リスクプレミアムの計算方法

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リスクプレミアムとは

リスクプレミアムは、リスクを伴う投資から期待される追加のリターンです。

これは、リスクのない投資(例えば、政府債券)と比較して、リスクを取ることで得られる期待される追加の利益を示します。

具体的には、リスクプレミアムはリスクを伴う投資の期待リターンから無リスク利回りを差し引いた値です。

投資家はこのプレミアムを使用して、リスクを負う価値があるかどうかを判断します。

リスクプレミアムが高いほど、投資は高リスクであるが高リターンも期待できることを意味します。

リスクプレミアムを計算する意味

  1. 投資のリスク評価:リスクプレミアムを計算することで、投資のリスクに対してどれだけの追加リターンが期待できるかを評価できます。
  2. リスクとリターンのバランス:リスクプレミアムを知ることで、リスクを取ることの対価として得られるリターンが妥当かどうかを判断できます。
  3. 投資戦略の策定:リスクプレミアムを基に、投資戦略を立てる際の重要な参考指標となります。

簡単に言うと、リスクプレミアムは投資に伴うリスクを数値的に理解し、より賢い投資決定を下すための重要なツールです。

リスクプレミアムの計算方法

リスクプレミアムの計算は、投資のリスクと期待リターンを評価するために使用されます。一般的には、以下のステップで計算されます:

  1. 期待リターンの算出: 投資の期待リターンを算出します。これは、過去のデータや市場の予測に基づいて、将来のリターンの予測値です。
  2. 無リスク利回りの特定: 無リスク利回りは、リスクのない投資(例えば、政府債券)から得られる利回りです。これは、リスクを取らなくても得られる利回りの基準点となります。
  3. リスクプレミアムの計算: リスクプレミアムは、期待リターンから無リスク利回りを差し引いたものです。式は以下の通りです

リスクプレミアム=期待リターン−無リスク利回り

この計算は、特に株式や他のリスク資産の投資判断において重要です。

投資家は、高いリスクプレミアムを持つ投資が、リスクを取ることの「報酬」としてより高いリターンを提供する可能性があることを示唆しています。

ただし、リスクプレミアムが高いというだけで、その投資が良いとは限らず、リスク耐性や投資目的と照らし合わせて検討する必要があります。

市場リターンの計算方法

市場リターンは、一般に、特定の市場指標(例えば、株式市場指数)のパフォーマンスを基に計算されます。以下は計算の一般的なステップです:

  1. 指数の選択: 代表的な市場指数(例えば、米国ではS&P 500、日本では日経225)を選択します。
  2. 期間の設定: リターンを計算する期間を設定します。これは、1年、1月、1日など、短期から長期まで様々です。
  3. リターンの計算: 指定期間の初めと終わりでの指数値を使用して、リターンを計算します。計算式は次の通りです

市場リターン=(期間開始時の指数値ー期間終了時の指数値)
           ÷期間開始時の指数値​×100

無リスク利回り

日本とアメリカで一般的に参照されるものは以下の通りです

  • アメリカ: アメリカでは、10年もしくは30年の米国債(U.S. Treasury bonds)の利回りが一般的に使用されます。これらはリスクフリーと見なされ、広く市場のベンチマークとして使用されています。
  • 日本: 日本では、10年もしくは20年の日本国債(JGB: Japanese Government Bonds)の利回りが使用されます。これらは日本経済のリスクフリー利回りとしての基準とされています。

これらの利回りは、金融市場の動向や経済政策によって変動するため、リスクプレミアムを計算する際には最新の利回りを参照することが重要です。

金融ニュースサイトや市場データベースを通じて、最新の利回り情報を入手できます。

2023年のリスクプレミアムは別ブログに書きました

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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