寝ている間に増やす!手軽に始めるインデックス投資の魅力

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投資を始めたいけれど、どの方法が自分に合っているのか分からない…。そんな悩みを抱えている方に、インデックス投資をおすすめします。インデックス投資とは、世界中に分散されたインデックスファンドに定期的に投資し、長期間保有する投資方法です。この方法が特におすすめの理由を、3つのポイントから説明します。

まず、インデックス投資は手間がかかりません。毎月同じ金額を積み立てるだけで、銘柄選びや投資タイミングを考える必要がないので、初心者でも簡単に始められます。これにより、時間をかけずに効率的な資産運用が可能です。

次に、インデックス投資は世界標準の投資法です。世界中の金融プロフェッショナルが採用している信頼性の高い方法で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。この方法を取り入れることで、安全かつ安定した資産形成が期待できます。

最後に、インデックス投資はお金の基礎知識を身につけるのに役立ちます。企業の確定拠出年金と同じ考え方に基づいており、金融詐欺に対抗するための基礎的な知識としても非常に有用です。

このように、インデックス投資は手軽で信頼性が高く、金融知識を深めるのに最適な方法です。これから長期的な資産形成を目指すなら、インデックス投資をぜひ検討してみてください。本ブログでは、インデックス投資の具体的なメリットや実践方法について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

著者紹介

水瀬ケンイチ(みなせ けんいち)

1973年、東京都生まれ。都内IT企業会社員にして下町の個人投資家。2005年より執筆している投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」が有名。

ほったらかしで楽ちんなインデックスファンド・ETFを中心にした国際分散投資を推奨しており、日本経済新聞やマネー誌などに数多く取り上げられる。

著書『全面改訂第3版 ほったらかし投資術』(朝日新書・山崎元との共著)、『マンガ お金は寝かせて増やしなさい』(フォレスト出版)。

要点

  • 手間がかからず、スタンダードな投資法: インデックス投資は銘柄選びやタイミングを考える手間がなく、毎月同じ金額を積み立てるだけで簡単に実行できる。また、世界中の金融のプロが採用しているスタンダードな投資法である。
  • 投資信託のメリット: インデックスファンドは投資信託の一種であり、少額から購入でき、多くの銘柄に分散投資できる。また、運用に携わる金融機関が破たんしても資金が守られるというメリットがある。
  • 積み立て投資とドルコスト平均法: インデックス投資には積み立て投資が適しており、ドルコスト平均法により株価の変動に関わらず一定の効果を得られる。毎月一定金額で同一の投資信託を購入することで、購入価格を平準化できる。
  • 生活防衛資金とリスク許容度: 投資を始める前に、生活費の把握と生活防衛資金の確保が重要。また、自分のリスク許容度を理解し、それに基づいて資産配分を決定することが大切である。
  • インデックスファンドの選び方とNISAの利用: 投資先のインデックスファンドを選ぶ際にはコストの低さに着目することが重要。NISAやiDeCoを活用することで、税金の優遇を受けながら効率的に資産運用を行うことができる。

なぜインデックス投資がおすすめなのか?

著者が推奨する「インデックス投資」とは、世界中に分散されたインデックスファンドに定期的に投資し、長期間保有することを指します。インデックス投資をおすすめする理由は、以下の3つのポイントからです。

まず、インデックス投資は手間がかかりません。銘柄選びや投資タイミングを考える必要がなく、毎月同じ金額を積み立てるだけで簡単に始められます。これにより、初心者でも手軽に投資を始めることができます。

次に、インデックス投資は世界標準の投資法です。世界中の金融のプロが採用している国際的なスタンダードとされる投資法であり、信頼性が高いです。多くの専門家が実践している方法を取り入れることで、安心して投資を進めることができます。

最後に、インデックス投資はお金の基礎知識として役立ちます。企業の確定拠出年金にも近い考え方で、金融詐欺に対抗するための基礎的な知識としても有効です。これにより、日常生活での資産管理にも役立ちます。

このように、インデックス投資は手軽で信頼性が高く、基礎的な金融知識を身につけるのに最適な方法です。長期的な資産形成を目指すなら、インデックス投資を検討してみてください。

投資信託の3つのメリット

インデックス投資の対象となるインデックスファンドは「投資信託」という金融商品の一種です。投資信託とは、投資家から集めた資金を専門家がまとめて運用する商品で、株式や債券などの価格変動によって価値が変わります。運用がうまくいけば、利益はほぼすべて投資家のものとなります。

投資信託には3つの大きなメリットがあります。

  1. 少額から始められる: 投資信託は100円からでも購入できるので、初心者でも始めやすいです。
  2. 分散投資ができる: 多くの銘柄に分散投資することでリスクを下げ、個人では投資しづらい地域や国にも投資が可能です。
  3. 資金が守られている: 運用に関わる金融機関が破たんしても、法律によって信託財産が守られるので安心です。

このように、投資信託は少額から始められ、リスクを分散しながら安全に投資を行うことができるため、非常に魅力的な金融商品です。

簡単で効果的な積み立てと長期保有のコツ

インデックスファンドに投資するなら、積み立て投資が最適です。この方法では、毎月一定の金額で同じ投資信託を購入します。株価が低いときには多く、高いときには少なく購入することで、結果的に購入価格を平準化できます。これを「ドルコスト平均法」と呼びます。

この投資法は「買い持ち(バイ&ホールド)」とも言われ、投資信託を長期間持ち続けることで資産を増やすことを目指します。投信自動積み立てサービスを利用すれば、毎月の買い注文も自動で行われるので手間がかかりません。

もちろん、市場の動向によっては適切でない時期に買い続けることもありますが、市場を予測して適切なタイミングで購入するのはプロでも難しいです。資産運用の基本は売買ではなく、長期保有にあります。この方法で、無理なく効率的に資産を増やしましょう。

インデックス投資を始める前にやるべきこと

生活費の把握と生活防衛資金

インデックス投資を始める前に、まずは自分の1カ月の生活費を把握しましょう。例えば、給料が入ってから1カ月後にどれだけ残っているかを3カ月間確認するだけでも十分です。その時点で赤字なら、投資を始めるのは避けるべきです。

次に、何かあっても家族の生活を守れる「生活防衛資金」を確保します。安全を見積もって「生活費の2年分」を目安にしましょう。生活防衛資金を貯めながら投資を進めることもできますが、リスクを避けるために安全を優先した方法を検討してください。

生活防衛資金があることで、生活の安定だけでなく、心の安定も得られます。リーマンショックのような世界金融危機が起きても、冷静に対応できるでしょう。

自分のリスク許容度を知る

インデックス投資では、「自分のリスク許容度を知ること」が重要です。リスク許容度とは、資産運用で発生する損失を1年間でどの程度受け入れられるかを指します。最悪の事態を想定することで心が落ち着き、安心して資産を運用できます。

リスク許容度は個人の収入、性格、ライフステージによって異なります。自分の年間の貯蓄可能金額や公的年金の運用リスクなどを基に、最終的には自分で判断するしかありません。夜ぐっすり眠れる資産構成にすることが大切です。

資産配分の考え方

インデックス投資の資産配分には、2つの方法があります。

1つは「世界市場ポートフォリオ」の考え方です。これは、世界各国の株式時価総額と同じ比率で資産配分を行う方法です。

もう1つは「有効フロンティア」という考え方です。資産のリスク、期待リターン、相関係数を基に、リスク当たりのリターンが最も大きい組み合わせを計算します。インターネット上には、簡単に期待リターンを計算できる無料ツールが公開されています。各資産クラスのデータを入力すると、ポートフォリオ全体の期待リターンとリスクが自動計算されます。

さらに、国内債券を組み合わせることで、分散効果によりリスクを効率的に下げることができます。どの程度リスクを調整するかは、自分のリスク許容度に基づいて決定しましょう。

【重要!!】 投資先の選び方

おすすめの投資先とは?

インデックスファンドを選ぶ際には、まず運用管理費用(信託報酬)の低さに注目しましょう。国内や先進国の資産では年率0.1%台、新興国資産では0.2%台が目安です。

もし、細かいことを考えたくない場合は「全世界株式」クラスのインデックスファンドがおすすめです。本書では、三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim」を紹介しています。このシリーズは「世界最低水準の運用コストを目指し続ける」と謳っており、他のコストの低いファンドが出てきても、追随してコストを下げることが期待できます。

現在の超低金利の状況でもリスクを低く抑えたい場合は、「個人向け国債 変動10年」が良い選択です。元本が守られ、最低金利保証も得られます。金利状況が改善したら、国内債券インデックスファンドに切り替えましょう。

投資先が決まったら、あとは毎月積み立てるだけですが、年に1回は「リバランス」を行うと良いです。これは、運用中に崩れた資産配分を元に戻す作業で、比率が大きくなりすぎたファンドを売り、小さくなりすぎたものを買うことを指します。

おすすめの金融機関

インデックス投資に最適な金融機関の選定も重要です。著者が推薦するのは、「SBI証券」と「楽天証券」です。

これらの証券会社は、低コストのインデックスファンドを迅速に取り扱ってきた実績があります。SBI証券は手数料が業界最安値クラスで、商品も豊富です。楽天証券は海外市場に上場したETF(上場投資信託)の取り扱い、100円単位の投資信託、楽天ポイントでの購入など、多くのメリットがあります。

NISAはどちらを選ぶべき?

NISA(少額投資非課税制度)を活用することは非常に重要です。NISA口座を使うと、投資で得た利益や配当金にかかる約20%の税金が、一定金額内であれば非課税になります。2024年の制度改正で、非課税保有期間が無期限となり、非課税枠は生涯で1800万円まで拡大しました。これは新規の投資分に適用され、利益については1800万円を超えても非課税です。

NISAには2つの枠があります。まず、「つみたて投資枠」は、超低コストのインデックスファンドが対象で、年120万円まで積み立てられます。一方、「成長投資枠」は投資金額、回数、対象が自由で、年240万円まで、全体で1200万円まで投資できます。もちろん、どちらの枠でもインデックスファンドに投資可能です。

iDeCoとNISAの併用

iDeCo(個人型確定拠出年金)も見逃せません。iDeCoは基本的に60歳まで解約できませんが、その代わり掛金全てが所得控除の対象となり、運用中の利益は全て非課税になるなど、多くのメリットがあります。

iDeCoには個別に判断が必要な点も多いので、まずはNISAを優先し、理解を深めた後にiDeCoにも取り組むのが良いでしょう。大切なのは、「自分の投資方法にどう活かせるか」を考えることです。「非課税で最も得する方法」を追求してリスクを取りすぎると、本末転倒になってしまいます。

インデックス投資を続けるための秘訣

なぜ、株式が成長し続けるのか?

インデックス投資を始めると、「じっと待つこと」が意外と難しいことに気づくでしょう。投資額が増えるにつれて、お金の増減が気になり、経済ニュースや株価の変動に一喜一憂してしまいます。

ここで大事なのは、インデックス投資の本質を理解することです。1801年から2000年までの間、世界は2度の大戦やブラックマンデーなど多くの危機を乗り越え、それでも株式市場は大きく成長しました。日本のような低成長の国でも、長期的には右肩上がりの傾向があります。

これは「資本主義経済の拡大再生産」によるものです。資本主義では、資本家が企業に投資し、労働者が労働力を提供します。企業は付加価値を生み出し、その利益を資本家と労働者に還元する。この仕組みが投資市場を支え続けています。

さらに、株式は「複利」の力も持っています。利息が元金に組み入れられる複利効果は、長期間保有するほど大きくなります。長い運用期間の後半でこそ、複利の力が最大限に発揮されるのです。

大暴落をチャンスに変える心構え

インデックス投資を始める時期にこだわる必要はありません。投資タイミングを見計らうのはプロでも難しいことです。長期的に見れば、取得金額は平準化されますし、株価が低い時に始めれば多くの株を購入できるので有利です。悩んでいる時間がもったいないのです。

もちろん、大暴落に直面することもあるでしょう。しかし、タイミングを見極めて売買するのは非常に難しいです。重要なのは、自分のリスク許容度に合った資産配分を保ち続けることです。そうすることで、大暴落時でも市場に留まり、絶好の買い場を逃さないようにできます。

もし大暴落が不安なら、リスクを取りすぎている可能性があります。その場合、株式の比率を下げて国内債券の比率を上げるなど、安全で保守的な資産配分に調整するのが良いでしょう。

このように、インデックス投資を続けるためには、本質を理解し、冷静にリスクを管理することが大切です。

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インデックス投資は長期保有を基本とする投資法です。そのため、一時的に損をすることもありますが、その時にうろたえてはいけません。本書には、著者の長年の実践に基づいた、投資に対する不安を解消するための知識が詰まっています。特に、他の投資本にはあまり書かれていない「出口戦略」についてのアドバイスは非常に貴重です。

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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