米3月小売売上高の上昇:中東情勢で株価は下落

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小売売上高の結果

2024年3月の米国の小売売上高と食品サービス売上高は、前月比で0.7%増加し、前年同月比で4.0%増加し、合計で7096億ドルになりました。

小売売上高 

  • 前月比:0.7%(予想:0.4%) 前回:0.9%
  • 前年比:4.0%       前回:2.1%

小売売上高  自動車除くコア除くも予想を上回りました。

小売売上高、小売売上高コア指数ともに前月比で4%を超えているため、確実にインフレが再燃していますね。

小売売上高  自動車除くコア

  • 前月比:1.1%(予想:0.6%) 前回:0.6%
  • 前年比:4.3%       前回:2.0%

先行指標のPPIも3ヶ月連続で上昇していますし、小売売上高も3ヶ月前後は上昇基調は続きそうです。

消費押し上げにつながっていたさまざまな景気刺激策が終了したものの、給与所得は労働市場とともに拡大し続けているため、景気拡大が続いているようです。

出所:https://www.census.gov/retail/sales.html

小売売上高と消費者物価指数(CPI)は消費者の購買力や価格変動の影響を調べる経済指標ですが、以下のことが異なります。

  1. 対象範囲:小売売上高は商品やサービスの売上を測りますが、CPIは消費者が購入する一連の商品やサービスの価格変動を測ります。
  2. 目的:小売売上高は経済活動の一面を示すのに対し、CPIはインフレ率や物価の変動を示します。
  3. 影響要因:小売売上高は消費者の信頼感や所得水準に影響されますが、CPIは原材料のコストや供給と需要のバランスによって変動します。

マーケット

株価は下落しました。

小売売上高の発表では上昇したものの、イスラエルがイランに報復攻撃「しかるべき時に」行うと発言したため、中東情勢緊迫化により株価は下落。ドル円も円安になりました。ドル円が154円になったのは34年ぶり。貧しい国一直線ですね~。円高が恋しい。。。

出所:https://finance.yahoo.co.jp/stocks/us

FEBウォッチ

小売売上高の発表でFebウォッチはほぼ変わりませんでした。

GDP NowのGDP予想

GDPNow モデルによる 2024 年第 1 四半期の実質 GDP 成長率 (季節調整済み年率) の推定値は、4 月 10 日の 2.4% から 4 月 15 日時点では2.8%となっています。米国財務省財政局の最近の発表を受けて、、米国労働統計局、および米国国勢調査局によると、第 1 四半期の実質個人消費支出の伸びと第 1 四半期の実質民間国内総投資の伸びは、それぞれ 2.9 パーセントから、3.4 パーセントに増加しました。第 1 四半期の実質政府支出成長率が 2.6 パーセントから 2.3 パーセントに減少したことによりわずかに相殺された一方、第 1 四半期の実質 GDP 成長率に対する実質純輸出の変化の寄与度のナウキャストは -0.24 パーセントから増加しました。

GDPNow:https://www.atlantafed.org/cqer/research/gdpnow

まとめ

インフレが止まりませんね~。中東情勢も混沌としてきているため、株価上昇は暫くはなさそうです。

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この記事を書いた人

真毅のアバター 真毅 自由人

趣味はカメラ、ランニング、読書。職業はシステムエンジニア。昔はリサーチハウスで企業調査、産業分析を行っていました。目標は投資で稼いでゆっくり生きる。資格はFP2級、証券アナリスト。投資対象は日本株、米国ETF、金、暗号資産、不動産。金融資産と実物資産の両輪で資産形成。

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