- 私の持っているカバードコールETFリスト
- 2025/12/13:JEPQ80枚で爆損したアラフィフの運用成績公開。配当金より含み損が痛い
- 2025/12/20:SBIで門前払いされた「三悪魔(FEPI・2AIPI・CEPI)」、ついに確保
- 2025/12/27:【狂乱】JEPQは前座だった。マネックスで買い漁った「YieldMax軍団」と、崩壊寸前の高配当ポートフォリオ
- 2026/1/1:【12月決算】1,990円の配当を受け取り、4,934円を失う男
- 2026/1/3:【CEPI初配当】利回り100%超の怪物たちへ挑む。配当で含み損を殴り倒すサバイバル投資
- 2026/1/10:【逆転近し】利回り100%の劇薬ポートフォリオが10日で「死の淵」から生還
- 2026/1/17:【黒字化】輝くIGLDと戦犯TQQY。地獄の1年心中宣言
- 2026/1/24:【週報】黒字幅が3倍に拡大!覚醒したIGLDと、地に落ちたNVYY
- 2026/1/30:【1月最終報告】天国から地獄へ。黒字は「幻」だった。AIPIとULTYが吐血し、再び赤字生活へ逆戻り
- 2026/2/7:【2月速報】配当2,000円着弾!そして「+$50ドルの大逆襲」。売られすぎたAI株が息を吹き返した日
- 2026/2/14:【含み損過去最悪】配当なし週の「禁断症状」。口座を開いたら真っ赤な海が広がっていた
- 2026/2/21:【26年2月3週:資産溶解】配当54ドル受領も赤字!AI高配当ETFの罠と、輝くダウ犬・金
- 2026/3/1:【2月決算】配当31.64ドルの麻酔でも隠せぬ-79.56ドルの深淵。天国から地獄への資産溶解記録
- 2026/3/7:【絶望の連鎖】配当12.21ドル受領も含み損123.60ドルの深淵!中東危機で加速する「資産溶解」3月1週
- 2026/3/15:【2.1万消失】1位CEPIと最下位YSPYの明暗。原油98ドルとインフレの絶望 3月2週
金曜日の夜、アルコールの勢いというのは恐ろしいものです。

日々の仕事の疲れを癒やす晩酌の最中、ふとスマートフォンの画面に映る証券口座を見て、私は強烈な「焦り」と「退屈」を感じていました。
私は現在49歳。いわゆる「アラフィフ」のど真ん中にいます。
来年には50歳という大台。定年までのカウントダウンがいよいよリアルな音を立てて聞こえ始める時期です。
私のポートフォリオの主軸は、NASDAQ100やS&P500に連動する、ごく一般的な投資信託です。
将来のための積立投資。それが「正解」だと頭ではわかっています。
しかし、それはあくまで「数字」の話。それを取り崩さない限り、今の私の生活は1ミリも豊かになりません。
「今すぐ使える現金が欲しい」
「50歳を迎える前に、毎月チャリンチャリンと入金されるシステムを作りたい」
そんな49歳の焦りが、理性を上回りました。気がつけば私は、メインで使っているSBI証券のアプリを開き、話題の毎月分配型ETF「JEPQ」を80株、成行で注文していました。
約定為替レートは1ドル155.5円。 歴史的な円安水準です。
翌朝、二日酔いの頭で私が直面したのは、市場の暴落ではなく、あまりにも冷徹な「数字の現実」でした。
このブログの内容は動画でも解説しています。
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1. 私が買った「JEPQ」のスペック
まず、私が酔った勢いで約70万円分も買ってしまったJEPQという商品について整理しておきます。
SNSでは「神ETF」などと呼ばれていますが、その中身は複雑です。
【JEPQの基本データ】
- 名称: JPMorgan Nasdaq Equity Premium Income ETF
- 運用会社: J.P. Morgan Asset Management
- 設定日: 2022年5月
- 経費率: 0.35%(アクティブETFとしては破格の安さ)
- 配当利回り: 約9% ~ 12%(※直近実績ベース、変動あり)
- 配当頻度: 毎月
- 投資戦略: NASDAQ100採用銘柄への投資 + カバードコール戦略(ELN活用)
- 特徴: NASDAQ100の値動きにある程度連動しつつ、オプション料で高いインカムゲインを狙う。ただし、株価爆上げ時の利益は限定される(天井がある)。
スペックだけ見れば魅力的です。しかし、これを「いつ」「いくらで」買うかが問題でした。
2. 「即死」と感じた3つの誤算
翌朝、シラフに戻った私が計算機を叩き、絶望した理由。それがこの「即死」の正体です。

誤算①:80株では何も変わらない
JEPQの1株あたりの分配金を約0.4ドルと仮定します。
$0.4ドル × 80株 = 32ドル。
現在のレートで約5,000円。そこから米国と日本の税金が引かれれば、手元に残るのは約3,500円程度でしょう。
現在の私の「給与以外の月間手取り収入」は以下の通りです。
- 不動産+配当+副業(ブログ):約26,700円
- JEPQの追加分:3,500円
- 合計:30,200円
目標の「月10万円」まで、あと約7万円。
なけなしの資金約70万円を投入しても、焼け石に水。
月10万円(手取り)を得るためには、JEPQだけであと約2,000万円近い資金投入が必要です。私の80株なんて、砂漠にスポイトで水を垂らすようなものでした。
誤算②:歴史的円安「155.5円」の恐怖
最大の問題は為替です。
私は155.5円という、過去数十年で見てもトップクラスの円安水準でドル転してしまいました。
もし、円高に振れて1ドル130円になったとしましょう。
株価が変わらなくても、私の保有するJEPQの評価額は、為替だけで約11万円以上目減りします。
月3,500円の配当でこの含み損を埋めるには、約32ヶ月(2年8ヶ月)かかります。
その頃には私は52歳。「配当をもらっている」のではなく、「為替差損で失った自分のお金を、少しずつ返してもらっている」だけの状態になるのです。
3. 転んでもただでは起きない ~次なる狂気「三悪魔」へ~
普通ならここで、「やっぱりオルカンに戻ります」と反省するのが分別ある大人の態度です。
しかし、私は49歳。ここで引き下がれば、ただの「養分」で終わってしまいます。
「毒を食らわば皿まで」
JEPQが「ぬるい」と感じるなら、もっと強烈なやつに行けばいいじゃないか。
私は、JEPQの失敗を帳消しにするために、さらなる「超・高配当(かつ超・ハイリスク)ETF」、通称「三悪魔」に突撃することを決意しました。
【三悪魔のエントリー銘柄(各10万円購入予定)】
- FEPI (Rex FANG & Innovation Equity Premium Income ETF)
- 特徴: ビッグテック15銘柄に集中投資。想定利回り25%前後。
- AIPI (Rex AI Equity Premium Income ETF)
- 特徴: AIバブルにフルベット。想定利回り30%〜。
- CEPI (Rex Crypto Equity Premium Income ETF)
- 特徴: 仮想通貨関連株×カバードコール。利回り測定不能(50%超えも?)。
これらを合計30万円分購入し、JEPQと合わせて「月10万円」への起爆剤にするつもりでした。
しかし、ここで予期せぬトラブルが発生します。
4. 悲報:SBI証券で「三悪魔」が買えない
意気揚々とSBI証券のアプリでティッカー(FEPIなど)を検索しました。
JEPQを買えたのだから、当然これらも買えるだろうと。
しかし、画面に表示されたのは「取扱対象外」の非情な文字。



どうやら、これらのETFは日本の金融庁への届出や証券会社のコンプライアンス基準の関係で、SBI証券ではまだ取り扱いが停止されているようなのです。
「買いたくても、買えない」
日本の投資環境の厳しさを痛感しました。ここで諦めるべきでしょうか? いいえ、アラフィフの執念をナメてはいけません。
5. 最後の希望、「マネックス証券」へ
私はすぐに別の選択肢を探しました。
そこで浮上したのが「マネックス証券」です。
マネックス証券は、米国株の銘柄スカウターが優秀なだけでなく、過去にも他社に先駆けてマイナーなETFを取り扱ってきた実績があります。
「SBIがダメでも、マネックスなら…!」
私はJEPQ(80株)をSBI証券に残したまま、新たにマネックス証券の口座資金を動かし、「三悪魔」の捜索に向かうことにしました。
もしマネックスでも買えなければ、その時は……まあ、その時考えます。
6. 結論と今後の方針
現状の私の「配当金生活(仮)」の布陣はこうなりました。
- JEPQ (80株): SBI証券で保有中。毎月3,500円を生むが、為替差損の恐怖に怯える人質。
- 三悪魔 (FEPI, AIPI, CEPI): マネックス証券で買い注文を画策中。買えるかどうかも含めて、次回のブログで報告します。
来月から、毎月の配当金額と評価損益を、このブログですべて公開します。
49歳のアラフィフ会社員が、証券口座をまたいでリスク資産を買い漁る様を、ぜひ笑ってやってください。
私の屍を越えて、皆さんは堅実なインデックス投資を続けてください。
退屈は、平和の証なのですから。
(続く)
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