【宿題は的中】それでも口座は負けた──QQQIとNASDAQ100の差は0.21pt、金曜の1日で月〜木の上げが消えた【10/30週次レポート】

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酎ハイは1本で止めました。胃腸の調子がよくないので、近くの病院に行く予定です。

体の話は病院に預けて、相場の話をします。先週の宿題が、当たったのです。

2週続けて外したあとの的中です。ところが、私は少しも勝った気がしていません。円建てのトータルリターンは、先週の-2,173円から-4,691円へ下がりました。

予想は当たった。口座は負けた。なぜ勝った気がしないのかを、今週は日次の終値で確かめます。

目次

今週の3行まとめ:宿題は的中、金曜にNASDAQ100が-3.46%、口座は負け

今週の3行まとめ:宿題は的中、金曜にNASDAQ100が-3.46%、口座は負け
  1. 先週の宿題は的中。 QQQIは-1.77%、NASDAQ100は-1.98%で、差は0.21ptでした(終値からの私の計算)。
  2. 10月30日(金)の1日で、NASDAQ100は-3.46%、QQQIは-3.29%でした。
  3. 配当は10発830円(税引後)。円建てトータルリターンは-4,691円です。

先に今週の着地を書いておきます。勝ちでも負けでもなく、「宿題は当たり、口座は負けた」週です。

先週の宿題の答え合わせ:3連敗を覚悟した赤ペンに、出番がなかった

先週の宿題の答え合わせ:3連敗を覚悟した赤ペンに、出番がなかった

先に結果を書きます。的中です。

先週の記事(10月23日の週次レポート)で、私はこう言い切りました。

10月30日の週次レポート6-1のQQQIの価格騰落率は、同じ期間のNASDAQ100(^NDX)との差が±1pt以内に収まる、と予想します。

QQQI(ナスダック100・オプション戦略のETF)の価格騰落率は-1.77%です。後半の表6-1(配当を除く週間の価格騰落率)に載っています。

同じ10月23日→30日のNASDAQ100は、-1.98%でした。28,957.53から28,384.85への変化です(終値からの私の計算)。

差は0.21ptで、±1pt以内に収まりました。

前提の条件も確かめます。

直近のQQQIの分配落ち日は、10月21日です(その前は9月16日)。10月24日〜30日の記録はありません。

「分配落ちのない週」の条件は満たしています。ただし、分配落ち日は運用会社の公式発表と、まだ照合していません。

これで、予想の公開成績表は更新です。 仮説台帳に登録した20件のうち、的中は5件、外れは4件、判定待ちが10件、判定不能が1件。登録した全件に対する的中率は25.0%です(判定が出た9件に限れば、5件的中)。

正直に書くと、私は3連敗の採点を覚悟していました。先週は2件まとめてバツをつけたので、今週も赤ペンを握ったまま、数字が出るのを待っていました。

結果は、0.21pt。

赤ペンの出番が、ありません。

丸をつけるのは、いつ以来でしょう。2週続けてバツの書き方しか練習していなかったので、丸が少しいびつになりました。(採点者の手が、的中に慣れていない。)

丸をつけた瞬間だけは、少しいい気になりました。けれど、すぐに手が止まりました。理由は、この丸が「どう当たったか」にあります。

金曜の暴落:月〜木で積んだ上げが、金曜の1日で消えた

金曜の暴落:月〜木で積んだ上げが、金曜の1日で消えた

今週の核心は、10月30日(金)の1日です。週を二つに割ると、宿題の「中身」が見えてきます。

期間NASDAQ100(^NDX)QQQI差(QQQI−NDX)JEPQ
10/23→10/29(月〜木)+1.54%+1.58%+0.04pt—
10/29→10/30(金の1日)-3.46%-3.29%+0.17pt-3.03%
10/23→10/30(週間)-1.98%-1.77%+0.21pt-1.45%

※ 価格のみの終値からの私の計算です(配当を除く)。QQQIとJEPQの週間の値は6-1と一致します。JEPQは金曜の1日と週間の値だけを載せています。

上昇を一部手放すはずのカバードコールETFが、月〜木は指数にぴったりついていきました。QQQIが+1.58%、NASDAQ100が+1.54%です。そして、金曜です。

実験室の観測ログなら、こう書くところです。月〜水、順調に上昇。木曜から崩れ始め、金曜、被験者(私の口座)が全銘柄で同時に反応。月〜木で積んだ上げは、金曜の1日で回収されました。隣の検体のNASDAQ100も、同じ反応を示していました。

ここで、勝った気がしない理由が分かりました。私が当てたのは「二人がどれだけ並んで歩くか」で、「どちらへ歩くか」ではありません。並んで崖から落ちても、宿題は的中です。

金曜の急落そのものは初めてではありません。過去には【雇用統計ショック】NASDAQ単日-4.18%の金曜大虐殺!という回も書いています。

木曜の引け後の決算から金曜にかけて報じられているのは、AI投資の採算への警戒です。

  • 米国株(10月30日の1日):S&P500 -1.82%、NASDAQ総合 -2.86%、NYダウ -1.09%
  • Amazon:7〜9月期の設備投資は約770億ドルで、前年同期の約350億ドルから大きく増えました。直近12か月のフリーキャッシュフロー(本業で稼いだお金から設備投資を引いた残り)は約420億ドルの流出で、過去最大と報じられました。
  • Intel:10〜12月期の見通しが市場予想に届かず、CEOがメモリ価格の高騰によるPC需要の鈍化を警告しました。決算後の取引開始前に約29%安と報じられています(終値は確かめていません)。
  • 日経平均:10月30日の1日で-2.12%(週間は+0.95%)

週間では、S&P500が-0.57%、NASDAQ総合が-2.00%、NYダウが-0.85%でした。AIに使うお金の大きさが、回収の見込みより先に目に入った1日だった、と私は読んでいます(私見)。

データソース: 米国株価指数・日経平均・QQQI・JEPQの終値(筆者の記録)/ Yahoo Finance ライブ(10月30日) / The Tribune

配当着弾記録:10発830円、先週分配落ちしたQQQIの213円が着弾

配当着弾記録:10発830円、先週分配落ちしたQQQIの213円が着弾

今週は10発、5.27ドル・830円が届きました。

着弾日ティッカー受取額(ドル)受取額(円)コメント
2026-10-26AIPI0.69ドル109円暴れ馬、価格は荒れても着金
2026-10-26CEPI0.84ドル133円混沌の覇者、今週2番目の額
2026-10-26FEPI0.44ドル69円三悪魔の一角、金曜の前に着金
2026-10-26QQQI1.37ドル213円意地のハイテク、今週の最高額
2026-10-26ULTY0.61ドル96円吐血銘柄、価格は最下位でも配当は出す
2026-10-27453A0.23ドル※37円国債使い、今週ただ一つの円建て
2026-10-27NVDY0.37ドル58円主役、先週より小粒
2026-10-28NVYY0.28ドル45円含み損の主犯、先週と同額
2026-10-28TQQY0.30ドル48円死神、ドル額も円額も先週と同じ
2026-10-28YSPY0.14ドル22円偽りの安全、最小額の指定席
合計—5.27ドル830円10発

※受取額は税引後の着金額(着弾日基準)です。円建て銘柄(453A)のドル額は、着弾日のドル円で換算した参考値です。

先週は11発1,052円でした。今週は1発少なく、222円少ない着弾です。

最高額はQQQIの213円でした。10月21日の分配落ちで価格だけ先に下がり、先週の時点では着金の記録がなかった分にあたると見ています。先週書いた「価格が下がる週とお金が入る週のずれ」と、今週の着金は整合します。

銘柄別パフォーマンス:DOGGが首位、QQQIは10位、ULTYが最下位

銘柄別パフォーマンス:DOGGが首位、QQQIは10位、ULTYが最下位

6-1. 週間の価格騰落率(配当を除く)

順位銘柄先週騰落率(価格)今週騰落率(価格)コメント
1DOGG+0.68%+2.02%孤軍奮闘の犬、今週も先頭
22865-3.01%+1.83%守備の番人、金曜の米国はまだ映らず
3453A+0.89%+1.07%国債使い、2週続けてプラス
4YSPY+0.31%+0.39%偽りの安全、今週は小さく本物
5TLTX-0.53%+0.34%守護者、マイナスからプラスへ
6563A-3.76%-0.20%新型兵器、金曜の米国はまだ映らず
7TQQY+0.09%-0.99%死神、1%未満の傷で済む
8NVYY-0.55%-1.06%含み損の主犯、2週続けて下げ
9JEPQ-0.65%-1.45%前座、今週はQQQIの一つ上
10QQQI-1.92%-1.77%意地のハイテク、宿題は的中
11IGLD-3.37%-2.82%金の盾、2週続けて下げ
12NVDY-1.20%-3.03%主役、下げ幅が広がる
13CEPI-0.95%-3.74%混沌の覇者、13位に沈む
14FEPI-1.79%-3.93%三悪魔の一角、2週続けて下げ
15AIPI+0.11%-4.15%暴れ馬、プラスから急降下
16ULTY-4.20%-4.65%吐血銘柄、2週続けて最下位

6-2. 週間のトータルリターン率(配当込み)

順位銘柄先週トータルリターン率今週配当利回り今週トータルリターン率コメント
1DOGG+0.68%+0.00%+2.02%配当なしでも首位
22865-2.32%+0.00%+1.83%配当なしで2位
3453A+0.89%+0.50%+1.58%配当込みで1.5%超え
4YSPY+0.46%+0.15%+0.55%最小額でも利回りは0.15%
5TLTX+0.57%+0.00%+0.34%今週は配当なし
6563A-2.85%+0.00%-0.20%配当なしで小幅安
7TQQY+0.46%+0.37%-0.62%今週着金の配当で傷が浅く見える
8NVYY-0.11%+0.45%-0.61%着金分で下げが縮んで見える
9JEPQ-0.65%+0.00%-1.45%今週は配当なし
10QQQI-1.92%+0.87%-0.90%先週落ちた分配が今週着金
11IGLD-3.37%+0.00%-2.82%配当なしで沈む
12NVDY-0.70%+0.36%-2.67%配当では埋まらず
13CEPI-0.32%+0.60%-3.15%配当0.60%でも届かず
14FEPI-1.41%+0.37%-3.57%配当は焼け石に水
15AIPI+0.63%+0.49%-3.66%先週のプラスから一転
16ULTY-3.29%+0.90%-3.75%利回り0.90%でも最下位

※ 基準日2026-10-23(以前の直近終値)→終了日2026-10-30(以前の直近終値)。ドル銘柄はドル建て、円銘柄は円建ての率で、為替は含みません。配当は着弾日が期間内の実受取額(税引後)です。※ 今週着金した米国上場9件の分配落ちは、いずれも先週の期間内(10月21〜23日)です。配当が今週の下げを埋めたのではなく、先週落ちた分が遅れて入った形で、順位にもそのずれが含まれます。※ 両表とも今週の価格騰落率の降順です。先週の列は、基準日を1週間ずらした同じ計算です。先週記事の表は米国上場銘柄を10月22日の終値で計算していたため、一部の値が先週記事と違います。

QQQIは10位、JEPQ(ナスダック100・ELN活用のETF)は9位でした。二つとも、NASDAQ100の-1.98%から大きくは離れていません。

下位に並んだのは、次の3銘柄です。

  • AIPI(AI関連株のカバードコールETF):-4.15%
  • FEPI(ハイテク大手のカバードコールETF):-3.93%
  • ULTY(高ボラ銘柄群のオプション戦略ETF):-4.65%(最下位)

AI投資への警戒が報じられた週に、AI・ハイテク寄りの銘柄が下に固まった形です。

首位はDOGG(ダウの犬戦略のETF)の+2.02%です。NYダウは週間-0.85%で、ダウの犬は、親のダウより元気でした。

2位の2865は、東証上場のNASDAQ100のカバー率100%型で、円建てです。

東証の10月30日の終値は、その夜の米国市場より前に決まります。2865の+1.83%に、金曜の米国の下げはまだ映っていません。

6位の563Aも東証上場で、同じ事情です。同じNASDAQ100で、カバー率が低い型です(約10%と聞いていますが、目論見書の原文は照合していません)。

563Aは-0.20%で、2865の+1.83%とは符号が逆になりました。

東証の営業日で見ると、こうなります。

  • 月〜木:563Aが+2.00%、2865が+2.15%
  • 金曜:563Aが-2.16%、2865が-0.31%

同じ指数に連動する2銘柄が、金曜に1.85pt開きました。

なお、この表のNASDAQ100の-1.98%は、米国の暦日で測った数字です。東証の終値は、米国の前日までしか映しません。米国の木曜までに揃えると、+1.53%です。

563Aの-0.20%と並べて、「指数に勝った」「負けた」とは言えません。

今週のポートフォリオ決算:評価損益-50,599円、円建てトータルリターンは-4,691円

今週のポートフォリオ決算:評価損益-50,599円、円建てトータルリターンは-4,691円
項目金額(ドル)金額(円・為替込み)
投資元本1,978.67ドル311,016円
株式時価総額合計1,650.26ドル260,417円
株式評価損益合計-328.41ドル-50,599円
株式評価損益率-16.60%(ドル建て)-16.27%(円建て・為替込み)
累計配当金総額+291.29ドル+45,908円
トータルリターン-37.12ドル-4,691円
トータルリターン率-1.88%(ドル建て)-1.51%(円建て・為替込み)
為替1ドル=157.80円—

※配当は税引後の着金額です。原価・評価損益・トータルリターンは買付手数料込みです。ドル建ての率は、円建て銘柄の原価を購入日のドル円、評価額を基準日のドル円で換算した値で、為替の影響を含みます。

トータルリターン率は円建てで-1.51%(ドル建て-1.88%)です。先週記事の-2,173円から、2,518円減りました。

内訳は、次のとおりです。

  • 評価損益の悪化:-3,348円(-47,251円→-50,599円)
  • 累計配当の増加:+830円(45,078円→45,908円)

為替は1ドル156.81円から157.80円への円安でしたが、円安の追い風より、価格の下げのほうが大きかった週です。

宿題の的中は、決算表のどの行にも載りません。載るのは、金曜の1日の下げのほうです。

※先週の値は公開済みの先週記事の数字です(再計算していません)。

10月の月次まとめ:配当40発3,489円、トータルリターン率はDOGGの+8.79%からULTYの-11.44%まで

10月の月次まとめ:配当40発3,489円、トータルリターン率はDOGGの+8.79%からULTYの-11.44%まで

10月が終わったので、月の成績も短く載せます(月次レポートの値)。

  • 配当:40発、22.13ドル・3,489円(税引後)。最も多く届いたのはCEPIの4発567円でした。
  • トータルリターン率(配当込み):首位はDOGGの+8.79%、最下位はULTYの-11.44%。QQQIは-6.18%で16銘柄中9位です。
  • 価格騰落率(配当を除く):首位はDOGGの+8.25%、最下位はULTYの-14.79%でした。

※ 基準日2026-09-30→終了日2026-10-30(いずれも以前の直近終値)。ドル銘柄はドル建て、円銘柄は円建ての率で、為替は含みません。

NASDAQ総合の10月は、終値から私が計算すると約-5.3%(9月30日→10月30日)でした。Yahoo Financeの報道では、2025年3月以来の悪い月とされています。

ULTYは10月の配当利回りが3.35%で、16銘柄の中で最高でした。トータルリターン率は、最低です。10月に限れば、配当がいちばん厚い銘柄が、いちばん深く沈みました。

今週の市場:FRBも日銀も据え置き、金利は少し下がり、原油は上がった

今週の市場:FRBも日銀も据え置き、金利は少し下がり、原油は上がった

中央銀行は日米とも動かず、米金利は少し下がりました。今週口座を殴ったのは「金利の一撃」ではなく、「AI投資の採算」という企業側の材料だった、と私は見ています(私見)。以下の中央銀行・金利・原油の記述は、報道に基づくものです。

  • FRB:報道によると、10月27〜28日のFOMCで政策金利は3.75〜4.00%に据え置かれました。票決は10対2で、反対の2名は利上げを主張したとされています。
  • 物価と金利:9月のPCE物価指数は前年比+3.6%。米10年債利回りは10月23日の5.00%から10月30日は約4.93%へ、約7bp(0.07ポイント)下がりました(10月30日は報道の場中の値)。
  • 日銀:報道によると、10月29〜30日の会合で政策金利は1.25%程度に据え置かれ、賛成8・反対1でした(反対は利上げを主張)。
  • 原油と中東:WTIの10月30日の清算値は104.12ドル、週間+0.82%。10月30日にはホルムズ海峡でタンカーが吸着機雷とみられる爆発物で被弾したと報じられました。

社内ツールの市場局面カードでは、VIX(恐怖指数)は17.2でした。ただし、これは金曜の急落の前の値です。

データソース: investinglive(FOMC声明) / OANDA証券(日銀) / NHK / FRED DGS10 / CNBC(米国債) / CNBC(原油) / Business Recorder / WTI・市場局面カード(筆者の記録)。FRB・日銀は公式発表の本文を取得しておらず、報道に基づく記載です。

CMA種明かし:カバードコールは暴落の日に何を守ってくれるのか

CMA種明かし:カバードコールは暴落の日に何を守ってくれるのか

結論から書きます。今週の金曜の観測では、カバードコールが下げを和らげた幅は、ごく小さいものでした。

仕組みから見ます。

カバードコールとは、保有する株や指数の上昇益を一部手放す取引です。代わりに、オプションのプレミアム(権利の売り代金)を受け取ります。

1日の下げは、主に売ったオプションの値下がり分で和らぎます。その上限は、受け取ったプレミアムです。

ただ、1日で3%以上動く相場では、その幅は値幅に対して小さくなりやすい、と私は考えています(私見。QQQIの具体的な設計は確かめていません)。

今週の金曜は、その考えと矛盾しない例です。

  • NASDAQ100:-3.46%
  • QQQI:-3.29%(差0.17pt)
  • JEPQ:-3.03%(差0.43pt)

JEPQの差には銘柄選択の影響も含まれます(JEPQの運用成績は過去記事にまとめています)。それでも、どちらも盾と呼ぶには小さいと感じました。

しかも今週のQQQIは、月〜木の上げにもほぼ並んでついていきました。上げでは手放した分が見えず、下げでは守ってもらえた分も見えない。今週の観測では、QQQIは上げでも下げでも指数にほぼ並んで動き、「下落の盾」の働きは見えませんでした。

東証の2865と563Aには、盾の厚さの違いが出た可能性があります。

  • 上げの日(10/28):563Aが+2.39%、2865が+1.18%
  • 下げの日(10/30):563Aが-2.16%、2865が-0.31%

カバー率の高い2865のほうが、上げは小さく、下げも浅い動きでした。

ただし、これは1日と1週間の観測です。QQQIの分配金の中身(元本払戻金をどれだけ含むか)も今回は確かめておらず、仕組みの優劣までは言えません。

来週の見通し・注目イベント:中間選挙と雇用統計、金曜の急落は一過性か

来週の見通し・注目イベント:中間選挙と雇用統計、金曜の急落は一過性か

来週は、政治と雇用の数字が続く週です。

  • 11月3日(火):米国の中間選挙
  • 11月3日(火):JOLTS(求人件数)(CNBC報道)
  • 11月6日(金):10月分の米雇用統計

QQQIの次の分配落ちは、日付がまだ確かめられていません。

来週確かめたい問いは、「金曜の急落は一過性か、それとも雇用統計で12月の利上げ観測が強まり、下げが続くのか」です。

確かめる記録は、次の2つです。

  • 来週の6-1のQQQIとNASDAQ100
  • 2865と563Aの、11月2日(月)の東証の値(金曜の米国の下げが、まだ映っていません)

そこで、言い切ります。

11月6日の週次レポート6-1で、QQQIの価格騰落率は0.00%を上回る(プラスになる)、と予想します。 売買の合図ではありません。この予想に基づく売買は推奨しません。

判定は、6-1に載る価格騰落率で行います。10月30日の終値51.66ドルから11月6日の終値まで、配当は除きます。0.00%以下なら外れです。

10月31日〜11月6日にQQQIの分配落ちの記録が入った場合は、予想の前提が変わります。その場合は「無効」と書きます。

正直に書くと、同じ「QQQIは0.00%を上回る」という予想を、私は10月16日の記事で置きました。そして翌週の10月23日に、外しています。

根拠も、「月〜木の上げを1日で吐き出した下げが、翌週もそのまま続くとは限らない」という程度です。過去の傾向を数えたものではありません。懲りていないのではなく、懲りたうえで、もう一度賭けます。

データソース: CNBC(来週の指標日程) / 終値・分配金の実測(筆者の記録)

結論:宿題は当たった。口座は負けた

結論:宿題は当たった。口座は負けた

今週は、当たったのに、負けました。

先週の私は、外した予想を2件まとめて採点しました。今週の私は、当てた予想に丸をつけ、その横で評価損益が-50,599円まで広がるのを見ていました。並んで歩くことを当てても、どこへ歩くかを外せば、口座は守れません。

カバードコールETFで分配を受け取りながら暮らしを組み立てたいなら、一度だけ確かめてください。

あなたの持っている銘柄が、暴落の日にどれだけ指数と並んで落ちたか。日次の終値で見られます。私は今週、それを見て、少し静かになりました。

病院には、近いうちに行く予定です。胃腸も口座も、まずは専門家の話を聞いてから考えることにします。

830円は、確かに口座に入った。それでも今週は、勝った気がしない。

よくある質問(FAQ)

Q1. 予想が当たったのに、トータルリターンが悪くなったのはなぜですか?

予想は「QQQIとNASDAQ100の差」を当てるものでした。相場の上げ下げの向きを当てるものではありません。

今週は評価損益が3,348円悪化しました。配当の増加830円では埋まらず、円建てのトータルリターンは-2,173円から-4,691円になりました。

出典:筆者の週次レポート(2026-10-30)

Q2. カバードコールETFは、暴落の日に下げを和らげてくれますか?

10月30日の1日では、NASDAQ100が-3.46%でした。QQQIは-3.29%(差0.17pt)、JEPQは-3.03%(差0.43pt)です。

和らげた幅は、ごく小さいものです(終値からの私の計算)。ただし1日の観測で、一般化はできません。

出典:筆者の終値記録

今週の週報動画はお休みです。関連する深掘りはこちら。

▶ QQQIとDOGGを比べた回(YouTube)

📺 YouTubeチャンネル「マコトの投資実験室」でも、カバードコールETFのリアルな運用状況や失敗談を音声解説付きでお届けしています。最新の実験記録を見逃したくない方はぜひチャンネル登録を。

▶ チャンネル登録はこちら

免責事項: 本記事は筆者個人の投資記録および分析であり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。筆者は本記事に記載の銘柄を保有しており、投資助言業者ではありません。FRB・日銀の決定内容は2026年10月の報道に基づくもので、公式発表の本文とは照合していません。記載の数値は執筆時点での終値などの実測値および公表資料・報道に基づきますが、正確性を保証するものではありません。記事内の予想は筆者個人の記録であり、助言ではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。カバードコールETFは元本割れのリスクがあり、分配金には元本払戻金(ROC)が含まれる場合があります。過去の分配実績は将来の分配を保証するものではなく、分配金額は変動し、減額・無分配となる場合があります。ドル建て銘柄は為替変動により円換算の損益が変動します。カバードコール型ETFは上昇局面の利益が限定される一方で下落リスクは負い、分配金の支払いが基準価額の下落を伴うこともあります。

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真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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