カナダ式!幸せな未来を築くための簡単なステップ

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ども♪真毅です。

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「億り人」という言葉を聞くと、遠い世界の話に思えるかもしれません。しかし、特別な才能や膨大な資金がなくても、誰でも資産を築き、幸せな未来を手に入れることができるのです。本書は、投資初心者から経験者まで、誰もが実践できる資産形成の方法と、日々の生活習慣を通じて幸福を追求するためのヒントを提供します。

本書の著者は、カナダに移住して多くの現地の人々と接する中で、成功者たちが実践している「幸せのループ」を発見しました。彼らのライフハックは、特別なスキルや大金がなくても始められる、再現性の高い方法です。著者が強調するのは、自分にとっての幸せを明確にすること。このシンプルなステップが、無駄な浪費を防ぎ、資産形成の基盤を築く第一歩となります。

また、本書では「自己投資」の重要性についても詳しく解説しています。英語の習得やスキルアップへの投資が、どれほどのリターンを生むかを実例を交えて紹介。さらに、投資の基本原則や、初心者におすすめのインデックスファンドの選び方、NISA制度の活用法など、実践的な情報が満載です。

この記事では、本書の魅力と実践法について、具体的な内容と共にご紹介します。この一冊を手に取ることで、あなたも幸せな未来への第一歩を踏み出すことができるでしょう。

目次

著者紹介

品田一世(しなだ いっせい)は、1984年神奈川県生まれ。海外で活躍するファイナンシャルプランナーであり、Canadian Flower Inc.の代表を務めています。また、リカレント市民大学の客員教授としても活動中。Twitter(現X)では「イッセイ」として発信しています。

日本の大学在学中はプロキックボクサーとして活躍。その後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券を経て渡米し、ニューヨーク工科大学大学院でMBAを取得しました。ロイヤル・バンク・オブ・カナダに勤務後、バンクーバーで独立しファイナンシャルプランナーとしてのキャリアを築きました。2023年7月からはクアラルンプールに在住しています。

スポーツ面でも優れた実績を持ち、極真空手カナディアンチャンピオンシップ70キロ級で2013年と2016年に優勝しています。趣味は投資とアウトドア活動です。

Twitter(現X):@isseicanada
YouTube:「海外バンカーいっせいマネー講座

要点

  • 幸せの鍵は自分を知ること:カナダ人が幸せそうに見える理由の一つは、彼らが自分にとって何が幸せかを深く理解しているからです。釣りを楽しむ人、家族との時間を大切にする人、仕事に熱中する人、それぞれが自分の「幸せの軸」を持っています。この明確な軸が、生活の基盤となり、お金の使い方にも影響します。
  • 充実した金融教育:カナダでは、多様な金融教育が行われています。中学や高校で「複利」を学び、幼稚園でも投資や起業について話題に上がります。親から金融の知識を教わる子どもも多く、大人向けの投資促進プログラムも充実しています。カナダ人は幼い頃からお金に関する教育を受けているのです。
  • 幸せの順番を守る:カナダ人が実践する幸せな生き方は、科学的にも理にかなっています。彼らはまず心と体の健康を大切にし、次に人とのつながりを重視し、その上で成功やお金を求めます。これにより、心身ともにバランスの取れた幸福な生活を送っているのです。
  • 投資で不安を解消:カナダ人は投資を上手に活用して、お金の不安を解消しています。物価が上昇しても、多くの人は幸せに暮らしています。投資は知識がなくても、大金がなくても始められるものです。投資信託に少額ずつ積み立てていくことで、お金の不安を減らし、安心して生活することができます。
  • 幸せの物質をバランスよく分泌する生活;カナダ人は、脳内の幸せ物質(セロトニン、オキシトシン、ドーパミン)をバランスよく生み出す生活を送っています。健康に気を使い、家族や友人との時間を大切にし、適切に投資を行うことで、物質的な安心感も得ています。このバランスが、彼らの穏やかな笑顔の秘密なのです。

カナダ人はなぜ幸せなのか?

なぜカナダ人はいつも幸せそうなのか?その秘密に迫る!

カナダ人がいつも幸せそうに見える理由は何でしょうか?筆者はカナダに移住して12年、その秘密を日々感じています。

カナダ人は自分にとって何が幸せかを深く理解しています。釣りを楽しむ人、家族との時間を大切にする人、仕事に熱中する人、それぞれが自分の「幸せの軸」を持っています。この明確な軸が、彼らの生活の中でブレない基盤となり、何にお金を使うかの判断にも現れます。

さらに、カナダでは多様な金融教育が行われています。中学や高校で「複利」を学び、幼稚園でも投資や起業の話が普通に出てきます。親から金融の知識を教わる子どもも多く、大人向けの投資促進プログラムも充実しています。カナダでは、ゆりかごから墓場まで、お金に対する教育が徹底されているのです。

追い求めるべき「幸せの順番」とは?カナダ人の生き方から学ぶ

カナダ人が実践する幸せな生き方は、科学的にも理にかなっています。

精神科医の樺沢紫苑氏によると、幸せを感じるときに分泌される脳内物質にはセロトニン、オキシトシン、ドーパミンがあります。セロトニンは心身がリラックスしているときに、オキシトシンは人とのつながりや愛情を感じているときに、ドーパミンはお金や成功を達成しようとするときに分泌されます。

カナダ人はこの「幸せの物質」をバランスよく生み出しています。健康に気をつかい、仕事よりも家族や友人との時間を大切にし、心おきなく時間を使えるように投資しています。セロトニンやオキシトシン的な幸福を中心に置きつつ、お金にも困らない人生を送っているのです。

一方、日本人は小さな頃からドーパミン的幸せを追求するよう教育されています。良い学校に入って、大きな会社で働き、出世するために自身の健康や家族を後回しにする人も少なくありません。

カナダ人がいつもニコニコしている理由は、追い求めるべき「幸せの順番」を守っているからです。まず心と体の健康、次に人とのつながりを大切にし、その上で成功やお金を求めているのです。

必見!新NISAで資産を増やす最強ガイド

知識や大金がなくても始められる投資

カナダの物価は、著者が住み始めた12年前と比べて倍近くになりました。それでも、多くの人は幸せに暮らしています。なぜなら、彼らは投資を上手に使って、お金の不安を解消しているからです。

日本でも投資への関心が高まりつつありますが、まだ利用者は少数派です。「経済や株の勉強をしてから始めたほうがいい」と思うかもしれませんが、実際には今すぐ始めても、勉強してから始めても、儲けには大きな違いがないことが多いのです。

投資の世界では、知識豊富なプロが必ずしも勝てるわけではありません。株の値動きは理屈だけでなく、さまざまな要因が影響します。知識がなくても、お金がたくさんなくても、投資は誰でも始められるのです。

では、何を買えばいいのでしょうか?初心者におすすめなのは「投資信託」です。これから成長が見込める分散型の投資信託に毎月少額を積み立てて、あとは放っておくだけ。これが、日本人がお金の不安なく生きるための最適解です。

初心者に最適!インデックスファンドの魅力

投資信託とは、さまざまなお菓子が詰まった箱のようなものです。証券会社が投資家から集めたお金でファンドという「箱」を作り、株や債券に投資して運用してくれます。

ファンドの内容はさまざまで、日本株だけに投資するものや、世界中の株が含まれるものなどがあります。著者がおすすめするのは、米国の「S&P500」に連動したインデックスファンドです。米国市場は長期的に成長しており、それに連動して「S&P500」の指数も上がり続けています。

インデックスファンドは、市場全体の成長を買うイメージの商品であり、リスクを抑えながら複数の投資先に分散することができます。さらに、「複利」の効果を利用できるのも大きなメリットです。例えば、毎月5万円をタンス預金した場合、20年後には1200万円になりますが、同じ金額を年利7%で投資信託に運用すると、20年後には2537万円になります。

新NISAで積み立て投資を始めよう!

投資にはNISA制度を活用しましょう。NISAは、投資で得た利益(値上がり益や配当金)が非課税になる制度です。通常、利益には20%の税金がかかるため、NISAのメリットは非常に大きいです。

2024年1月に始まった新NISA制度では、さらにメリットが増えました。新しい制度では、つみたて投資枠(120万円)と成長投資枠(240万円)の2つの非課税投資枠ができ、年間の最大投資枠が360万円に増加しました。積み立て期間も無期限になり、一人当たりのトータル非課税保有限度額が1800万円に拡大されました。

新NISAを利用して毎月6万円を25年間積み立てると、元本は1800万円になります。利率が7%の場合、元本と運用収益を合わせて約4700万円になり、その利子に対する税金もかかりません。これで老後の安心感が格段に増すでしょう。

アメリカ株が魅力的な理由

現在、国内で買える投資信託の商品は約6000もあります。「多すぎて選べない」と感じるかもしれませんが、長期で投資するなら、やはりアメリカ株に連動した商品がおすすめです。

その理由は、「アメリカ企業の強さ」「右肩上がりの米国市場」「成長し続けるGDP」「長期にわたる人口増加」などが挙げられますが、特に「日本と社会の仕組みが違うこと」が重要です。

アメリカでは、社会全体で株価を上げる仕組みが整っています。ほとんどの経営者の報酬が株価と連動しているため、企業も政治家も株価を上げることを目指しています。また、個人金融資産に占める投資商品の割合が高く、老後資金として積み立てているのも特徴です。つまり、アメリカ人の「生活の安定」と「幸せ」は株価の上昇と密接につながっているのです。

幸せな億り人への道

毎日の習慣で幸せを引き寄せる方法

積み立て投資と同じように、日々の生活も工夫次第で大きな成果を上げることができます。ここでは、著者が実践している「幸福のループを生み出すライフハック」をご紹介します。これらのハックは科学的な裏付けもあるので、ぜひ試してみてください。

スケジュールを固定化する

私たちの脳は1日に約3万5000回もの判断をしていると言われています。しかし、脳の決断力には限界があります。決断疲れを避けるためには、スケジュールをできるだけ固定することが有効です。

著者は、何時に寝て何時に起き、何をするかすべてをルール化しています。例えば、コーヒーを飲む時間や筋トレの時間も決めているのです。こうすることで、無駄な判断を減らし、重要な決断にエネルギーを温存することができます。

朝の時間を大切にする

成功者の多くは、朝の時間を大切にしています。Appleのティム・クックやMetaのマーク・ザッカーバーグなど、朝の時間に生産的な活動をしている人は多いです。

著者も毎朝5時に起きて瞑想を行っています。まず5分間の瞑想で思考をクリアにし、その後アウトプットの作業に取り掛かります。早寝早起きと瞑想を習慣にすることで、生産性が向上し、脳が活性化するのです。

夢のための時間を確保する

著者が毎日のスケジュールで最優先しているのが「夢のための時間」です。1日2時間を夢に向けた活動に使うため、先にその時間を確保します。これにより、他の時間をどのように削るかという発想が生まれます。著者は英語の勉強やMBA取得のためにこの時間を使ってきました。

自分の人生の主人公は自分です。夢に向けた時間を確保することは、自分の人生を自分でコントロールするための重要な手段です。

スタバは特別な日に

毎日スターバックスに寄る習慣は、お金を貯めるという観点から見直すべきです。毎日500円のコーヒーを1年間飲み続けると、年間で約18万円にもなります。

この金額を年率7%で32年間運用すると、「複利」の力で2000万円を超える資産になります。つまり、スタバの1杯があなたの未来を大きく変えるのです。

家を買うべきか?借りるべきか?

家を買うか賃貸にするかで迷っている人は多いでしょう。しかし、著者の意見では「日本では家を買うべきではない」と言います。

不動産は「買えば必ず資産になる」と言われますが、それは本当でしょうか?最近、大都市圏のマンション価格は上昇していますが、ほとんどの地域では下落しています。日本は急速な人口減少トレンドにあり、今後半世紀で3000万人以上減少する見込みです。このため、地方だけでなく都市圏でも不動産価値は下がる可能性が高いです。

さらに、日本は地震や台風が多く、湿度が高いため家が傷みやすいです。新築文化が根強く、家を買った瞬間に価値が下がることもあります。このような環境では、不動産を資産とするのは難しいでしょう。

もちろん、どうしても家が欲しいなら別ですが、迷っているなら賃貸を選ぶのが賢明です。不動産神話はもう捨てるべきです。

お金より大切な「毎日の習慣」が未来を変える

毎日の習慣が人生を変える

「億り人」というと、遠い世界の話に思えるかもしれません。しかし、カナダに移住し、現地の多くの人と接してわかったのは、「億り人」も私たちと同じ普通の人だということです。特別な才能がなくても、誰でも資産を増やして億り人になれるのです。

多くの投資成功者のノウハウ本は「運」に頼っている部分が多く、再現性がありません。しかし、この本で紹介する積み立て投資や資産形成につながるライフハックは、誰でもいつでも実行可能です。人生を変えるのは才能でもやる気でもなく、毎日の習慣です。

自分に投資することを忘れない

節約は大切ですが、「自己投資」は絶対に削ってはいけません。

著者はこれまで英語の学習に数百万円を投資してきましたが、その結果として50倍のリターンを得ました。英語ができる人とできない人では、得られる情報や人間関係に大きな差が生まれますし、年収にも影響を与えます。自己投資をしないのは、「自分の未来に希望はない」と言っているのと同じことです。

資産があれば、人生の選択肢が広がります。海外移住や起業への挑戦、大学への再入学も可能です。資産を形成する習慣を身につけて、素晴らしい人生を築いていきましょう。

幸せを明確にしよう

本書で著者が最も伝えたかったことは、「自分にとっての幸せを明確にしよう」ということです。自分が何を幸せと感じるのかを日頃から意識することで、他のことの重要度は自然と下がります。結果として、お金や時間を無駄にすることが減り、良いサイクルを生み出すことができます。

投資のテクニックや特定の銘柄にこだわるのではなく、「なぜ資産を増やすことが大切なのか?」という根本的な問いを常に考えることが重要です。これこそが“カナダ式”の投資の真髄だと感じました。本書を読んで、改めて自分の幸せについて考え、それを基に将来に向けた行動を起こしてほしいと思います。

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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