ども♪ 49歳、千葉県船橋市の片隅で「人柱」を極めしブロガーです。
今夜も船橋の空はどんよりと重く、私の財布の中身を象徴しているかのようです。深夜0時、総武線の線路際から聞こえるガタンゴトンという振動が、私のすり減った精神を心地よく(?)揺さぶります。
デスクの上には、もはや数えるのをやめたストロングゼロの空き缶が、私の評価損益グラフのごとく積み上がっています。
しかし、今週の私は、いつもの絶望に打ちひしがれた「死に体」ではありません。
モニターに映る真っ赤な「評価損」の数字が、なんだか神々しく、愛おしく見えてきたのです。
なぜかって?
「トータルリターン」という名の救世主が、すぐそこ、鼻の先まで来ているからです!

このブログの内容は動画で詳しく解説しています。
1. 今週の総括・相場環境:ホルムズの開放とハイテクの狂乱

証券アナリストとして、今週の異常極まる相場を冷静に、かつ情熱的に解剖します。
地政学リスクの劇的な剥落と「トランプ・トレード」の真髄
今週最大のニュースは、トランプ大統領の強引な介入による「ホルムズ海峡の完全開放」でしょう。一時は1バレル100ドル(約15,800円)超え超えていたWTI原油先物が、地政学リスクの解消とともに一気に83.85ドル(約13,248円)まで急落しました。
週間騰落率は驚異の-24.30%。このエネルギー価格のクラッシュが、ガソリン代に悩む船橋市民だけでなく、ウォール街の投資家たちを狂喜乱舞させました。
NASDAQの13連騰という「神話」への突入
インフレ懸念という重石が取れた市場には、猛烈な「リスクオン」の風が吹き荒れました。NASDAQ総合指数は週間で+6.84%上昇。13日連続の上昇という、もはやバブルを通り越して神話の世界。S&P500も7,126.06で最高値を更新。
しかし、我々カバードコール投資家にとって、この「急激すぎる上昇」は諸刃の剣です。指数の上昇をオプションでキャップ(制限)しているため、指数の伸びを横目に「あぁ、現物ならもっと儲かっていたのに」という、贅沢すぎる絶望を味わうのが我々の様式美。「指数の背中は見えるが、決して追いつけない」。このもどかしさが、ストロングゼロの味を深くします。

2. 配当着弾の記録:タコの足がもたらす「輸血」の喜び

今週も「資産の切り売り」という名の分配金が、私の乾いた口座に潤いを与えてくれました。
| 着弾日 | 銘柄名 | ティッカー | 受取額(ドル) | 受取額(円) |
| 2026/04/14 | グラナイトシェアーズ・SPY・ETF | YSPY | 0.62ドル | 98円 |
| 2026/04/14 | グラナイトシェアーズ・QQQ・ETF | TQQY | 0.64ドル | 101円 |
| 2026/04/14 | グラナイトシェアーズ・NVDA・ETF | NVYY | 0.94ドル | 149円 |
| 2026/04/13 | イールドマックス・NVDA・オプ・インカム | NVDY | 0.73ドル | 116円 |
| 2026/04/10 | イールドマックス・ウルトラ・オプ・インカム | ULTY | 0.91ドル | 145円 |
| 合計 | 3.84ドル | 609円 |
今週の受取額は合計3.84ドル(609円)。
船橋の駅前でラーメン一杯すら食べられない額ですが、先週までの累計配当金12.75ドル(17,814円)と合わせると、累積配当は116.59ドル(18,421円)に達しました。
自分の資産を削って分配金を出す「タコ足」の極みですが、この「不労所得」という響きだけで、49歳の身体に活力がみなぎります。
3. 銘柄別ランキング:CEPIの独走とYSPYの沈黙

先週のランキング結果から、今週の騰落率(pp:パーセンテージポイント)を正確に算出し、保有銘柄の生存競争を可視化しました。
| 順位 | ティッカー | 先週 損益率 | 今週 損益率 | 騰落(pp) | 評価 |
| 1位 | CEPI | -11.54% | -5.01% | +6.53 | 仮想の脱獄者 |
| 2位 | AIPI | -17.29% | -12.22% | +5.07 | 知能の暴走・回帰 |
| 3位 | FEPI | -11.48% | -6.69% | +4.79 | 牙を剥くFANG |
| 4位 | QQQI | -4.15% | -0.52% | +3.63 | 不死鳥の残光 |
| 5位 | NVDY | -8.06% | -4.44% | +3.62 | 狂犬の意地・炸裂 |
| 6位 | ULTY | -20.28% | -17.80% | +2.48 | 極寒の生存者 |
| 7位 | JEPQ | +2.53% | +4.34% | +1.81 | 優等生の帰還 |
| 8位 | IGLD | -0.63% | +1.05% | +1.68 | 黄金の防壁 |
| 9位 | DOGG | +2.31% | +3.94% | +1.63 | 忠犬の反抗 |
| 10位 | TQQY | -19.57% | -17.96% | +1.61 | 3倍の呪縛・緩和 |
| 11位 | NVYY | -25.12% | -24.01% | +1.11 | 不動の鉄塊 |
| 12位 | TLTX | +0.51% | +1.19% | +0.68 | 金利の守護者 |
| 13位 | YSPY | -18.55% | -18.50% | +0.05 | 泥濘からの浮上拒否 |
【1位】CEPI(REX 1.0X Inverse Bitcoin Strategy ETF – カバードコール版)
先週に引き続き、堂々の1位です!騰落率は+6.53pp。
ビットコインがドル建てで77,187ドル(約12,243,000円)という、宇宙の彼方へ飛んでいくような上昇を見せたことで、カバードコール戦略のプレミアムと原資産の上昇が奇跡的に噛み合いました。含み損は-5.01%まで縮小。
「脱獄」はもう目の前。鉄格子に指をかけ、外の空気を吸い始めています。
【13位】YSPY(GraniteShares YieldBoost SPY ETF)
最下位は、不甲斐なきYSPY。S&P500が最高値を更新し、世界中の投資家がシャンパンを抜いている中で、騰落率はわずか+0.05pp。
これは、原資産(SPY)の上昇分を、コールオプションの売りが完全に相殺してしまった、いわゆる「キャップ(蓋)に頭をぶつけ続けている」状態です。
「インデックスが上がっても俺は上がらない」。カバードコール投資家にとって、これほど寂しい言葉はありません。
4. 月次決算報告(途中経過):水面まであと「5ドル」の奇跡

さて、ここからが本題。私がなぜ「歓喜」しているのか。その数字の魔法を、知識を総動員して証明します。
- 株式評価損益合計: -121.61ドル(-19,214円)
- 評価損益率: -7.02%
- 株式時価総額合計: 1,610.92ドル(254,525円)
- 算出投資額(元本): 1,732.53ドル(約275,896円)
【トータルリターン】の衝撃的数値
ここが「人柱」ブロガーの真骨頂。含み損だけを見れば「-121ドル(約19,000円)」という絶望ですが、累積配当を合算すると景色が一変します。
- 累積配当合計: 116.59ドル(18,421円)
- トータルリターン(額): -121.61 + 116.59 = -5.02ドル(-793円)
- トータルリターン(率): -5.02 / 1,732.54 = -0.29%
見てください、この-0.29%という数字を!
含み損率-7.02%という「シベリアの寒波」を、配当という名の「使い捨てカイロ」で相殺し続け、ついに実質的な損失はわずか5.02ドル(793円)。
船橋の居酒屋で「生ビール1杯と焼き鳥2本」を我慢すれば、私はプラマイゼロ、いや、プラスの世界へ足を踏み入れることができるのです!
この「水面」が見えてきた感覚。ゾンビが人間へと蘇生する直前のような、奇妙な高揚感。これがカバードコール投資の魔力です。
5. 証券アナリストの眼:強気相場に潜む「NAV浸食」の恐怖と快感

専門知識(FP/アナリスト)を駆使し、「資産を削って配当を出す(タコ足配当)」の罪深さと、その裏側に潜む「心理的罠」について鋭く指摘します。
「タコ足配当」は資産のドーピングである
現在、私のトータルリターンが改善しているのは、単に市場が好調だからだけではありません。「自らの身(元本)を削って配当を受け取っている」という、資本主義のバグのような行為の結果です。 NVYYやULTY、YSPYといった銘柄は、オプションプレミアムを得るために原資産のキャピタルゲインを放棄しています。
市場が今週のように急騰する局面では、現物株に比べて「NAV(純資産価値)の浸食」が顕著になります。
つまり、配当を受け取るたびに、私の船(元本)には小さな穴が開き続けているのです。
「トータルリターン-5ドル」という心理的麻薬
多くの個人投資家、特に私のような「人柱」にとって、評価損益の赤文字は耐え難いストレスです。しかし、そこに分配金が振り込まれ、実質的な損失が減っていく様を見ると、「損をしていない」という錯覚に陥ります。
証券アナリストの視点で見れば、これは「サンクコスト(埋没費用)の呪縛」と「現状維持バイアス」の合わせ技です。
税金(米国10%+国内約20%)を引かれ、実質的に自分の金を効率悪く払い戻しているだけなのに、「儲かっている気分」にさせてくれる。この心理的メリット(あるいは欺瞞)こそが、高配当ETFの最大の「罪」であり「功」なのです。
指数連動型との「機会損失」の差額
今週、S&P500の現物(VOO等)を持っていれば、週間で4%以上の利益。私のトータルリターン改善はわずか。
この「手に入れられなかった利益」こそが、真のコストです。
「損はしていないが、得られるはずの富を逃している」。
この事実に気づいた時、ストロングゼロの炭酸が少しだけ苦く感じられます。
おわりに・次回予告:心中ルールの貫徹

いかがでしたか?
トータルリターンがマイナス5ドルまで戻ってきた今、私の船橋での生活には、かすかな希望の光が差し込んでいます。
しかし、私は「人柱」。
一時的な数字の改善に浮かれて、この泥舟から降りることはありません。
「どんなクソ銘柄でも、心中ルールに従い、最低1年間は絶対に売らない(損切りしない)」。
この規律こそが、私が私であるための唯一の証です。
たとえ来週、トランプ大統領の気まぐれなツイート一つでホルムズ海峡が再封鎖され、原油が200ドルに暴騰し、私のポートフォリオが「死の宣告」を受けたとしても。
私はこのブログで、その断末魔を書き残すでしょう。
次回「トータルリターンがついにプラス転換?それとも再びの奈落か」。
船橋の「人柱」の運命やいかに。
乞うご期待。
※本記事は特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。投資は自己責任。私のように「脳を焼かれた」投資家にならぬよう、くれぐれもご注意ください。
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