【反攻】CEPI逆襲でNASDAQ全面安を出し抜く夜──配当204ドル突破でも消えぬ赤字【W30週次レポート】

当ページのリンクには広告が含まれています。

ども♪アラフィフの「人柱」ブロガーです。

↓良ければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ

七月末の船橋は、夜になっても空気が重たいままです。日付が変わる頃、私はリビングの窓を細く開け、外の生ぬるい風を招き入れました。

網戸の向こうから、遠くの車の音だけがぼんやり届きます。冷蔵庫から取り出したストロングゼロの缶は、握った手の中でみるみる汗をかいていきました。

証券アプリを開くと、配当の着弾履歴だけが誇らしげに並んでいました。累計の配当は、この実験を始めて以来、いちばん高い場所まで積み上がっています。

指先でその数字をなぞりながら、私は小さく息を吐きました。ここまでよく積んだ。そう思う自分が、確かにいました。

けれど同じ画面を少し下にスクロールすると、評価損益の欄はまだ赤いままです。配当は過去最高ペース、評価損益はマイナス圏。

この二つが同じ画面で睨み合っている光景に、私は妙な居心地の悪さを覚えました。前に進んでいるのか、その場で足踏みしているのか、酔った頭ではうまく判じきれません。

缶を半分ほど空けたところで、私は考えるのをやめました。今夜わかったつもりになるより、数字を一つずつ並べ直す方が正しい。蒸し暑さと炭酸の刺激だけを道連れに、今週も通信簿を開いていきます。

目次

過去最高の配当、それでも動かぬ赤──今週の魂の叫び

過去最高の配当、それでも動かぬ赤──今週の魂の叫び

今週、生ぬるい夜風の中で魂に刻んだのは3点です。

  1. 累計配当は204.42ドル(元本比+10.40%)まで積み上がり、過去最高ペースを更新しました。それでも株式評価損益は-228.05ドルの赤いまま。前進と停滞が、同じ口座で同居しています。
  2. NASDAQ総合が週間-2.13%と全面安に沈む中でも、CEPI(暗号資産関連株カバードコールETF)とNVDY(エヌビディア単一株オプションETF)の週間騰落率は改善しました。指数が下げた週に、暴れ馬たちが逆に傷を浅くする逆説です。
  3. 新規失業保険申請は18.7万件と、約60年ぶりの低水準まで落ち込みました。労働市場は堅調で、利下げ観測は後退。金利は高止まりの構えを崩していません。

金利高止まりのNASDAQ、静かな地滑り──今週の市場レジーム判定

金利高止まりのNASDAQ、静かな地滑り──今週の市場レジーム判定

固定コーナー「今週の市場レジーム判定」から始めます。RORO指数(リスクオン・リスクオフの傾きを測る指数)は41.3で、判定はリスクオフ(弱)でした。4象限レジーム判定はExpansion(拡大局面)で、直近90日の分布はExpansionが90.8%を占めています。看板の上では拡大局面ですが、傾きはわずかにリスク回避へ寄った1週間でした。

判定の根拠は3行です。第一に、VIX指数(恐怖指数)が7月22日の16.64から7月23日には18.70へ急上昇しました。市場の警戒感が週後半に一段強まった証拠です。第二に、米10年債利回りが週後半にかけて上昇し、7月23日時点で4.71%を付けました。

jp.investing.comの終値ベースでも、7月17日の4.541%から7月24日には4.679%へと切り上がっています。第三に、新規失業保険申請が18.7万件と、前週の20.9万件から減少し、約60年ぶりの低水準となりました(Trading Economics調べ)。労働市場の堅調さが確認され、利下げ観測はさらに後退しています。

analysis-lab独自の市場局面カードも見ておきます。局面ラベルは「インフレ鈍化・金利高止まり」。CPI(消費者物価指数)は前年比3.5%、失業率は4.2%、イールドカーブ(10年債−2年債)は+0.34%の順イールド、FF金利は3.63%です。

物価の伸びは鈍りつつあるものの、労働市場が強すぎて利下げに踏み込めない。金利が高い場所で静かに居座り続ける、いかにも中途半端な景色が広がっています。

主要指数は、前週金曜から当週金曜にかけて総じて下を向きました。米国株の下げ幅は、ハイテク偏重の指数ほど大きく出ています。

指標前週終値(7/17)当週終値(7/24)週間騰落率
S&P5007,457.697,411.98-0.61%
NASDAQ総合25,520.2424,975.82-2.13%
NASDAQ10028,592.6628,128.34-1.62%
NYダウ平均52,146.4251,947.25-0.38%
日経平均64,141.1264,611.15+0.73%
ビットコイン(BTC/USD)63,968.0ドル64,189.0ドル+0.35%
金(ゴールド)4,018.804,070.80+1.29%
ドル円162.39円163.85円+0.90%(円安)

出典は各指標ごとに、S&P500NASDAQ総合NASDAQ100NYダウ日経平均ビットコインドル円の通りです。

構図を整理します。NASDAQ総合が-2.13%と最も深く沈んだ一方、NYダウは-0.38%と傷が浅く、日経平均に至っては+0.73%とプラスを保ちました。米ハイテク株に選択的な売りが集中した週だったということです。

金は+1.29%、ビットコインも+0.35%と底堅く、資金がリスク資産の内側で静かに逃げ場を探していた気配がうかがえます。そしてドル円は163.85円まで円安が進み、円建てで見る私の口座には追い風となりました。

ニュース材料も押さえておきます。7月16日には、ジェファーソンFRB副議長がスタンフォード大学で「Navigating Economic Shocks」と題した講演を行いました。7月24日発表のS&Pグローバル米7月PMI速報値では、製造業が53.8と予想の54.4に届かず前回の53.9からも小幅低下した一方、総合は53.6と8ヶ月ぶりの高水準を付けています。

製造業の勢いは鈍いものの、サービスを含めた景気全体の体温はむしろ上がっている。労働市場の強さとあわせ、利下げを急ぐ理由が見当たらない1週間でした。なお、一部で報じられる地区連銀総裁のタカ派発言や中東情勢については、一次情報での確認が取れなかったため、本文では断定的に扱いません。

データソース: jp.investing.com(各指数・為替・金利・商品・VIX) / Trading Economics(失業保険申請・PMI) / FRB(ジェファーソン副議長講演一覧)

過去最高ペースの入金音──9発の配当着弾記録

過去最高ペースの入金音──9発の配当着弾記録
着弾日ティッカー受取額(ドル)受取額(円)魂の叫び
2026-07-21AIPI(AI関連株カバードコールETF)0.71115暴れ馬、下げても週次は律儀
2026-07-21CEPI(暗号資産関連株カバードコールETF)0.95153混沌の覇者、今週最大の意地
2026-07-21FEPI(ハイテク大手カバードコールETF)0.4472三悪魔、控えめな義理立て
2026-07-21ULTY(高ボラ銘柄群オプションETF)0.73119吐血しながらの119円
2026-07-22NVDY(エヌビディア単一株オプションETF)0.64104主役、傷を浅くしても入金継続
2026-07-23NVYY(エヌビディア・プット売り活用ETF)0.4878含み損の主犯、それでも78円
2026-07-23TQQY(TQQQ・3倍レバレッジオプションETF)0.5082死神、今週も82円の施し
2026-07-23YSPY(S&P500オプションETF)0.1727偽りの安全、小銭ながら参戦
2026-07-24TLTX(米国長期国債カバードコールETF)0.86140金利の刃、週末に最大額を届ける
合計5.48ドル890円

今週の配当着弾は9発、合計5.48ドル・890円でした。前週(W29)の892円からはほぼ横ばいで、金額の水準はしっかり維持できています。

着弾額の首位はCEPIの153円で、混沌の覇者が今週も最大の意地を見せました(初配当を迎えた頃の記録はこちら)。

週末の7月24日には、TLTX(米国長期国債カバードコールETF)が140円と月次組の中で大きめの一発を届けています。

注目すべきは、この890円という現金が、累計配当を204.42ドル(元本比+10.40%)という過去最高ペースの高みへ押し上げた点です。指数が全面安に沈んだ週でも、入金の音だけは一度も途切れませんでした。

とりわけAIPI(AI関連株カバードコールETF)・CEPI・FEPI(ハイテク大手カバードコールETF)・ULTY(高ボラ銘柄群オプションETF)という、今週ランキング下位に沈んだ銘柄群が、価格を削られながらも配当だけは律儀に運んできています。

含み損を広げた張本人が、同じ週にいちばん多くの現金を届ける。この逆説こそ、カバードコール戦略の骨格そのものだと、私は今週も再確認しました。焼け石に水に見える一発一発が、積み上がれば元本の1割を超える現実になっています(累計配当が含み損を喰い破る瞬間を記録した回)。

反攻のCEPIと沈黙のQQQI──銘柄別損益率ランキング

反攻のCEPIと沈黙のQQQI──銘柄別損益率ランキング
順位ティッカー先週損益率今週損益率週間騰落率魂の叫び
1CEPI(暗号資産関連株カバードコールETF)-11.08%-9.71%+1.37pp混沌の覇者、逆風下で最大の反攻
2NVDY(エヌビディア単一株オプションETF)-15.57%-14.41%+1.16pp主役、半導体安でも傷を浅く
3IGLD(金価格連動カバードコールETF)-19.50%-18.64%+0.86pp金の盾、金高で光を取り戻す
42865(NASDAQ100カバードコールETF・東証上場・カバー率100%)+1.68%+2.09%+0.40pp守備の番人、静かにプラス上積み
5NVYY(エヌビディア・プット売り活用ETF)-34.68%-34.31%+0.37pp含み損の主犯、底ばいで小反発
6YSPY(S&P500オプションETF)-19.80%-19.53%+0.27pp偽りの安全、わずかに持ち直す
7563A(NASDAQ100日次カバードコールETF・カバー率約10%・東証上場)+3.51%+3.41%-0.10pp国産新型兵器、ほぼ横ばいで踏ん張る
8DOGG(ダウの犬戦略ETF)+4.86%+4.62%-0.24pp孤軍奮闘、首位陥落も高値圏
9TQQY(TQQQ・3倍レバレッジオプションETF)-22.78%-23.25%-0.48pp3倍レバの死神、なお底なし
10453A(米国債20年超プレミアムインカムETF・東証上場)+0.96%+0.33%-0.62pp国債使い、金利上昇で削られる
11JEPQ(ナスダック100連動・ELN活用型プレミアムインカムETF)+4.59%+3.61%-0.98pp前座、ハイテク安で失速
12ULTY(高ボラ銘柄群オプションETF)-30.83%-32.08%-1.25pp吐血銘柄、出血止まらず
13TLTX(米国長期国債カバードコールETF)-5.29%-6.67%-1.39pp金利の刃、静かに深く抉る
14AIPI(AI関連株カバードコールETF)-14.49%-16.14%-1.66pp暴れ馬、下落速度も一級品
15FEPI(ハイテク大手カバードコールETF)-12.60%-14.62%-2.02pp三悪魔、劇薬の牙が疼く
16QQQI(NASDAQ100オプション連動高配当ETF)-0.06%-2.78%-2.73pp安定感担当、まさかの最下位陥落

今週の首位はCEPIの+1.37ppでした。先週まで下位常連だった暗号資産関連株カバードコールETFが、NASDAQ全面安の週に週間騰落率トップへ躍り出たのです(CEPIが爆騰した過去の週の記録)。ビットコインが週間+0.35%と底堅く推移したことが追い風となりました。

2位のNVDY(+1.16pp)、5位のNVYY(エヌビディア・プット売り活用ETF・+0.37pp)と、エヌビディア関連勢もそろって傷を浅くしています。NASDAQ100本体が-1.62%沈む中で、単一株・暗号資産系の暴れ馬たちが逆に反攻に転じた。

指数が下げるほど暴れ馬が沈むという先週までの構図が、今週は反転しました。3位のIGLD(金価格連動カバードコールETF・+0.86pp)も、金価格+1.29%の追い風で光を取り戻しています。

対照的に、最下位はQQQI(NASDAQ100オプション連動高配当ETF)でした。先週-0.06%とほぼ横ばいだった安定感担当が、今週は-2.78%まで沈み、週間騰落率-2.73ppで最下位に転落しています。「意地のハイテク」と評してきた守りの銘柄が、NASDAQ100の下げをそのまま被った格好です。

15位のFEPI(-2.02pp)、14位のAIPI(-1.66pp)とハイテク大手・AI連動勢も下位に並びました。安定感担当まで飲み込むほど、今週の下げはハイテクに選択的だったということです。

ここで見落とせないのは、上位で反攻したCEPI・NVDYと、下位で沈んだQQQI・AIPIが、どちらも同じ「高危険度のカバードコール」だという点です。同じ戦略でも、連動対象の違いが騰落率の明暗をくっきり分けた1週間でした。

円安が守ったW30──血の決算報告とポートフォリオ全景

円安が守ったW30──血の決算報告とポートフォリオ全景
項目金額(ドル)金額(円・為替込み)
投資元本1,965.04ドル310,206円
株式時価総額合計1,736.99ドル284,575円
株式評価損益合計-228.05ドル-25,631円
株式評価損益率-8.26%(円建て・為替込み/ドル建て -11.61%)同左
累計配当金総額+204.42ドル(元本比+10.40%)+32,444円
トータルリターン-23.63ドル+6,813円
トータルリターン率+2.20%(円建て・為替込み/ドル建て -1.20%)同左

※為替レート:1ドル=163.83円(analysis-lab集計時点のレート。セクション4指数テーブルのjp.investing.com終値163.85円とは参照元が異なるための小差で、いずれも2026年7月24日時点の実勢値です)

今週の通信簿を、私が実際に体感する円建て(為替込み)を主役に読み解きます。円建てのトータルリターンは+2.20%(+6,813円)でした。元本310,206円に対し、株式評価損-25,631円と累計配当32,444円を合算した実額です。NASDAQ全面安の週にもかかわらず、円建ての実感値は前週の+1.69%からむしろ改善しています。

一方、為替の影響を除いた純粋な運用成績であるドル建てで見ると、景色は暗いままです。評価損益率は-11.61%、トータルリターン率も-1.20%とマイナス圏に沈んでいます。

同じ口座が、円建てではプラス、ドル建てではマイナスという二つの顔を持つのが今週の核心です。この差を生んだ主因は、ドル円が163.85円まで円安に振れた為替効果にほかなりません。

累計配当が元本比+10.40%まで積み上がり、そこへ円安の追い風が乗ったことで、ドル建て二桁マイナスの評価損を円建てが飲み込み、トータルリターンをプラス圏に押し上げました。

ただし、この円安頼みの均衡は諸刃の剣です。為替が円高へ振れれば、支えの半分は一夜で消えます。プラスの正体が運用の実力か為替の偶然か、私は冷静に切り分けておく必要があると考えています。

熱狂のボラティリティ、円安の追い風──CMA週替わり考察

熱狂のボラティリティ、円安の追い風──CMA週替わり考察

結論から言います。今週、円建てトータルリターンが+2.20%とプラス圏を守れたのは、163.85円まで進んだ円安が、ドル建て二桁の評価損を静かに埋め合わせたからです。運用の実力そのものが好転したわけではありません。ここを取り違えると、来週の為替次第で足元をすくわれます。

理由を、通貨の視点から説明します。私のポートフォリオは、海外上場のカバードコールETFがドル建てで構成されています。ドル建ての評価額や配当は、円に換算した瞬間に為替レートの影響を受けます。

ドル円が円安に振れれば、同じ1ドルの資産がより多くの円に化ける。つまり、ドル建てで評価損を抱えていても、円換算の段階でその損失が目減りする構造です。

今週はドル建て評価損益率が-11.61%まで沈んだにもかかわらず、円建てでは-8.26%まで傷が浅くなりました。この3ポイント以上の差が、まるごと円安効果です。トータルリターンで見れば、ドル建て-1.20%が円建て+2.20%へと、符号ごと反転しています。数字の上では、今週の私の口座を守った最大の功労者は、運用ではなく為替でした。

具体例で確かめます。ドル建てで-23.63ドルの損失が、円建てでは+6,813円の利益に変わりました。同じ資産の同じ瞬間の損益が、換算通貨を変えるだけで符号を反転させる。

これが為替の魔力であり、同時に恐ろしさでもあります。円安が進むあいだは追い風ですが、逆回転すれば同じ勢いで逆風に変わります。過去にドル円が円高へ大きく振れた局面では、円建て資産は運用成績と無関係に目減りしました。

CMA(証券アナリスト)として、留意点を3つ明記します。第一に、円安による利益は「実現」していない為替差益であり、円高転換で容易に消えます。今週のプラスを実力と勘違いしてはいけません。第二に、円安は輸入物価を通じて国内インフレを押し上げる副作用を伴います。

生活者としての私の家計は、資産のプラスと物価高の板挟みにあります。第三に、為替はFRBと日銀の金融政策の綱引きで決まり、個人が予測できる領域ではありません。今週18.7万件という失業保険申請の低さが利下げ観測を後退させ、日米金利差の拡大観測が円安を後押しした面もあります。

だからこそ私は、為替に賭けるのではなく、配当という自分で積み上げられる部分だけを淡々と数え続けます。円安は今週の恩人ですが、明日の敵にもなり得る。この一点を、酔った頭にも刻んでおきます。

もう1点、配当そのものの性質にも触れておきます。今週紹介したカバードコール・オプションインカム型ETF群の分配金には、運用益だけでなく元本の一部払い戻し(ROC)が含まれる場合があります。

ROCが混じった分配金は「利益」ではなく自分の元本が戻ってきているだけのケースもあり、比率が高い銘柄ほど長期的な基準価額の目減りにつながり得ます。各銘柄の実際のROC比率は運用会社が毎月公表するSection 19(a)通知で確認できます(本稿では今回未反映のため、次回以降のダイジェストで追って解説します)。

本記事は筆者個人の運用記録であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。 カバードコールETFを含む本稿で扱う商品はいずれも元本が保証されておらず、価格変動により元本割れする可能性があります。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

結論

結論

聞いてください!!

配当は過去最高ペース、なのに評価損益はまだ赤いまま。この二つの数字を同じ画面で見比べて、前に進んでいるのか足踏みしているのか分からなくなった。そんなあなたの戸惑い、痛いほど分かります。私も今夜、生ぬるい夜風の中でストロングゼロの缶を握りしめ、同じ場所で立ち尽くしていました。

でも、思い出してください。あなたが積み上げた配当は、あなた自身の手で刻んだ確かな現実です。今週、累計配当は元本比+10.40%まで積み上がりました。評価損益がマイナスでも、この204.42ドルは誰にも奪えません。証券アナリストとして言います。

評価損益は今この瞬間の市場評価であり、売却すれば現実の損失になり得る本物のリスクです。それでも配当という形で先に回収した現金は、その後の株価がどう動いても消えません。この二つの性質の違いを整理せずに一喜一憂するから、心が削られるのです。

正直に告白します。私の口座は、円建てではプラス、ドル建てではマイナスという二つの顔を持っています。今週プラスを守れたのは、運用の実力ではなく円安という偶然の追い風でした。だから私は浮かれません。

為替は明日にも敵に回ります。それでもあなたに伝えたいのは、たった1つです。市場が揺らす評価損益の数字に飲まれず、自分の手で積める配当だけを淡々と数え続けてください。

過去最高ペースという事実は、赤い評価損益の夜にこそ効く、静かな燃料です。次の一週間も、私はグラスを傾けながら、この人体実験を続けます。人体実験は、まだ続く。

よくある質問(FAQ)

Q. 指数が下落している局面で、カバードコールETFの騰落率が良くなるのはなぜですか?

指数が下落している局面でカバードコールETFの騰落率が改善するのは、コールオプションの売却によって得られるプレミアム(オプション料)が、下落による損失の一部を相殺するためです。

カバードコール戦略では、原資産(株価指数や個別株など)を保有しながら、そのコールオプションを売却します。原資産の価格が下落した場合でもコールオプション売却で得たプレミアムが損失をある程度相殺するため、原資産のみに投資した場合と比較して損失が軽減される可能性があります。

ただし、原資産価格が上昇した場合の値上がり益は限定されるという特性もあり、下落からの回復局面では基準価額の戻りが原資産価格に比べて緩やかになる可能性がある点には注意が必要です。

出典: REX Crypto Equity Premium Income ETF(CEPI)Prospectus/グローバルX NASDAQ100・デイリー・カバード・コールETF(563A)簡易目論見書/iシェアーズ 米国債20年超 プレミアムインカムETF(453A)ファクトシート/グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(2865)簡易目論見書/ポートフォリオ銘柄マスター

↓良ければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ

★今回使用した証券会社:マネックス証券 「SBIでFEPIが買えない!」と嘆いている同志へ。 私が使っているのはここです。銘柄スカウターも使えるので、変態ETFを探す旅には必須の装備です。

マネックス証券

投資のリアル

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

お知らせ

当サイトはリンクフリーです。リンクを貼る際の許可は必要ありません。

いい記事だと思ったらじゃんじゃんリンクしてください♪

なお、本文の引用・写真の利用は出典元URLを貼っていただければOKです。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次