真毅– Author –
真毅
自由人
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経済分析
ダウ工業平均とダウ輸送平均の乖離が示す未来
今回はダウ工業平均とダウ輸送平均の乖離について書きたいと思います。 【ダウ工業平均とは】 ダウ工業平均(Dow Jones Industrial Average、略称:DJIA)は、アメリカ合衆国の株式市場の指標の一つで、30種類の代表的な大手工業企業の株価を平均したもの... -
FOMC
サプライズはないが3月のFOMCの発表後に米国株価は上昇
【3月米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表】 3月米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表がありました。 事前の予想と大差がないはずでしたが、市場が安心したためか株高、コモディティ高となりました。 正確に言うと、2024年末の政策金利の予想は利下... -
米国統計
米住宅着工件数は大幅な伸び:インフレ再燃か
2月の米住宅着工件数は急回復しました。住宅ローン金利がやや低下していることや中古物件の不足から、建設業者が恩恵を受けていることを示しています。 1月の住宅着工件数は2022年5月以来の大幅な落ち込みとなったが、それ以降、住宅市場が持ち直し傾向... -
経済分析
日本銀行、マイナス金利解除へ ドル円の影響や住宅ローンの影響は?
【マイナス金利解除による国内外の専門家の意見】 日本銀行(日銀)がマイナス金利政策の解除を含む金融政策の正常化に向けた動きを見せていることが、市場の関心を集めています。この政策変更については、国内外の専門家から様々な見解が出されており、そ... -
銘柄分析
新NISAの成長枠投資で狙う株:8つの落とし穴に注意せよ
新NISAの成長枠で個別株投資を検討している人も多いと思います。 今回は新NISA特有の落とし穴を解説していきたいと思います。 ちなみに以下の文章はほぼ週刊ダイヤモンド2024/03/02の抜粋です。 【1.早過ぎる「利食い」と増えるばかりの塩漬け株】 投資... -
書評
【書評】日本が世界地図から消える前に 最悪の時代を生き抜くための社会学
書籍「日本が世界地図から消える前に 最悪の時代を生き抜くための社会学」から抜粋 カネが貰えるから政治家は外国にカネを送る 安倍政権はODAなどの名目で160兆円を超えるおカネを外国に送りました。 岸田政権はこの路線をさらに強化し、支援の要請がな国... -
米国統計
米2月小売売上高の上昇が示す経済のシグナル
【小売売上高の結果】 2024年2月の米国の小売売上高と食品サービス売上高は、前月比で0.6%増加し、前年同月比で1.5%増加し、合計で7007億ドルになりました。小売貿易売上は、1月から0.6%増加し、前年比で0.8%増加しました。非店舗小売業者は前年比で6.4%増... -
米国統計
2024年2月のPPI分析:予想通り上昇
【PPIとは】 生産者物価指数(PPI)は、生産者が自社の生産物に対して受け取る価格の変動を測定する指標です。これには、原材料や中間財だけでなく、最終製品の価格も含まれます。PPIは、物価の変動を早期に検出するために使用され、インフレやデフレのト... -
経済分析
経済予測の光明:アトランタ連銀のGDPNowでGDPを予測する
【】 GDPNowはアトランタ連邦準備銀行が提供するモデルで、米国の実質GDP成長率の現時点推計値を提供します。このモデルは、新たに公開される雇用統計などの経済データをリアルタイムで反映し、GDP成長率の推計値を更新します。GDPNowは、経済の現状を迅速... -
書評
【書評】世界インフレ時代の経済指標 目先のイベントにジタバタしない“大局観”が手に入る
【要点】 インフレ時代の到来: 日本経済は、量的金融緩和、新冷戦の影響、および財政赤字の増加といった複数の要因により、デフレからインフレへの転換期に入っています。 経済指標の重要性の増大: インフレ時代には、経済指標を読む力がより重要になり、...