ども♪アラフィフの「人柱」ブロガーです。
千葉県船橋市のどんよりとした空の下、今夜もストロングゼロの空き缶を量産しております。皆様、息をしていますでしょうか。私のポートフォリオは、絶賛「資産溶解」の真っ最中です。AIだ、クリプトだ、ハイテクだと浮かれていた過去の自分を全力で殴りたい気分です。
先週は「もう配当なんて来ないんじゃないか」と絶望の淵に立たされていました。しかし、証券口座を恐る恐る開いたところ、なんと2月13日にULTYから予期せぬ配当が着弾していました。完全にノーマークでした。
枯れ果てた砂漠で見つけた、泥水のようなオアシス。まさに配当という麻酔です。この麻酔があるからこそ、私は致命傷を負いながらも相場という過酷な戦場に立ち続けることができるのです。
今週も、血と涙とアルコールの結晶である、超高配当ETFのリアルな運用成績を赤裸々に公開します。どんなクソ銘柄でも最低1年間は絶対に損切りしない。この狂気の「心中ルール」のもと、配当金だけで含み損を本当に相殺できるのか。身銭を切った人体実験の続きをとくとご覧ください。
このブログは動画で詳しく解説しています。
1. 狂乱のAI相場終焉か?資金逃避が鮮明なマクロ環境
まずは、ポートフォリオ全体に致命的な影響を与えたマクロ環境のトピックを整理します。

一般的に広く知られている事実として、2026年に入り、これまで市場を力強く牽引してきたAI関連銘柄や暗号資産市場に、非常に強い調整圧力がかかっています。インフレ懸念の高止まりや、各国中央銀行の金融政策の不透明感が主な背景にあります。
現在の株式相場は、明らかに「リスクオフ」の様相を呈しています。投資家の資金は、ボラティリティの極めて高いハイテク株から、ディフェンシブなバリュー株やゴールドへと急速に逃避していると考えられます。
実務経験から言える明確な傾向として、相場の転換点においては、カバードコール戦略を用いた超高配当ETFは非常に脆弱になります。原資産の急激な下落を、獲得したプレミアムだけでは到底カバーしきれないからです。
現在の私のポートフォリオの惨状は、この金融理論を身をもって実証してしまっています。AIやクリプトに偏重した高配当ETFがいかに下落に弱いか。強力な反面教師になるはずです。
2. 合計6.11ドルの麻酔!2月第3週の配当着弾記録
痛みを和らげる、今週の麻酔の記録です。マネックス証券の入金履歴をもとに、着弾した配当をまとめました。
| 受渡日 | 銘柄 | ティッカー | 受取金額(USD) | 備考 |
| 2026/02/13 | イールドマックス ウルトラ・オプション | ULTY | 0.99 | 予期せぬ着弾! |
| 2026/02/16 | イールドマックス NVDA オプション | NVDY | 0.62 | エヌビディア頼み |
| 2026/02/16 | グラナイトシェアーズ イールドブースト QQQ | TQQY | 0.73 | ナスダック連動型 |
| 2026/02/16 | グラナイトシェアーズ イールドブースト SPY | YSPY | 0.73 | S&P500連動型 |
| 2026/02/17 | グラナイトシェアーズ イールドブースト NVDA | NVYY | 1.37 | 今回の稼ぎ頭 |
| 2026/02/19 | イールドマックス NVDA オプション | NVDY | 0.69 | 再びNVDY着弾 |
| 2026/02/19 | イールドマックス ウルトラ・オプション | ULTY | 0.98 | ULTY2回目 |

事実として、今回の配当の合計額は「6.11ドル」となりました。 日本円にして約900円弱。ストロングゼロが数本買える程度の金額です。
しかし、この6.11ドルという現金こそが、含み損に耐える私の精神をギリギリで繋ぎ止める命綱なのです。特に、NVYYが単体で1.37ドルと気を吐いてくれたのは不幸中の幸いでした。
これらの異常に高い分配金は、本当に企業が稼ぎ出した利益から支払われているのでしょうか。一般的に、超高配当ETFの分配金には、投資家の元本をそのまま払い戻しているだけの「タコ足配当」が含まれるケースが多々あります。
特にULTYのように、ボラティリティの高い複数銘柄のオプションを複雑に組み合わせた商品は警戒が必要です。原資産の価格が下落した際には、基準価額を自ら削って分配金を出さざるを得ない構造だからです。目先の現金に喜んで酒を買いに走る前に、自分の資産が削られているだけではないか、という疑念を常に抱くべきです。
3. 絶望の含み損益!過去最悪からの僅かな回復と、トータル赤字の現実
それでは、現実を直視しましょう。現在のポートフォリオの無残な含み損益と、これまでの累積配当金の比較です。

株式評価損益合計:-69.76ドル
先週(2月第2週)は、配当が全く入らない(実際には0.99ドル入っていた)「禁断症状」の週でした。その際、含み損は過去最悪の-77.61ドルまで膨れ上がっていました。そこから比較すると、今週は市場がわずかに持ち直したこともあり、+7.85ドルほど傷口が回復しています。
しかし、喜んでばかりはいられません。問題はその中身と「損益率」の異常さです。事実として、以下の銘柄が軒並み10%以上のマイナスを記録しています。
- AIPI:-17.48ドル(-10.64%)
- NVYY:-13.56ドル(-11.88%)
- TQQY:-12.25ドル(-10.80%)
- ULTY:-12.27ドル(-10.43%)
見事にAI・半導体・ナスダック連動型のETFが焼け野原です。
ここで、これまでの実験の「真の戦績(トータルリターン)」を計算します。私は「配当で含み損を相殺できるか」をテーマに1年間心中すると決めています。
これまでの累積配当総額は以下の通りです。
- 12月受取分:12.67ドル
- 1月受取分:22.31ドル
- 2月第1週受取分:12.97ドル
- 2月第2週受取分:0ドル(配当なし)
- 2月第3週受取分:6.11ドル(今回)
累積配当総額:+54.06ドル
計算してみましょう。
【真の損益】 累積配当 54.06ドル + 現在の含み損 -69.76ドル = -15.70ドル(赤字)
配当を54ドル以上も受け取っているのに、トータルでは約15ドルの赤字です。配当を受け取るたびに、それ以上のスピードで元本が削られている。これこそが、超高配当ETFの「タコ足配当の底なし沼」の恐ろしさなのです。
4. 明暗くっきり!ダウ犬と金が示すディフェンシブの重要性
焼け野原となったポートフォリオの中で、燦然と輝く希望の星が2つだけ存在します。
| 銘柄 | ティッカー | 評価損益(ドル) | 損益率 | 属性 |
| FT Vest DJIA Dogs 10 Target Income | DOGG | +15.33 | +10.53% | ダウ犬戦略+カバコ |
| FT Vest Gold Strategy Target Income | IGLD | +14.50 | +11.33% | 金戦略+カバコ |
事実として、DOGGとIGLDはそれぞれ10%以上のプラスリターンを叩き出しています。AIPIやNVYYの強烈なマイナスを、この2銘柄が見事に相殺してくれているのです。
なぜこの2銘柄だけが勝っているのか。論理的に解説します。
まずDOGGです。これは「ダウの犬戦略」と呼ばれる、ダウの中で配当利回りの高い10銘柄に投資する古典的なバリュー投資戦略をベースにしています。相場全体が下落基調にある時、投資家は成長性よりも、現在の確実な配当や割安感を好みます。グロース株からバリュー株への資金シフトが、DOGGの好調を支えていると推測できます。
次にIGLDです。これはゴールド(金)を原資産としたカバードコール戦略です。金はインフレ懸念や地政学リスクが高まった際に買われやすい究極の安全資産です。現在の不透明なマクロ環境下において、株式市場から逃避した資金が金市場へ大量に流入しているのは明白な事実です。
この比較から得られる教訓レベルの話をします。超高配当ETFを運用する際、表面的な利回りの高さだけで銘柄を選んでは絶対にいけません。原資産の性質(グロースかバリューか、株式かコモディティか)を意図的に分散させることが、ポートフォリオの完全崩壊を防ぐ唯一の防波堤になります。
5. 結び:絶対に損切りしない!心中ルールの継続宣言

今回は2月第3週時点での状況と、これまでのトータルリターンを分析しました。先週の過去最悪の含み損(-77.61ドル)からはわずかに回復したものの、AIの急落による「資産溶解」の恐怖と、トータル損益-15.70ドルという厳しい現実を突きつけられました。
しかし、私は絶対に逃げません。「どんなクソ銘柄でも最低1年間は損切りしない」という心中ルールは絶対の掟です。超高配当ETFの真の力は、長期的な配当の積み重ねによって、この含み損をどこまでカバーできるかにあるからです。
今は含み損の痛みに耐え、配当という麻酔を打ち続けながら、時間が経過するのを待つのみです。証券口座に入金されたドルは紛れもない事実です。このドルが雪だるま式に積み上がり、いつか-15.70ドルの赤字を逆転する日が来るのか。それとも、ETF自体が強制償還されるのが先か。
この愚かな人体実験の結末を、どうか皆様の温かい目で見届けてください。
次回は、2月末の最終的な月次決算報告をお届けする予定です。月末にかけて新たな配当着弾はあるのか。ストロングゼロを片手に、震えて待ちたいと思います。
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それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

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