつかこの巨大な含み損を殴り倒す日が来るのか。 それとも、ETF自体が強制償還されてゲームオーバーとなるのか。
次回、「【3月開幕】配当再投資という名の『追い焚き』。溶けゆく元本に、あえて燃料を注ぐ男の末路」。
皆さんは、安全な場所から私の悲鳴を肴に、インデックス投資を続けてください。
(続く)
- 私の持っているカバードコールETFリスト
- 2025/12/13:JEPQ80枚で爆損したアラフィフの運用成績公開。配当金より含み損が痛い
- 2025/12/20:SBIで門前払いされた「三悪魔(FEPI・2AIPI・CEPI)」、ついに確保
- 2025/12/27:【狂乱】JEPQは前座だった。マネックスで買い漁った「YieldMax軍団」と、崩壊寸前の高配当ポートフォリオ
- 2026/1/1:【12月決算】1,990円の配当を受け取り、4,934円を失う男
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- 2026/1/10:【逆転近し】利回り100%の劇薬ポートフォリオが10日で「死の淵」から生還
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- 2026/1/24:【週報】黒字幅が3倍に拡大!覚醒したIGLDと、地に落ちたNVYY
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