22日の取引で日経平均は前日比2.2%高の3万9098円68銭で終了。
バブル経済絶頂の1989年12月29日に付けた終値ベースの最高値である3万8915円87銭を上回りました。
海外投資家の資金流入が続いているようですし、歴史的な転換点を迎えましたね。
1989年の最高値から約80%以上の下落した2009年3月10日の終値7,054.98円を見たときには日本は終わった。。。
と思いましたが、見事に復活してくれました。
以下は1980年以降の日経平均のチャートですが、2003年、2009年に2回底をつけた後に、上昇しています。
見事なカップ状態です。
なんとなく、一旦下落して、カップ・ウィズ・ハンドルを形成するように見えます。
このまま上がってくれればいいですが、米国経済も陰りが見えは見え始めましたし、一旦下落する可能性もあるように思います。
ただ、すぐに下落するとは思っていません。
日経新聞にシティグループ証券の阪上亮太ストラテジストが日経平均の24年の高値予想を従来の3万9000円から4万5000円に引き上げたと書かれていました。理由は、米経済・株式の堅調や日本銀行が金融緩和政策を維持する可能性が高まっている上、資金フローの強さによるようです。
3月、9,10月に小さく調整する可能性があると思いますが、私も基本的に今年は上昇すると考えています。
今年は米国大統領選挙の年なのでバイデン大統領が色々な手を使って、株価を維持すると思いますしね。
しかし、来年以降はわかりません。今年の無理がたたって、20%以上の下落が起こる可能性が高いと考えています。
以前、大統領の任期1、2年目は戦争や評判の悪い政策を行い、下落相場の引き金になることが多いと書きました。
来年、再来年のどちらかにご多分に漏れず、経済を低迷させることが起こると考えています。
日経平均株価は2025、2026年とハンドル部分を形成し2027年から再度高値を試すのではないかと想像しています。
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