ども♪アラフィフの「人柱」ブロガーです。
2026年8月下旬、船橋はよく晴れた平日の昼下がりでした。時刻は午後3時を少し回ったころ、一日でいちばん暑さがこもる時間帯です。私は冷房を効かせた自宅のキッチンで、ほうじ茶を淹れようと、やかんを火にかけていました。
しばらくすると、やかんの口から白い湯気が、勢いよく立ちのぼりはじめます。狭いキッチンいっぱいに、もうもうと広がっていくその湯気は、なかなかに立派で、派手なものでした。
その湯気を眺めながら、私はふと考え込みました。湯気がこれだけ派手に立つということは、やかんの中の水そのものが、姿を変えて出ていっているということです。立ちのぼる湯気が勢いよく見えるほど、やかんの底の水位は、確実に下がっている――当たり前の物理です。
けれど、その当たり前が、今日これから解剖するFEPIという銘柄の、ある数字とぴたりと重なって見えたのです。利回り25.77%という、湯気のように派手な看板。その裏で、私の元本という水位は、どうなっていたのか。手を伸ばして湯気を掴もうとしても、それは指の間をすり抜けて、あとには何も残りません。
申し遅れました。私は証券アナリスト(CMA)とFP資格を持つ、アラフィフの兼業ブロガーです。超高配当カバードコールETFを16銘柄、1年間まるごと自腹で人体実験しています。
今日の主役は、FEPI(REX FANG & Innovation Equity Premium Income ETF)です。私がなぜ、昼下がりのキッチンでわざわざFEPIの記事を書くのか。理由は、この銘柄が当ブログの実験群にとって、また一つ大きな「初めて」を刻む銘柄だからです。CMAとして仕組みを裁き、FPとして家計への意味へ翻訳する。命懸けの講義をお届けします。
プット売りでも合成ロングでも指数コールスプレッドでもない――シリーズ初の「個別株バイライト型」FEPI

まず、FEPIが当ブログのシリーズの中でどこに立つのかを、はっきりさせておきます。ここを押さえておかないと、この銘柄の面白さも危うさも、半分しか伝わりません。
これまで当ブログで解剖してきたのは、NVDY・ULTY・YSPY・TQQY・NVYY・IGLD・QQQIの7銘柄でした。この7つは、大きく三つの系統に分かれます。
第一の系統は、NVDY・ULTY・YSPY・TQQY・NVYYの5銘柄で、いずれも運用会社がグラニットシェアーズ(GraniteShares)、原資産に「プット売り」を仕掛ける戦略でした。プット(売る権利)を売ってプレミアム(オプション売却で受け取る現金)を稼ぐ、同じ思想の兄弟たちです。
第二の系統が、IGLD(金価格連動カバードコールETF)でした。IGLDは金の現物を一グラムも持たず、米国債とFLEXオプション(行使価格や満期を柔軟に設定できる上場カスタムオプション)で作った「合成ロング」に、その一部だけコールを売る、変則的な「部分的カバードコール」です。
第三の系統が、直前に解剖したQQQI(ナスダック100連動カバードコールETF)でした。QQQIはナスダック100の構成銘柄を現物でフルレプリケーション(完全複製)保有したうえで、指数(NDX)そのものにコールを売り、同時により高い行使価格のコールを買う「コールスプレッド」を組む設計です。
そして今日のFEPIは、そのどれとも違います。FEPIは、FANG(フェイスブック=現メタ・アマゾン・ネットフリックス・グーグルなどの大型ハイテク株の総称)とイノベーション関連銘柄で構成された指数の株式を、現物で保有します。
そのうえで、指数全体に一本のコールを売るのではなく、保有している個別銘柄の「一つひとつ」に、直接コールを売っていくのです。つまりFEPIは、当シリーズで初めて登場する、正真正銘の「個別株バイライト型カバードコール」なのです。
プット売りでもなく、金の合成ロングでもなく、指数へのコールスプレッドでもない。バスケットの中の株を一銘柄ずつ担保にして、その一銘柄ずつにコールを売り重ねる。私はこの戦略類型を、この実験群で初めて手にしたことになります。
この「指数全体ではなく個別銘柄それぞれに売る」という点は、私の憶測ではありません。運用会社REX Sharesが2026年5月20日に出した公式プレスリリースに、はっきりと書かれています。
原文では「each Fund holds the stocks within a defined index and writes out-of-the-money calls on the individual names rather than on the broad index」――各ファンドは定義された指数の構成株を保有し、指数全体にではなく、個別銘柄にアウト・オブ・ザ・マネー(現在価格より外れた行使価格)のコールを売る、と説明されています。
ここがFEPIの設計思想の核であり、後の章で見る「なぜ利回りがここまで高いのか」の答えにも直結します。
基本スペックを、一枚の表で俯瞰しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | REX FANG & Innovation Equity Premium Income ETF |
| ティッカー | FEPI(NASDAQ) |
| 運用会社 | REX Shares |
| 設定日 | 2023年10月9日 |
| 経費率 | 年0.65% |
| 現在株価 | 40.59ドル(stockanalysis.com・2026年7月22〜23日確認) |
| 52週高値/安値 | 49.68ドル/37.90ドル |
| 純資産総額 | 約6億6,488万ドル |
| 発行済み株式数 | 約1,630万株 |
| TTM分配金利回り | 25.77% |
| 過去12ヶ月分配金合計 | 10.46ドル |
| 分配頻度 | 週次(2026年5月28日から) |
この表で、二つほど目を留めてほしい数字があります。一つは純資産総額の約6億6,488万ドルです。QQQIの約136億9,700万ドルという巨艦には遠く及びませんが、IGLDの約5億ドル、NVYYの約3,600万ドルと比べれば、シリーズ内では中堅よりやや上の規模になります。
もう一つが、TTM分配金利回り(Trailing Twelve Months=過去12ヶ月を基準にした利回り)の25.77%です。過去12ヶ月に配られた分配金10.46ドルを、現在株価40.59ドルで割った、市場価格ベースの利回りで、stockanalysis.com(2026年7月22〜23日確認)が示す数値になります。
念のため、同じ週の別ソースも添えておきます。Yahoo Finance(2026年7月23日確認)では、株価41.80ドル(前日比プラス2.20%)、NAV(純資産価値)41.81ドルと表示されていました。
確認したソースと時点によって株価は40〜41ドル台で揺れますが、いずれにせよ52週高値49.68ドルからは大きく水位が下がった、安値圏に近い位置にいることは共通しています。
利回り25.77%という湯気の派手さと、株価が安値圏に沈んでいるという水位の低さ。この二つのねじれこそが、今日の解剖の主題です。
月次から週次へ――2026年5月28日、FEPIは「分配頻度が変わった銘柄」になった

FEPIには、当シリーズでこれまで登場しなかった、もう一つの「初めて」があります。それが、分配頻度そのものが途中で変わった、という構造変化です。既刊7銘柄は、月次なら月次、週次なら週次と、分配頻度が一定でした。FEPIは違います。2026年5月28日を境に、月次分配から週次分配へと切り替わったのです。
この事実は、一次情報で直接確認できました。運用の器であるETF Opportunities Trust(CIK 0001771146)が2026年5月12日にSEC(米国証券取引委員会)へ提出した目論見書補足(Prospectus Supplement)に、「Ordinarily, dividends from net investment income, if any, are declared and paid weekly by the Fund.」
――純投資収益からの分配は、もしあれば、通常、当ファンドにより週次で宣言・支払われる、との記載があります。もともとの目論見書は2025年11月30日付で月次を前提としていましたから、補足によって週次へ書き換えられた形になります。
背景は、REX Sharesの公式プレスリリース(2026年5月20日付)が語っています。タイトルは「REX Shares Announces Transition to Weekly Distributions for FEPI, AIPI, and CEPI」。本文には「The Funds will transition from a monthly to a weekly distribution schedule beginning May 28, 2026.」
――これらのファンドは2026年5月28日から、月次から週次の分配スケジュールへ移行する、と明記されています。
CEOのGreg King氏は「We’ve seen meaningful investor interest in more frequent income across our broader income lineup」と述べ、より頻繁なインカム(分配収入)への投資家の関心の高まりを、移行の理由に挙げています。
ここで、CMAとして一つ、冷静な注意を添えておきます。分配が「週次になった」こと自体は、受け取る側にとって年間の総額を増やすものではありません。
プレスリリースには「the distribution payable on or about May 28, 2026 is expected to reflect a shorter accrual period than a typical monthly distribution」――2026年5月28日ごろに支払われる分配は、通常の月次分配より短い積み立て期間を反映し、小さくなる見込みだ、との断り書きがあります。
つまり、月に一度まとめて配っていたものを、四回前後に分けて配るようになっただけで、原資が増えたわけではないのです。
では、なぜ運用会社は頻度を上げたのか。ここは事実と考察を分けて書きます。事実として言えるのは、Greg King氏が「投資家の関心」を理由に挙げていることだけです。私の考察を申し添えるなら、週次で現金が届くという体験は、心理的な満足度を確かに高めます。
毎週チャリンと入金がある感覚は、月に一度の入金より「働いてくれている」実感が濃い。ただ、その満足感は、あくまで受け取り方の演出であって、投資成果そのものとは別の次元の話です。
頻度が上がって嬉しくなる気持ちと、実際に資産が増えているかどうかは、必ず切り離して見てください。ここを混同すると、次の章で見る「分配金の中身」を、冷静に読めなくなります。
なお、この週次への移行は、FEPI単独の話ではありません。プレスリリースのタイトルどおり、FEPIと、同じREX Sharesが手掛ける兄弟ファンドのAIPI・CEPIが、三本まとめて同時に週次へ移行しました。
AIPI・CEPIはFEPIと同じ運用会社・同じシリーズの兄弟であり、対象とするテーマ(AI関連株・暗号資産関連株など)が違うだけで、個別株にコールを売るという骨格を共有しています。
三本が足並みをそろえて週次化した、という事実は、REX Sharesが「頻繁なインカム」という商品性を、シリーズ全体の売りにしようとしている姿勢の表れと読めます。
分配金の中身は「100%が元本払戻し」なのか――一次情報に届かなかった話も、正直に書く

利回り25.77%という看板の裏側を、いよいよ開けていきます。ここは、本記事でいちばん慎重に、事実と伝聞を分けて書かなければならない章です。
高分配ETFの分配金を語るとき、避けて通れないのがROC(Return of Capital=元本払戻金)という区分です。ROCとは、運用で稼いだ利益ではなく、投資家が預けた元本を返している部分を指す、分配金の会計上・税務上の分類です。
米国のファンドは、分配金が「今期の稼ぎ」から出たのか、それとも「元本の払い戻し」なのかを、19a-1通知書という法定書面で株主に開示します。既刊記事では、IGLDの2026年6月分ROCが67.89%、QQQIの2026年6月分ROCが98%だったことを、いずれもこの19a-1通知書を直接確認して、実測値として報告しました。
では、FEPIはどうか。ここで、私は正直に、力の及ばなかったことを告白しなければなりません。FEPIの19a-1通知書そのものを、私は今回、一次情報として直接確認することができませんでした。
REX Shares公式サイトのファクトシートPDFや、19a-1通知書のPDFは、Cloudflareのボット対策によって、私のアクセスがすべてHTTP 403 Forbidden(アクセス拒否)ではねられてしまったのです。一次情報にたどり着けなかった以上、その内訳を「実測しました」と胸を張って書くわけにはいきません。
そのうえで、確認できた範囲の事実は、こうです。複数の第三者情報源で、「Current distributions for FEPI consist of 100% estimated return of capital(FEPIの現在の分配は、推定100%が元本払戻しで構成される)」という趣旨の情報が、一貫して見つかりました。
出典としてFEPIのファクトシート(2026年3月24日時点との言及を含む)を参照している記事も複数ありました。情報源が一つだけなら眉に唾をつけるところですが、複数の情報源が同じ「100%」で一致している点は、無視できません。IGLDの67.89%、QQQIの98%を思えば、FEPIの100%は、そのさらに上を行く数字です。
ただし、CMAとして、線ははっきり引きます。FEPIの「100%ROC」は、私が一次情報で直接確認した実測値ではなく、あくまで複数の第三者情報源による報告が一致している、という段階の情報です。既刊IGLD・QQQIの数字が「一次情報で握った確定値」だったのに対し、FEPIの数字は「伝聞の一致」にとどまります。
この違いは、読者の皆さんにも、必ず同じ精度で受け取っていただきたいのです。数字の大きさに驚く前に、その数字がどれだけ固い情報源から来ているかを見る。それが、情報と付き合う作法です。
区分の対比を、一枚の表で整理しておきましょう。数字の出どころの固さの違いを、あわせて明記します。
| 銘柄 | 最新ROC比率 | 情報の性質 |
|---|---|---|
| IGLD | 67.89%(2026年6月分) | 一次情報(19a-1通知書)を直接確認した実測値(既刊) |
| QQQI | 98%(2026年6月分) | 一次情報(19a-1通知書)を直接確認した実測値(既刊) |
| FEPI | 100%(推定・時点は情報源により3月時点等) | 一次情報に直接到達できず。複数の第三者情報源の報告が一致 |
ここで慌てないでいただきたいことがあります。仮にFEPIの分配金が本当に100%ROCだったとしても、それは「あなたの資産が100%燃えた」という意味では、必ずしもありません。直前のQQQI回で、私はこの点をしつこく解説しました。
ROCは分配金の会計上・税務上の分類にすぎず、実際の投資成果(株価の変動+受け取った分配金)とは、別物です。オプションプレミアムやキャピタルゲイン(値上がり益)が原資であっても、年度の実現損益が確定するまでは、便宜上ROCに分類されることがあるからです。
だからこそ、QQQI回で私は一つの判定基準を確立しました。ROCの比率だけを見て一喜一憂するのではなく、必ずNAVのトータルリターン(設定来や直近1年など)とセットで見る、という作法です。
NAVのトータルリターンがプラスを保ったまま高ROCが続いているなら、それは主に「稼いだ利益を、会計上ROCの箱に入れて配っている」状態で、比較的健全です。
しかし、NAVのトータルリターンがマイナスに沈んでいるのに、なお高ROCで分配が続いているなら、それは文字どおり元本を取り崩して配っている、危険なROCです。この二つは似て非なるものであり、比率の数字だけでは見分けがつきません。
そしてFEPIの場合、この判定を突きつけられたとき、私の胸はざわつきました。なぜなら――これは第5章で私自身の実測として開きますが――FEPIは、株価が安値圏へ沈み、私の保有損益もわずかながらマイナスの側に残っている銘柄だからです。
QQQI回で「危険なROC」と定義した境界線のすぐそば、いわば崖っぷちの一歩手前に、FEPIは立っています。やかんの湯気が派手に立ちのぼる裏で、水位が確実に減っている。その構図が、いよいよ具体的な数字として姿を現します。
個別株一つひとつにコールを売る――なぜ利回りが跳ね上がり、なぜ株価が上がりにくいのか

分配金の中身を疑ったところで、次は「その分配金は、そもそもどこから湧いてくるのか」を、設計から解剖します。ここで、第1章で提示した「個別株バイライト型」という戦略類型の中身を、じっくり開いていきましょう。
まず、カバードコールの基本です。カバードコール(Covered Call)とは、株式の現物を保有しながら、その株式のコールオプション(決まった価格で買う権利)を売る戦略を指します。
権利を売った対価として受け取る現金が、プレミアムです。FEPIは、FANG・イノベーション関連の構成銘柄を現物で保有し、その一つひとつにコールを売って、プレミアムを分配金の主な原資にしています。
FEPIの設計で肝になるのが、第1章で引用した「指数全体にではなく、個別銘柄にコールを売る」という点です。ここが、直前のQQQIとの決定的な違いになります。
QQQIはナスダック100という指数そのものに、コールを一本売っていました。対してFEPIは、バスケットの中の株を一銘柄ずつ担保にして、その一銘柄ずつにコールを売り重ねます。なぜ、わざわざ手間のかかる個別売りにするのか。理由は、プレミアムの厚みにあります。
結論から言えば、個別株にコールを売るほうが、指数にコールを売るより、分厚いプレミアムを稼げる傾向があります。理由は、個別株の値動きの荒さ(ボラティリティ)にあります。FANG・イノベーション系の大型ハイテク株は、決算やニュースのたびに大きく上下します。
オプションの値段は、原資産が荒く動くと予想されるほど高くなりますから、荒れ馬のような個別株のコールは、おとなしい指数のコールより高く売れるのです。指数という「平均」にコールを売れば、個別銘柄の荒さは打ち消し合ってならされてしまいます。
FEPIは、そのならされる前の、生の荒さを一銘柄ずつ売りに出すことで、25.77%という分厚い利回りの原資を稼いでいる、というわけです。
言葉だけでは実感が湧きにくいので、仕組みを数字で確認してみましょう(※仮定計算例。FEPIの実際の権利行使価格ではなく、理解のための架空の数値です)。バスケットの中のある銘柄の株価が、100ドルだとします。運用会社が110ドルの権利行使価格でOTMコールを売り、プレミアムとして4ドルを受け取ったとしましょう。
満期までに株価が110ドルを超えなければ、オプションは行使されずに消滅します。ファンドは4ドルのプレミアムを丸ごと収益にでき、株式もそのまま保有し続けられます。
ところが、株価が120ドルまで上昇したらどうなるでしょうか。買い手はオプションを行使し、ファンドは110ドルで株式を渡す義務を負います。本来なら120ドルまで伸びたはずの値上がり益のうち、110ドルを超えた10ドル分は、買い手のものになります。
ファンドの手元に残るのは、110ドルまでの値上がり益とプレミアム4ドルだけです。これが「上値を売り渡す」という構造の正体です。
逆に、株価が80ドルまで下落した場合、オプションは行使されずに消滅しますが、株式そのものの含み損20ドルは、丸ごとファンドが抱えます。受け取ったプレミアム4ドルは、その含み損をわずかに和らげる程度にしかなりません。
上値には天井があり、下値には底が抜けている。これがカバードコールの非対称性です。そして、この非対称性は、個別株バイライト型のFEPIで、最も極端な形に現れます。
荒く動く個別株にコールを売るということは、上昇局面では「隣で指数を素直に持っている人だけが笑う」展開になりやすい、ということです。分厚いプレミアムは、この上値放棄の対価として支払われているのです。
既刊シリーズとの構造の違いを、一枚の表で整理しておきましょう。同じ「オプションを売って分配金を生む」商品でも、その姿はまるで異なります。
| 観点 | プット売り系(NVDY等5銘柄) | IGLD(部分的カバードコール) | QQQI(指数コールスプレッド型) | FEPI(個別株バイライト型) |
|---|---|---|---|---|
| 運用会社 | GraniteShares | First Trust | NEOS | REX Shares |
| 現物保有 | なし(プット売り中心) | なし(合成ロング) | あり(ナスダック100を現物で完全複製) | あり(FANG・イノベーション株を現物保有) |
| 中核の売り物 | プット(売る権利)を売る | 合成ロングの一部にコール売り | 指数にコール売り+高い行使価格のコール買い | 個別株それぞれにOTMコール売り |
| コールを売る対象 | ―(プット売り中心) | 金の合成ロングの一部 | 指数全体(NDX)に一本 | 構成銘柄の「一つひとつ」 |
| 原資産 | 個別株・レバレッジ指数ETF | 金(合成ロング) | ナスダック100指数(現物) | FANG・イノベーション個別株(現物) |
この表のいちばん右の列、「コールを売る対象=構成銘柄の一つひとつ」というマスこそが、FEPIをシリーズの他の誰とも違う場所に立たせている、独自の指紋です。QQQIが指数に一本のコールを売る「面」の戦略なら、FEPIは個別銘柄に無数のコールを売る「点」の戦略、と言い換えてもいいでしょう。
点で稼ぐぶん、プレミアムは分厚くなり、そのぶん上値を細かく手放していく。この設計が、次章で見る「私の3株」の成績に、静かに、しかし確実に効いてきます。
自分ごとの実測――利回り25.77%の裏で、私の3株はどうなっていたか

ここまで仕組みと数字を裁いてきましたが、他人の理屈だけでは腹に落ちません。そこで、私自身の保有実績を、正直にさらけ出します。ここに、この記事の冒頭で予告した「やかんの水位」の、いちばん生々しい答えがあります。
私は2025年12月22日に、FEPIを3株、取得単価1株あたり46.50ドルで買いました。そのときの為替レートは1ドル157.07円、手数料込みの取得金額は21,911.27円(うち手数料73.04円)で、口座は一般口座です。16銘柄の人体実験の一つとして、少額を投じて淡々とデータを取り続けている銘柄になります。
そのFEPIが、2026年7月17日時点でどうなっていたか。まず、株価という「水位」から確認します。取得単価46.50ドルに対し、評価時点の株価は40.64ドルでした。株価だけを取り出せば、下落率はおよそマイナス12.6%(※筆者算出・株価のみ)になります。
買ってからの約7ヶ月で、私の元本にあたる株価は、1割強も目減りしていたのです。第3章で見た「分配金は推定100%がROC」という伝聞を、思い出してください。利益ではなく元本を配り続ければ、その器の株価は構造的に痩せていきます。FEPIの株価が安値圏へ沈んでいる姿は、まさにその構造の帰結と重なります。
ここで、既刊との対比を挟みます。同じ実験群でも、握っている景色はまるで違いました。直前のQQQIでは、株価がほぼ横ばい(取得54.24ドルに対し評価54.21ドル)で、私のトータルリターンはプラス9.25%でした。
その前のIGLDでは、株価が下がってトータルリターンはマイナス7.05%でした。そして今回のFEPIは、QQQIともIGLDとも違い、株価そのものが1割強はっきりと下落した局面を握っています。
では、分配金はどうだったか。買ってからの約7ヶ月間で、私が累積で受け取った分配金は13.50ドル(円建てで約2,085円)にのぼります。週次化の効果もあって、現金は着実に届いていました。しかし、ここが今日いちばん伝えたい山場です。
その分配金13.50ドルを受け取ってもなお、私のFEPIの保有は、トータルでわずかにマイナスに沈んでいたのです。私のポートフォリオ管理DBが為替まで織り込んで算出した円建てのトータルリターン率は、記録上マイナス0.14%でした。ゼロにあと一歩というほどの、ごくわずかな沈み方です。
株価が1割強下がった重みのほとんどを、7ヶ月分の分配金が埋め合わせ、最後にほんの少しだけ、マイナスの側に針が残った――そういう際どい着地でした。
しかも、今回は為替が味方についていたにもかかわらず、です。取得時の為替157.07円が、評価時点では162.376円まで円安に振れていました。ドル建ての資産を円換算するとき、円安は評価額を押し上げる方向、つまりプラスに働きます。
QQQI回では、この円安がプラスをさらに膨らませてくれました。ところがFEPIでは、円安という追い風と分配金の埋め合わせを両方受けてもなお、私の保有はプラス圏に浮かび上がりきれなかったのです。
あと一押しでプラスに転じてもおかしくない位置まで戻していながら、最後の一線を越えられなかった。株価の下落という向かい風が、それだけ手強かったことの証明です。
ここで、第3章で予告した判定基準を、いよいよ突き合わせます。QQQI回で私が確立した基準は、こうでした。「NAVのトータルリターンがマイナスに沈んでいるのに、なお高ROCで分配が続いているなら、それは元本を取り崩して配っている、危険なROC」。
FEPIは、伝聞ながら100%ROCという最も高いROC比率を報告されており、そのうえで私の実測損益は、マイナス0.14%という、ごくわずかな幅ながら、確かにマイナスの側で着地しています。
QQQIが「NAVプラス圏での高ROC=比較的健全」の実例だったのに対し、FEPIは「NAVがゼロぎりぎりのマイナス圏まで削られた、高ROCの境界事例」を、私の口座の上で体現しているのです。大きく沈んだわけではありません。
しかし、株価という水位が1割強も減り、分配金という戻り水でほとんど埋め合わせてなお、最後の一滴が足りずにマイナスへ落ちた――その紙一重の攻防こそが、高ROC銘柄の危うさの本質だと、私は今回の実測で思い知りました。
同じシリーズの銘柄でありながら、判定基準の境界線を挟んで反対側に立っている。この対比こそが、私がFEPIを解剖したかった最大の理由でした。
もっとも、CMAとして、注記を三つ、正直に添えます。一つ目。ここで述べたマイナスは、為替を織り込んだ円建ての、私個人の保有実績です。
円換算に使うレートは、取得時・受取時・現在時点でそれぞれ異なる実勢レートを用いており、一つの固定レートで単純換算した数字ではありません。ファンドそのものの成績表ではなく、あくまで「いつ・いくらで買った私の3株」の話である点は、強調しておきます。
二つ目。株価下落率マイナス12.6%は、あくまで株価のみを取り出した私の算出(※筆者算出・株価のみ)であり、分配金を含めた総合の損益とは別物です。総合で見れば、13.50ドルの分配金が下落の一部を埋め戻しています。それでもトータルがマイナスに沈んでいるという事実が、株価下落の重さを物語っています。
三つ目。IGLD・QQQIとの数字の並びを、単純な優劣として受け取らないでください。IGLD(マイナス7.05%)・QQQI(プラス9.25%)・FEPI(マイナス0.14%)と並べると対照的ですが、三者は購入した時期も、保有期間も、取得した価格の水準も、握った相場局面も違います。
ファンドそのものの優劣ではなく、あくまで「私の保有実績」という一点での違いとして受け取ってください。同じ器でも、いつ・いくらで乗ったかで、見える景色はまるで変わるのです。
経費率0.65%とNISAの壁――AIPI・CEPI・JEPQという選択肢の中で

自分の3株が沈んだ生々しい数字を見た後だからこそ、次は器そのもののコストと、制度の壁へ、冷静に目を向けます。派手な利回りの陰で、静かに手取りを削るものたちの話です。
まず経費率です。FEPIの経費率は、年0.65%になります。経費率(ファンドを保有するあいだ毎年差し引かれる運用コスト)は、相場が上がろうと下がろうと、分配金が細ろうと膨らもうと、毎年律儀に引かれ続ける存在です。この0.65%という水準を、既刊シリーズと比べてみましょう。
NVYYの1.15%、IGLDの0.85%、QQQIの0.68%と並べると、FEPIの0.65%は、当ブログが解剖してきた中では最も低い部類に位置します。個別株に無数のコールを売るという手間のかかる運用にしては、意外なほど抑えられた水準です。
ただし、油断は禁物です。一般的なインデックスETF(指数連動型の投資信託)の経費率が年0.1%前後にとどまることを思えば、FEPIの0.65%は、依然としてその6倍前後の水準になります。そしてこのコストは、株価が下落している局面でも、容赦なく引かれます。
株価がマイナス12.6%沈んでいるところに、毎年0.65%が上乗せで削られていく。低めとはいえ、コストはコストとして、しっかり手取りを蝕みます。
競合との比較にも触れておきましょう。まず、同じREX Sharesの兄弟であるAIPI・CEPIです。第2章で見たとおり、この三本は同じシリーズで、いずれも個別株にコールを売る骨格を共有し、2026年5月28日から足並みをそろえて週次分配へ移行しました。
違いは対象テーマです。FEPIがFANG・イノベーション系の大型ハイテク株を束ねるのに対し、AIPIはAI関連株、CEPIは暗号資産関連株という、より値動きの荒いテーマに寄せています。三本まとめて持てば、ハイテク・AI・暗号資産という似た方向のリスクを三重に積み増すことになりがちです。
FEPIは、この三兄弟の中では、相対的にテーマの荒さが穏やかな一本、という位置づけになります(AIPI・CEPI固有の数値は今回一次情報として確認していないため、ここでは定性的な整理にとどめます)。
もう一つの比較軸が、JEPQ(JPモルガンのナスダック株プレミアム・インカムETF)のような、指数ベースのカバードコール型です。JEPQは個別株ではなく指数を軸に、比較的穏やかなオプション戦略でインカムを狙う設計で知られます。
ざっくり言えば、JEPQが「利回りは控えめでも値動きが穏やかな優等生」なら、FEPIは「利回りは分厚いが上下に荒く、元本の目減りも大きくなりうる暴れ馬」という対照です(JEPQの具体的な数値は今回一次情報として確認していないため、性格づけの一般論にとどめます)。
どちらが優れているという話ではなく、求めるものが「穏やかなインカム」か「分厚いインカムと引き換えの荒さの受容」かで、選ぶべき道具が変わる、ということです。
最後に、日本の個人投資家が最初に躓く壁――NISAの問題に触れます。ここは、慎重に事実と見立てを分けて書きます。FEPIが日本のNISA成長投資枠の対象かどうかは、私が調べた範囲では確たる裏づけが得られませんでした。したがって、断定はしません。
ただし、一般論として言えば、同種の高分配・複雑なオプション戦略型ETFは、NISA成長投資枠の対象外とされるケースが多い傾向があります。
金融庁がNISA成長投資枠から一定の商品を除外する基準では、毎月分配型など高頻度で分配する商品や、複雑なデリバティブ(金融派生商品)戦略を用いる商品は、長期の資産形成にそぐわないとして除外されやすい、と一般に言われています。
FEPIは今や週次分配で、しかも個別株バイライトというオプション戦略を中核に据えています。月次分配ですら対象外とされやすい中で、週次分配のFEPIは、対象外である可能性がさらに高いのではないか、と私は見ています(ただし、断定はできません)。
対象可否は証券会社によって取り扱いが異なり得ますし、制度の運用も変わります。必ずご自身で、各証券会社の最新情報を個別にご確認ください。仮に対象外であれば、分配金にはしっかり課税がかかり、あなたの手取りは看板の利回り25.77%より、さらに目減りします。
FEPIに向く人・向かない人――やかんの湯気が消えるとき

気づけば、やかんの湯はすっかり沸き、私はほうじ茶を淹れ終えていました。あれほど派手に立ちのぼっていた湯気は、火を止めた今、もうどこにも見当たりません。手元に残ったのは、湯呑み一杯のほうじ茶だけです。
あれだけ勢いよく空へ立ちのぼった湯気は、一滴も飲めなかった。実際に私が口にできるのは、やかんに残った湯の分だけでした。派手な湯気に見とれている間に、やかんの水位が確実に下がっていたことを、私は改めて思い知ります。
ROCという分類で分配金が「元本の払い戻し」とされ、株価という水位が静かに減っていたFEPIの姿と、その空になりかけたやかんが、どこか静かに重なって見えました。
利回り25.77%という数字は、確かに湯気のように派手です。だからこそ、その裏側の水位まで、一緒に見ておきたかったのです。ここまでの話を、結論として束ねます。
FEPIは、FANG・イノベーション関連の個別株を現物で保有し、その一つひとつに直接コールを売る、当シリーズ初の「個別株バイライト型カバードコール」でした。指数に一本売るQQQIとは違い、個別株の荒さを一銘柄ずつ売りに出すことで、25.77%という分厚い利回りを稼いでいます。
2026年5月28日からは週次分配へ移行し、シリーズ初の「分配頻度が変わった銘柄」にもなりました。分配金は、一次情報に直接は届かなかったものの、複数の情報源が「推定100%が元本払戻し」で一致しています。そして私の3株は、円安という追い風と分配金の両方を受けて、株価1割強の下落のほとんどを埋め合わせながらも、最後の最後でマイナス0.14%というごくわずかな沈み方をしていました。
QQQI回で確立した「NAVがマイナスなのに高ROCなら危険」という判定基準に照らせば、FEPIはその境界線をわずかに割り込んだ、紙一重の際どい事例を、私の口座の上で体現していたのです。
同時に、CMAとして冷静な釘も、もう一度打っておきます。マイナス0.14%という数字は、「危険」と呼ぶには小さすぎ、「健全」と言い切るにはマイナスの側に触れています。この際どさこそが、高ROC銘柄の実像だと私は受け止めています。
FANG・イノベーション株が力強い上昇相場に転じれば、株価が戻り、NAVのトータルリターンがプラスに浮上する可能性は十分にあります。今の数字が未来を保証するものではありません。
だからこそ、皆さんには「今のFEPIは危ない」と丸暗記するのではなく、「ROC比率だけを見て怯えず、油断せず、必ずNAVのトータルリターンとセットで確かめる」という作法そのものを、持ち帰っていただきたいのです。
では、FEPIに向く人と向かない人を整理しましょう。
| 向く人 | 向かない人 |
|---|---|
| ROCが会計上の分類であり、実際の成果とは別物だと理解している人 | 「100%元本払戻し」の一語だけで脊髄反射的に怯える人/逆に完全に無視する人 |
| 分配金の受取と、NAVのトータルリターンを、切り離して見られる人 | 週次で届く現金を、そのまま「儲け」だと思い込む人 |
| FANG・イノベーション個別株の下落を、素直に引き受ける覚悟がある人 | 上値を売り渡す非対称構造を理解せず、指数並みの上昇を期待する人 |
| 高い利回りが「上値放棄の対価」だと腹落ちしている人 | 利回り25.77%を、そのまま資産の増加率であるかのように誤解する人 |
| NISAの対象可否を、自分で確認する習慣がある人 | 対象可否を確認せず、利回りだけで飛びつく人 |
誤解しないでください。FEPIは、使い道を選べば、道具になり得ます。FANG・イノベーションというテーマに現物で連動しつつ、週次で分厚いインカムを受け取りたい。上値の一部を手放す代わりに、毎週の現金を実感したい。
そう割り切れる人には、サテライト(資産の主役ではない、実験的な脇役枠)として検討の余地はあります。私自身、3株を握り、16銘柄の人体実験の一つとして淡々とデータを取り続けています。
しかし、「利回り25.77%」という湯気の派手さだけを見て飛びつくのは、危険です。私の3株が、円安の追い風を受けてなお沈んだという実測が、その証拠です。数字の見た目に振り回されず、やかんの水位――つまりNAVのトータルリターンという実態まで、必ず確かめる。
派手な湯気は掴もうとしても指の間をすり抜けるという、あの当たり前の物理を、投資の場面でも思い出す冷静さ。それこそが、この銘柄と付き合ううえでいちばん大切な資質だと、私は考えています。
昼下がりのキッチンで、ほうじ茶をすすりながら、あらためてお伝えします。分配金の入金通知や、25.77%という利回りの看板に手を伸ばしたら、どうか同じ画面で、株価とNAVのトータルリターンを確かめてください。片方だけを見て喜ぶのも、怯えるのも、投資家として片手落ちです。
私は来週も、週次で届く分配金と、安値圏でもがくFEPIの株価に素直に付き合う損益を、淡々と記録し続けます。あなたが利回りの湯気に手を伸ばす前に、どうかこの昼下がりの解剖を思い出してください。人柱の続報は、この記録で欠かさずお届けします。
📌 免責事項本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。記載の数値は特定時点の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。高分配型ETFには元本毀損・価格変動・分配金減少のリスクがあります。FEPIはカバードコール(オプション取引)を用いたデリバティブ戦略型ETFであり、上値の値上がり益を放棄する非対称なリスク構造を持ちます。また、外貨建て資産であるため為替変動リスクも伴い、円換算後の損益は為替レートの動きによって変動します。分配金の源泉内訳(NII・ROC等)は年度末の運用実績次第で変わりうる推定値であり、確定申告の根拠には使えません。特にFEPIのROC比率は本記事執筆時点で一次情報を直接確認できておらず、複数の第三者情報源による報告の一致にとどまります。税務やNISA対象可否の取り扱いは個々の状況や証券会社の対応により異なるため、具体的な判断は税理士等の専門家にもご相談ください。投資判断はご自身の責任において行ってください。なお、筆者は本記事で取り上げるFEPIを保有しています。
参考一次情報ソース一覧– FEPI分配頻度の月次→週次変更(「Ordinarily, dividends from net investment income, if any, are declared and paid weekly by the Fund.」の記載により2026年5月28日から週次へ変更を確認):目論見書補足(Prospectus Supplement)、ETF Opportunities Trust(CIK 0001771146)、2026年5月12日SEC提出。https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1771146/000177114626000949/etfopps-fepisupplementxdis.htm (元の目論見書は2025年11月30日付)- FEPI週次分配移行の公式発表(「The Funds will transition from a monthly to a weekly distribution schedule beginning May 28, 2026.」/CEO Greg King氏コメント「We’ve seen meaningful investor interest in more frequent income across our broader income lineup」/初回週次分配は通常の月次より短い積立期間を反映し小さくなる見込み/戦略説明「each Fund holds the stocks within a defined index and writes out-of-the-money calls on the individual names rather than on the broad index」/FEPI・AIPI・CEPI三本同時移行):REX Shares公式プレスリリース(businesswire、2026年5月20日付)。https://www.businesswire.com/news/home/20260520391072/en/REX-Shares-Announces-Transition-to-Weekly-Distributions-for-FEPI-AIPI-and-CEPI- FEPI基本スペック(正式名称「REX FANG & Innovation Equity Premium Income ETF」・ティッカーFEPI<NASDAQ>・運用会社REX Shares・設定日2023年10月9日・経費率0.65%・現在株価40.59ドル・52週高値49.68ドル/安値37.90ドル・純資産総額約6億6,488万ドル・発行済み株式数約1,630万株・TTM分配金利回り25.77%・過去12ヶ月分配金合計10.46ドル・分配頻度週次):stockanalysis.com(2026年7月22〜23日確認)。https://stockanalysis.com/etf/fepi/- FEPI株価・NAV補足(現在株価41.80ドル<前日比+2.20%>・NAV41.81ドル・出来高117,142株・52週レンジ37.90〜49.68ドル):Yahoo Finance(2026年7月23日確認)。https://finance.yahoo.com/quote/FEPI/- FEPI分配金内訳「推定100%ROC」(「Current distributions for FEPI consist of 100% estimated return of capital (ROC)」との情報が複数の第三者情報源で一貫して確認された。出典としてFEPIファクトシート<2026年3月24日時点との言及を含む>への参照を含む複数記事):※REX Shares公式サイト(fepi-fact-sheet.pdf、19a-1-Notice-to-Shareholders-FEPI.pdf等)はCloudflareのボット対策により全てHTTP 403 Forbiddenで直接アクセス不可であり、一次情報(19a-1通知書)そのものの直接確認はできなかった。本記事では実測値ではなく「複数の情報源による報告の一致」として伝聞扱いで記載- 既刊シリーズからの引用データ(IGLDのROC比率67.89%・経費率0.85%・純資産総額約5億ドル・筆者トータルリターン-7.05%/QQQIのROC比率98%・経費率0.68%・純資産総額約136億9,700万ドル・筆者トータルリターン+9.2518%・筆者取得単価54.24ドル/評価時点株価54.21ドル・上値参加率で単純カバードコールを上回る実測/NVYYの経費率1.15%・純資産総額約3,600万ドル):既刊IGLD記事・QQQI記事・NVYY記事からの引用- 筆者購入履歴(2025年12月22日・3株・取得単価46.50ドル・為替157.07円/ドル・取得金額21,911.27円<手数料73.04円込み>・一般口座):筆者ポートフォリオ管理DB(承認済みデータ)- 筆者保有実績(2026年7月17日スナップショット:保有3株・取得単価46.50ドル・現在株価40.64ドル・為替162.376円/ドル・評価損益-17.58ドル<円建て-2114.3881円>・累積受取分配金13.50ドル<円建て2084.5758円>・トータルリターン率-0.14%<為替込みの円建て、DB記録値total_return_rate=-0.1361。算出式(pnl_jpy+cum_div_jpy)/cost_jpy×100で検算一致済み>):筆者ポートフォリオ管理DB(承認済みデータ)。※株価のみの下落率約-12.6%は筆者算出(取得単価46.50ドルに対し評価時点株価40.64ドル)。※円換算は取得時・受取時・現在時点でそれぞれ異なる実勢レートを使用。※本文では総合トータルリターンの見出し数値としてDB記録値を用い、元本毀損の具体的証拠は株価下落率に置いた- カバードコール/個別株バイライト/上値放棄の非対称性に関する一般的説明、経費率のインデックスETF比較(一般的なインデックスETFの経費率0.1%前後)、AIPI・CEPI・JEPQとの性格づけの対比、NISA成長投資枠の対象可否に関する一般的整理は、特定の一次情報に基づく実測ではなく、筆者(CMA)の一般的知見に基づく一般論・見立てである(AIPI・CEPI・JEPQの固有の数値は今回一次情報として収集しておらず、定性的な言及にとどめた。最終的なNISA対象可否は各証券会社の最新情報を要確認)






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