デフレからインフレへ!私たちの生活で変えるべき5つのこと【2025年完全ガイド】

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【はじめに】「なんだか物が高い…」その理由と、今日からできる対策、お教えします

最近、スーパーに行っても、電気代の請求書を見ても、「なんだか全部高くなったな…」と感じませんか?

その感覚は、気のせいではありません。実は今、日本の経済は大きな転換期を迎えています。長年続いた「デフレ」(モノの値段が下がり続ける時代)が終わり、「インフレ」(モノの値段が上がり続ける時代)へとシフトしているのです 。  

「難しい経済の話はちょっと…」と感じるかもしれません。でも、大丈夫です。この記事は、難しい言葉をなるべく使わずに、この新しい時代の波を乗りこなし、あなたの生活と資産を守るための具体的な方法を、一つひとつ丁寧に解説する「暮らしのガイドブック」です。

この記事を読み終える頃には、漠然とした不安が「これならできそう!」という自信に変わっているはず。さあ、一緒に新しい時代への一歩を踏み出しましょう。

1. まずは基本から。「インフレ」って、私たちの生活にどう関係あるの?

ニュースでよく聞く「インフレ」という言葉。まずは、この言葉が私たちの生活にどう直結しているのか、基本からおさらいしましょう。

インフレとデフレ、何が違うの?

とてもシンプルに言うと、次のようになります。

  • インフレ(インフレーション): モノやサービスの値段が全体的に上がり続けること。これに伴い、お金の価値は下がり続けます 。  
  • デフレ(デフレーション): モノやサービスの値段が全体的に下がり続けること。これに伴い、お金の価値は上がり続けます 。  

例えば、去年100円で買えたジュースが、今年は110円に値上がりしたとします。同じジュースを買うために、以前より10円多く払わなければなりません。これは、100円玉で買えるものが減った、つまり「お金の価値が実質的に下がった」ことを意味します 。これがインフレの正体です。  

日本は長い間デフレが続いていたため、「モノの値段は変わらないか、少し下がるのが当たり前」という感覚が染み付いています。だからこそ、今の物価上昇がこれまでにないほど大きなインパクトに感じられるのです。

なぜ今、インフレになっているの?

この物価上昇は、日本だけの問題ではありません。世界的な出来事が複雑に絡み合っています。例えば、コロナ禍による世界的な供給網の混乱や、国際情勢の不安定化による原材料やエネルギー価格の高騰などが、日本の輸入品の価格を押し上げています 。  

つまり、これは一時的な現象ではなく、世界経済の構造的な変化の一部なのです。だからこそ、私たちはこの変化に対応していく必要があります。

最も重要なポイント:お金の価値が「静かに」減っていく

インフレ時代で最も意識すべきことは、「銀行に預けているだけのお金の価値が、何もしなくても静かに減っていく」という事実です。

先ほどのジュースの例のように、物価が上がると、今日持っている1万円で来年買えるモノの量は確実に減ってしまいます 。これは、デフレ時代にはなかった、新しいリスクです。  

これまでの日本では、「とりあえず貯金しておけば安心」という考え方が主流でした。なぜなら、物価が下がるデフレ下では、現金の価値はむしろ上がっていたからです。「もう少し待てば安くなるかも」と買い物を控える「買い控え」は、ある意味で合理的な行動でした 。  

しかし、インフレはこの常識を180度変えてしまいました。「待てば待つほど、同じものを買うのにより多くのお金が必要になる」時代になったのです。この心理的な切り替えこそが、インフレ時代を乗りこなすための最初の、そして最も重要なステップと言えるでしょう。

「良いインフレ」と「悪いインフレ」

ちなみに、インフレには「良いインフレ」と「悪いインフレ」の2種類があると言われています。

  • 良いインフレ: 景気が良く、モノがよく売れるため物価が上がり、それに伴って企業の業績もアップし、私たちのお給料も上がっていく好循環の状態です 。  
  • 悪いインフレ: 景気は良くないのに、原材料費の高騰など、コストが上がることで物価だけが上がってしまう状態。お給料は増えにくいため、生活が圧迫されます 。  

残念ながら、現在の日本は「悪いインフレ」の要素が強い状況にあります。だからこそ、ただ待っているだけでなく、私たち自身が積極的に生活を守るための行動を起こすことが、これまで以上に重要になっているのです。

2. あなたのお金は大丈夫?インフレが「貯金」「お給料」「ローン」に与える影響

インフレは、私たちの資産に具体的にどのような影響を与えるのでしょうか。「貯金」「お給料・年金」「住宅ローン」という3つの身近なテーマに分けて、その影響を詳しく見ていきましょう。

貯金への影響:銀行に預けておくだけでは「目減り」する

インフレ時代において、最も大きな影響を受けるのが現金や預貯金です。キーワードは「実質的価値の目減り」です。

例えば、物価が毎年2%ずつ上昇する世界を想像してみてください。現在銀行にある100万円は、1年後も額面はもちろん100万円のままです。しかし、世の中のモノの値段が2%上がっているため、その100万円で買えるモノの量は、実質的に約98万円分に減ってしまいます 。  

さらに、日本は長年の超低金利政策により、普通預金の金利はほぼゼロに近い状態が続いています 。つまり、預金から得られる利息では、物価の上昇ペースにまったく追いつけないのです。  

これまでの常識では、「元本が保証されている銀行預金が最も安全」と考えられてきました。しかし、インフレという新しい物差しで見ると、その「安全性」の定義が大きく変わります。額面は保証されていても、そのお金の持つ購買力(価値)は確実に失われていくのです。

つまり、「何もしないこと」自体が、資産価値を静かに減らしていく「隠れたリスク」に変わったのです。このパラダイムシフトを理解することが、新しい時代のお金との付き合い方の基本となります。

お給料と年金への影響:増えても「手取り」が追いつかない?

物価が上がるなら、その分お給料も上がれば問題ないはず。しかし、現実はそう単純ではありません。

お給料と「実質賃金」

大切なのは「実質賃金」という考え方です。これは、お給料の額面(名目賃金)から物価上昇の影響を差し引いた、実質的な購買力を示す指標です。

たとえお給料が年に3%アップしたとしても、物価が4%上昇していれば、買えるモノの量は減ってしまうため、実質賃金はマイナスとなり、生活は苦しくなります 。インフレに負けないためには、物価上昇率を上回る賃金アップが必要不可欠なのです。  

年金と「マクロ経済スライド」

年金生活者にとってもインフレは大きな課題です。公的年金の支給額は、物価や賃金の変動に合わせて毎年改定される仕組みになっています 。  

しかし、ここには「マクロ経済スライド」という仕組みが導入されています。これは、少子高齢化が進む中で年金制度を将来にわたって維持するために、年金の伸びを物価や賃金の伸びよりも少しだけ低く抑える「ブレーキ」のような役割を果たすものです 。  

そのため、物価が大きく上昇しても、年金の支給額はそれと全く同じ割合では増えない可能性があります。結果として、年金収入に頼る生活では、実質的な購買力が少しずつ低下していく可能性があることを知っておく必要があります。

住宅ローンへの影響:金利タイプで明暗が分かれる

住宅ローンを組んでいる、またはこれから組む予定の方にとって、インフレは金利の動向に直結する重要な問題です。金利タイプによって影響が大きく異なります。

  • 変動金利: 一般的に金利は低いですが、将来、インフレを抑制するために政策金利が引き上げられると、ローンの金利も上昇し、毎月の返済額が増えるリスクがあります 。  
  • 固定金利: 契約時の金利が全期間または一定期間固定されるため、将来の金利上昇リスクを避けることができます。返済計画が立てやすい反面、変動金利よりも当初の金利は高めに設定されています 。  

最近の傾向として、長期金利に連動しやすい固定金利はすでに上昇傾向にあります。今後、安定的・持続的なインフレが定着すれば、変動金利も上昇する可能性があるため、注意が必要です 。  

【ひと目でわかる】デフレとインフレ、お金への影響比較表

これまでの話を、分かりやすく表にまとめました。

項目デフレのとき (物価が下がる)インフレのとき (物価が上がる)
現金・預金の価値上がる (同じお金でより多く買える)下がる (同じお金で買えるものが減る)
お給料上がりにくい、または下がることも上がる可能性があるが、物価上昇に追いつかないことも
年金価値は維持されやすい実質的に目減りする可能性がある (マクロ経済スライドのため)
住宅ローン (変動金利)金利が低く、返済が楽な傾向金利が上がり、返済額が増えるリスクがある
住宅ローン (固定金利)返済額は変わらないが、変動より金利が高い返済額は変わらないため、金利上昇リスクを避けられる

この表からも分かるように、インフレはデフレとは正反対のルールが適用される世界です。これまで「正解」だった行動が、これからは「不正解」になる可能性があるのです。次の章からは、この新しいルールの中でどう行動すればよいのか、具体的な実践編に入ります。

3. 【実践編①】家計を見直そう!インフレに負けない「お金の守り方」

インフレという逆風に立ち向かうための第一歩は、足元を固めること、つまり「家計の見直し」です。これは単なる節約ではありません。インフレ時代を生き抜くための、戦略的な「家計防衛術」です。

まずは「支出の見える化」から

家計管理の鉄則は「把握なくして管理なし」です。自分が何にいくら使っているかを知らなければ、対策の立てようがありません。

そこでおすすめなのが、家計簿アプリの活用です。最近のアプリは、クレジットカードや銀行口座と連携させることで、支出を自動で記録・分類してくれます 。

手入力の手間がほとんどかからないため、面倒くさがりな方でも続けやすいのが魅力です。まずは1ヶ月、支出を「見える化」することから始めましょう。  

効果絶大!「固定費」の見直しから始めよう

家計の見直しで真っ先に取り組むべきなのが「固定費」です。固定費は毎月決まって出ていくお金なので、一度見直せばその効果がずっと続く、コストパフォーマンスが非常に高い節約術です。

  • 通信費: スマートフォンの料金プランは、契約したときのままになっていませんか?政府の働きかけもあり、今は携帯会社を乗り換えやすくなっています 。大手キャリアから「格安SIM」に乗り換えるだけで、月々の支払いが数千円単位で安くなるケースも珍しくありません 。  
  • 保険料: 加入している生命保険や医療保険の内容を、本当に理解していますか?ライフステージの変化(結婚、出産、子どもの独立など)によって、必要な保障は変わります。保障内容が過剰になっていないか、定期的に見直すことで保険料を削減できる可能性があります。
  • サブスクリプション: 動画配信、音楽、雑誌など、利用頻度が低いのに払い続けている「幽霊サブスク」はありませんか?月に数百円でも、積み重なれば大きな金額になります。一度すべての契約をリストアップし、本当に必要か見直してみましょう 。  

「変動費」は”我慢”ではなく”工夫”で乗り切る

食費や光熱費などの「変動費」は、日々の工夫が大切です。ただし、無理な我慢は長続きせず、生活の質を下げてしまいます。「節約」を「賢い選択」と捉え直してみましょう。

  • 光熱費: 電力・ガス会社は自由化されており、より安いプランを提供している会社に切り替えることができます 。また、古い家電を省エネ性能の高いものに買い替える、窓に断熱シートを貼るといった工夫も、長期的に見れば大きな節約につながります 。  
  • 食費: 食費節約の鍵は「食材ロスを減らすこと」です 。1週間の献立を大まかに立ててから買い物に行く、価格が安定しているプライベートブランド商品を上手に活用する、安いときに買った肉や野菜を小分けにして冷凍保存するなど、計画的な買い物が無駄をなくします 。  

ここで重要なのは、見直しによって生まれた「余剰資金」の使い道です。デフレ時代なら、このお金はそのまま貯金するのが正解でした。しかしインフレ時代では、そのお金をただ寝かせておくと価値が目減りしてしまいます。

家計の見直しは、単にお金を浮かせるだけでなく、「インフレに負けない場所にお金を振り向けるための原資を生み出す」という新しい目的を持つのです。この浮いたお金をどう活かすかについては、最後の章で詳しく解説します。

4. 【実践編②】買い物の仕方を変えよう!賢い「お金の使い方」

インフレ時代は、お金の「守り方」だけでなく、「使い方」にも知恵が求められます。特に、日々の買い物や、家電などの大きな買い物では、デフレ時代とは全く逆の発想が必要になる場面も出てきます。

日々の買い物:「底値感覚」をアップデートしよう

長年のデフレ経験で、私たちは「卵は1パック200円以下」「食パンは1斤150円以下」といった、自分なりの「底値感覚」を持っています。しかし、物価が全体的に上昇している今、過去の基準に固執していると「何も買えない」というストレスに陥ってしまいます 。  

まずは、よく買う商品の「今の適正価格」を把握し、自分の感覚をアップデートすることが大切です。その上で、買い物の基本に立ち返りましょう。

  • 計画買いを徹底する: 買い物に行く前に、冷蔵庫の中身を確認し、1週間の献立をざっくりと立ててから「買い物リスト」を作る。これだけで、衝動買いや不要なものを買ってしまうことを防ぎ、結果的に食費と食材ロスの削減につながります 。  
  • 使い切ることを意識する: 「安いから」という理由だけで大容量パックを買っても、使い切れずに捨ててしまっては本末転倒です。「計画的に買い、完全に使い切る」ことこそが、最高の節約術です 。  

大きな買い物:タイミングがすべて

冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった大型家電は、いつ買うかによって価格が大きく変わります。インフレ時代には、この「タイミング」の重要性がさらに増しています。

買い替えのベストタイミングを知る

家電には、モデルチェンジによって旧モデルが安くなる「狙い目の時期」が存在します 。  

  • 冷蔵庫: 新モデルが登場する10月~11月頃が、旧モデルの底値になりやすい。
  • 洗濯機: 縦型は夏前、ドラム式は乾燥機能の需要が高まる秋~冬にかけて新モデルが出ることが多く、その直前が狙い目。
  • エアコン: 本格的に需要が高まる夏前ではなく、秋から冬にかけてが比較的安く購入できる時期。特に上位機種は10月~12月頃にモデルチェンジが多いです 。  

「待つ」から「計画的に動く」へ

デフレ時代は「待てば安くなる」のが常識でしたが、インフレ時代では「待っている間に値上げされる」リスクがあります 。  

そのため、使用開始から10年以上経過している家電や、調子が悪くなってきた家電がある場合は、「壊れたら買う」のではなく、計画的に買い替えを検討し、早めに動く方が結果的に安く済む可能性があります。これは、デフレマインドからの大きな転換点です。

「省エネ性能」という未来への投資

最新の家電は、購入価格は高くても、省エネ性能が格段に向上しています 。電気代や水道代が上がり続ける中、月々の光熱費を削減できる省エネ家電への買い替えは、目先の出費だけでなく、将来にわたって家計を守る「投資」と考えることができます。  

賢いお金の使い方は、単に安いものを買うことではありません。物価が上がり続ける未来を見据え、長期的な視点で価値のあるものにお金を使う。それがインフレ時代の賢者の選択です。

5. 【実践編③】資産を育てよう!「貯金から投資へ」のはじめの一歩

家計を見直し、賢いお金の使い方を身につけたら、いよいよ最終ステップです。それは、インフレで価値が目減りしていくお金を、インフレに負けない資産へと「育てる」こと。つまり、「貯蓄から投資へ」という意識の転換です。

「投資」と聞くと、「難しそう」「リスクが怖い」と感じるかもしれません。しかし、インフレ時代においては、何もしないで現金を保有し続けることの方が「確実に価値が減る」というリスクを伴います 。ここでは、初心者の方が安心して始められる、投資の第一歩を具体的に解説します。  

「貯蓄」と「投資」の役割分担

まず、貯蓄と投資の違いを明確にしておきましょう。それぞれに大切な役割があります。

貯蓄 (Saving)投資 (Investing)
目的お金を守り、蓄えるお金を働かせて、増やすことを目指す
役割生活防衛資金(病気や失業など、もしもの時の備え)や、数年以内に使う予定のお金(結婚、車の購入など)すぐに使う予定のない余裕資金で、将来のために(インフレに負けないように)増やす
リスク元本割れのリスクは低いが、インフレで価値が目減りする元本割れの可能性がある
リターンほぼゼロに近い(低金利)物価上昇を上回るリターンが期待できる

生活費の半年~1年分程度の「生活防衛資金」は、必ず安全な「貯蓄」で確保してください 。その上で、当面使う予定のない「余裕資金」を「投資」に回していくのが基本の考え方です。  

初心者の最強の味方「新NISA」

投資を始めるにあたって、国が用意してくれた非常に有利な制度が「NISA(ニーサ)」です 。特に2024年から始まった新NISAは、初心者にとってまさに最強の味方と言えます。  

NISAの最大のメリットは、投資で得た利益に税金がかからないことです。通常、投資で10万円の利益が出ると、約20%にあたる約2万円が税金として引かれてしまいます。しかし、NISA口座内での取引なら、この10万円がまるまる手元に残るのです 。この非課税の恩恵は非常に大きく、使わない手はありません。  

インフレが本格化するタイミングで、この強力な制度が始まったことは偶然ではありません。これは、国が「これからは貯蓄だけでなく、国民一人ひとりが投資を通じて資産形成をしてください」という明確なメッセージを送っていると捉えることができます。この国の後押しを、ぜひ活用しましょう。

何を買えばいい?答えは「インデックスファンド」

NISAというお得な「器」は分かりました。では、その器に何を入れる(何を買う)べきでしょうか。初心者の方に最もおすすめなのが「インデックスファンド」と呼ばれる金融商品です。

個別企業の株を選ぶのは、専門家でも難しいものです。しかし、インデックスファンドは、日経平均株価やアメリカのS&P500といった「市場全体の平均点(指数)」に連動することを目指す商品です 。  

例えるなら、「市場の詰め合わせお弁当パック」のようなもの。特定のお店(個別企業)がもし不調でも、他のお店が頑張ってくれれば、お弁当全体(市場全体)の価値は上がっていきます。

一つの商品を買うだけで、自動的に数百~数千の企業に分散投資ができるため、リスクを抑えながら世界経済の成長の恩恵を受けることができるのです 。  

具体的には、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」といった、手数料が安く、多くの投資家から支持されている商品が、最初の選択肢としてよく挙げられます 。  

投資の成功確率を上げる「3つの黄金ルール」

インデックスファンドへの投資で失敗するリスクをさらに下げるために、覚えておきたい「3つの黄金ルール」があります。

  1. 長期(ちょうき): 短期的な値動きに一喜一憂せず、10年、20年という長い目で資産を育てていく視点です。時間を味方につけることで、複利の効果(利益が利益を生む効果)が最大限に発揮されます 。  
  2. 積立(つみたて): 毎月1万円など、決まった金額を定期的に買い続ける方法です。価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことになるため、平均購入単価を平準化でき、高値掴みのリスクを減らせます 。  
  3. 分散(ぶんさん): 投資先を一つの国や資産に集中させず、幅広く分けることです。インデックスファンドは、それ自体がすでに「分散」されている商品なので、このルールも簡単にクリアできます 。  

この「長期・積立・分散」は、投資の王道であり、特に初心者の方が心穏やかに資産形成を続けるための、最も確実な方法です。

さあ、始めよう!NISA口座開設の簡単4ステップ

「よし、始めてみよう!」と思った方のために、具体的な始め方を4つのステップでご紹介します。

  1. STEP 1: 金融機関を選ぶ: NISA口座は、銀行や証券会社で開設できます。手数料が安く、品揃えも豊富なネット証券(SBI証券や楽天証券など)が初心者にはおすすめです。
  2. STEP 2: 口座を開設する: 選んだ金融機関のウェブサイトから、オンラインで申し込みます。手続きにはマイナンバーカード本人確認書類(運転免許証など)が必要です。画面の指示に従って入力すれば、15分程度で完了します 。  
  3. STEP 3: 投資商品と金額を決める: 口座が開設されたら、購入するインデックスファンドを決めます。そして、毎月の積立金額を設定します。家計を見直して作った余裕資金の中から、まずは月々5,000円や1万円といった、無理のない金額から始めましょう。
  4. STEP 4: 積立設定をして、あとは見守る: 毎月決まった日に、設定した金額が自動で引き落とされ、ファンドが買い付けられるように設定します。一度設定してしまえば、あとは基本的に「ほったらかし」でOK。日々の値動きを気にする必要はありません。

【まとめ】未来の自分のために、今日から小さな一歩を踏み出そう

長い間続いたデフレの時代が終わり、私たちはインフレという新しい経済のステージに立っています。物価が上がり、お金の価値が静かに目減りしていくこの時代は、これまでの常識が通用しない、変化の時代です。

しかし、変化を正しく理解し、適切に行動すれば、何も恐れることはありません。むしろ、これは私たちの「お金との付き合い方」を見つめ直し、より強く、より豊かな未来を築くための絶好の機会です。

最後に、今日からできる5つのアクションを振り返りましょう。

  • ① インフレを正しく理解する: 「銀行預金も安全ではない」という新しい常識を受け入れ、お金の価値を守る意識を持つ。
  • ② 家計を見える化する: アプリなどを活用して支出を把握し、効果の大きい固定費から見直し、投資の原資を作る。
  • ③ 買い物の仕方を変える: 「待てば高くなる」可能性を意識し、特に大きな買い物は計画的に行う。
  • ④ 「貯蓄から投資へ」と意識を変える: 生活防衛資金は貯蓄で確保しつつ、余裕資金はインフレに負けないように育てる準備をする。
  • ⑤ 新NISAで第一歩を踏み出す: 少額からでいいので、「長期・積立・分散」を合言葉に、インデックスファンドへの投資を始めてみる。

これらの行動は、決して難しいことではありません。大切なのは、完璧を目指すことではなく、まずは小さな一歩を踏み出してみることです。スマホの料金プランを調べる、使っていないサブスクを一つ解約する、月々3,000円からでも積立投資を設定してみる。その小さな行動が、10年後、20年後のあなたの生活を大きく支える土台となります。

未来のあなたを助けることができるのは、今のあなただけです。今日から、その小さな一歩を踏み出してみませんか?  

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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