「ビットコインって興味はあるけど、一体どうやって投資すればいいの?」そんな疑問を持つ人は、私の周りにもたくさんいます。
実は、私自身も2017年にビットコインへの投資を始めた当初、同じような疑問を抱えていました。しかし、投資を始めてみると、気づきがたくさんあるものです。
この記事では、暗号資産(仮想通貨)投資の新参者の皆さんに向けて、私が「ああ、これをもっと早く知っておけば…」と感じたビットコインの特徴をご紹介します。
そして、これらの特徴を踏まえた上で、後半では「ビットコインでどのように投資を展開するか」を探求していきます。
ビットコインは4年周期で動いている
「ビットコインの価格は上下に変動が大きくて、ギャンブルみたい」と思っている人は多いと思いますが、ちゃんと調べるとパターン化された動きがあります。
「2011年始から2014年末まで」と「2015年始から2018年末」「2019年始から2023年末」までの3つの時期で、ビットコインの価格を比較してみるとかなり似た動きをしていることがわかります。
1回目の半減期
2回目の半減期
3回目の半減期
つまり、ビットコインは4年周期で動いていることがわかります。
4年サイクルで動いているのは、たぶん偶然ではありません。
ビットコインの4年周期は、主に半減期というプロセスに由来します。
半減期とは、ビットコインの新規供給量が半減するイベントで、およそ4年ごとに起こります。
このプロセスは、ビットコインのプロトコルによって定められており、通貨のインフレを防ぐために設計されています。
半減期が行われると、マイナーによる新しいビットコインの生成速度が半減し、供給の減少が起こります。
供給量が減少すると、同じ需要が維持された場合、価格は上昇する傾向があります。
上のグラフのように実際、過去の半減期の後にはビットコインの価格が大幅に上昇したことが観察されています。
ビットコインの4年サイクル
- 半減期の年(2012年,2016年,2020年,・・・)を迎えて、ビットコインの価格が上がり始める。
- 半減期の翌年は、急な価格の上昇からビットコインのバブルが起きやすくなる。
- バブルが弾けて、ビットコインの価格が下る低迷期を過ごす。
ビットコインの4年サイクルの特徴
ビットコインの価格の推移のグラフを見てみると、4年周期に特徴があることがわかります。
私が気づいた特徴は以下の4点です
- 3年の上昇期の後に、1年の低迷期が来ている。
- サイクルの初値と終値を比べると、価格は数倍になっている
- ビットコインの価格上昇率は、サイクルごとに低下している
- 逆にビットコインの価格下落率も、サイクルごとに低下している
特徴1:半減期の次の年に最高値となり、最高値の次の年に安値をつける
4年サイクルの動きを見てみると、半減期の次の年に最高値となり、最高値の次の年に安値をつける傾向があることがわかります。なので、最安値になりやすい(2011年、2015年、2019年、2023年)に投資を始めるのが良さそうです。
特徴2:サイクル終値は初値の数倍
また、サイクルでは「3年の上昇」の後に「1~1年半の下落」がやってきますが、下落率は上昇率よりもかなり小さいです。なので、1サイクルの4年間が終わるごとに、ビットコインの価格は上がった状態で次のサイクルに突入しています。
どこまで下落するかわからないので、最安値で購入するのは難しいですが、半減期に購入してもかなりの上昇が期待でします。
特徴3:ビットコインの価格上昇率の低下
こちらは少し残念な現象ですが、サイクルが1回終わるごとにビットコインの価格上昇率は大幅に低下しています。
半減期からの上昇は1回目の半減期では100倍、2回目の半減期では30倍、3回目の半減期では7.7倍です。
今後も恐らく、ビットコインのリターンの低下傾向は続きます。
特徴4:ビットコインの価格下落率の低下
こちらは良い現象です。サイクルが1回終わるごとにビットコインの価格下落率は低下しています。
2024年1月10日に現物のビットコインETFが承認されました。
次の半減期後の下落率は今まで以上に低下すると想像します。
特徴4点まとめると以下になります。
ビットコインの投資戦略
これらの特徴がもしも今後も続くと仮定すると、ビットコインの買い方が見えてきます。
【投資戦略】半減期のタイミングを利用し、最高値をつけた次の年に購入する。遅くとも半減期までに購入する。
2024年の4月に半減期が予定されています。
次の上昇の波に乗る最良の期間はもうそこまで来ています。
ビットコイン上昇の目安
私がビットコインの上昇下落の目安にしているHPを紹介します。
ビットコインのレインボーチャートは、ビットコインの価格の歴史と将来の価格動向を視覚的に示したものです。
このチャートは色分けされた帯で構成されており、各色はビットコインの価格が過去にどのような動きを見せたか、また将来どのように変動する可能性があるかを示します。
チャートの色は、赤から紫までのグラデーションで表され、ビットコインの価格がどの程度「買い」または「売り」の状態にあるかを示しています。
レインボーチャートは、ビットコイン市場の感情を示す一つのツールです。
長期的な価格トレンドを分析する際に役立つことがありますが、市場の変動性に対して完全に予測可能なものではありません。
ビットコインのリスクの抑え方
最後に大事なことですが、上のグラフで見られた過去3回のビットコインのサイクルの特徴が、次の半減期では再現しない恐れもあります。
その場合に備えて、ビットコインへの投資は投資資金のごく一部(最悪全額失っても痛くない金額)に抑えることをおすすめします。
また別のリスクの押さえ方としては、「ビットコインの資産が倍になった時点で、投資した金額分だけ売る」という選択肢もあります。
そうすれば最低限、大事な投資資金は回収できているので、その先どれだけビットコインが下落しても痛くもかゆくもありません。
最後に投資は自己責任でお願いします。
↓良ければ応援クリックお願いします!
コメント