3月の住宅着工件数は年率換算で前月より14.7%減の132万1千戸と市場予想の148万7千戸を下回り、昨年8月以来、7カ月ぶりの低水準となった。減少は2カ月ぶり。
住宅ローン金利の高止まりが敬遠されて主力の一戸建てが12.4%減の102万2千戸と落ち込み、集合住宅も大きく減少。全体の着工件数の前年同月比は4.3%減った。
着工件数の先行指標となる建設許可件数は4.3%減の145万8千戸と昨年7月以来、8カ月ぶりの低水準。前年同月比は1.5%増加した。
昨年の11月から住宅建築許可件数、住宅着工件数も前年同月比ではプラスになっていましたが、今月は住宅着工件数がマイナスになってしまいました。
予想を下回ったものの、住宅建築許可件数が前年同月比でプラスなので個人的には強さを感じます。
ただ、CPIの30%以上を占める住宅関連が僅かながら停滞が見れるため、来月のCPIは少しは下がるのかな?
住宅建築許可件数
- 許可件数:145.8万件(予想:150.0万件) 前回:152.3万件
- 前月比:-4.3%(予想:-0.3%) 前回:2.3%
- 前年比:1.5% 前回:2.8%
住宅着工件数
- 着工件数:132.1万件(予想:148.5万件) 前回:154.9万件
- 前月比:-14.7%(予想:-2.7%) 前回:12.7%
- 前年比:7.8% 前回:-4.3%
米国株はもみ合いですね。
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