要点
- 経済的自由の定義:生活費を資産所得で賄える状態を達成すること。
- 貯める力の強化:人生の6大固定費を見直し、資産を効率的に貯める方法。
- 稼ぐ力の向上:副業や事業を通じて事業所得を増やすことの重要性。
- 資産を増やす:投資により収入源を作り出し、経済的自由に近づく戦略。
- 投資とリスク管理:初心者におすすめのインデックスファンドを含む、賢い投資選択とリスク管理のアプローチ。
あなたは毎日を自分の望む通りに過ごせていますか?経済的な制約によって、やりたいことを諦めた経験はありませんか?「本当の自由を手に入れる お金の大学」は、そんな私たちに経済的自由への道を教えてくれます。この記事では、著者が提唱する「経済的自由への5つの鍵」と、その達成に向けた具体的なステップを解説します。
1. 経済的自由の真髄を理解する
経済的自由とは何か、あなたは考えたことがありますか?この本は、それを「生活費を資産所得で賄える状態」と定義します。
そして、その実現には「お金にまつわる5つの力」をバランスよく育てていく必要があります。5つの力とは、お金を「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」「守る力」「使う力」です。このバランスの取り方が、我々の日常生活を豊かに変える鍵となるのです。
2. 固定費の見直しで貯める力を鍛える
生活を見直すことから始めましょう。人生の6大固定費:通信費、光熱費、保険、家、車、税金。これらを見直すことで、貯める力が自然と身についていきます。特に、保険や家のコストは、見直すことで大きな節約につながります。それにより、資産を貯めるスピードが加速します。
3. 副業で稼ぐ力を強化
労働所得は、お給料としてもらえる給与所得と、自分の事業から得られる事業所得の2つに分けらます。給与所得が増えると、その分税金の負担も大きくなります。そのため、給与所得だけで入ってくるお金を増やそうとするのは現実的ではない。まずは給与所得で生活基盤を固めて、副業で事業所得をつくることを検討しましょう。
副業は、収入の柱を増やすだけでなく、ビジネススキルを磨く絶好の機会です。また、SNSを活用することで、自分の価値を高め、より多くの収入を得る道を開くことができます。
最初の一歩としては、メルカリやヤフオク!などで不要な物を売ることから始めましょう。ここには、「需要と供給を調べる」「価格設定をする」「顧客とやりとりする」という商売の基本がつまっています。
そして、たとえ少額でも「自分の力で稼ぐ喜び」を知ることができるため、「どうしたらもっと儲かるか」「効率よく稼ぐにはどうしたらいいか」といったビジネスセンスにつながる気づきが得られる可能性があります。
4. 投資でお金を増やす
貯めたお金をただ眠らせておくのではなく、賢く投資して「お金のなる木」を育てましょう。特に、初心者にはインデックスファンドがおすすめです。そして、インデックスファンドの中でも「S&P500」という指数に連動したインデックスファンドがおすすめです。
S&P500とは、アメリカで時価総額の大きい主要500社の株価を基に算出される「株価指数」です。アメリカ株は1880年以降長期的には上昇を続けています。また、アメリカは途上国なみに人口増加が続いている唯一の先進国でもあります。そして、世界を変えるイノベーションが生まれてきた国でもあり、今後もアメリカの株式市場の成長が期待できるといえます。
インデックスファンドは少額からでも投資を始めることができ、経済的自由への大きな一歩を踏み出すことができます。
まとめ: 経済的自由への扉を開く
「本当の自由を手に入れる お金の大学」は、ただの理論書ではありません。実生活に根ざしたアドバイスが満載で、読むだけでなく行動に移すことが大切です。この本を読み、その知恵を実生活に活かすことで、経済的自由という夢に一歩近づくことができるでしょう。
要約では紹介しきれませんでしたが、副業や投資の失敗例、投資で増やしたお金の切り崩し方など、知っておきたい知識が満載でした。また、著者の人生哲学がつまっているお金を「守る力」、お金を「使う力」の項目についても、ぜひ実際の書籍でチェックしていただきたいです。
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