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米国 ISM製造業購買担当者景気指数
市場予想は48.3と前回から若干改善見込みでしたが、結果は50.3 パーセントを記録し、2 月の 47.8 パーセントから 2.5 パーセント上昇しました。
そして、17カ月ぶりに50の大台を回復しました。
特に生産者指数の上昇が大きく、２月の48.4％より6.2％ポイント高い54.6％まで上昇。
主なポイントは以下の通りです：
- 製造業PMI：50.3（+2.5）、成長中 予想：48.3
- 新規受注：51.4（+2.2）、成長中
- 生産：54.6（+6.2）、成長中
- 雇用：47.4（+1.5）、減少中（減少が鈍化）
- 納入遅延：49.9（-0.2）、縮小傾向
- 在庫：48.2（+2.9）、減少中（減少が鈍化）
- 顧客在庫：44.0（-1.8）、減少中（減少が加速）
- 価格：55.8（+3.3）、増加中
- 受注残高：46.3（0.0）、減少中（変化なし）
- 新規輸出受注：51.6（0.0）、成長中（変化なし）
- 輸入：53.0（0.0）、成長中（変化なし）
米国 ISM非製造業購買担当者景気指数
2024年３月のサービス業界に関するISMレポートによると、サービス業PMIは51.4％で2月の52.6％から1.2ポイント減少しました。予想は52.8％。
ISMは50を超えると拡大していることを示すため、15か月連続でサービス部門の経済活動が拡大していることになります。
ISM製造業指数は市場予想を上回ったので、ISM非製造業指数も市場を上回ると思っていましたが、意外な結果でした。
主なポイントは以下の通りです：
- サービスPMI：51.4 (-1.2)、成長が鈍化 予想：52.8
- ビジネス活動/生産 57.4 (+0.2)、成長が加速
- 新規受注 54.4 (-1.7)、成長が鈍化
- 雇用 48.5(+0.5)減少が鈍化
- 仕入先納期 45.4(-3.5)、減少が加速
- 在庫 45.6(-1.5)、在庫が減少
- 価格 53.4(-5.2)、値上がりが鈍化
- 受注残 44.8(-5.5)、減少中
- 新規輸出受注 52.7(+1.1)、成長が加速
- 輸入 52.4(-1.9)、成長が鈍化
- 在庫感 55.7(-1.0)、高すぎる傾向が鈍化
細かく見ていくとISM非製造業指数は価格の低下が大きかったことや受注残が響いたようですね。
ISM製造業購買担当者景気指数もISM非製造業購買担当者景気指数も拡大を示す50を超えてしまいました。
Febウォッチ
ISMは製造業、非製造業ともに好調でしたしました。かろうじて６月の利下げ予想が一番高いですが、怪しくなってきました。
次の雇用統計は良い発表になれば、６月の利下げはなくなる雰囲気になってきました。
3/30のPCEデフレーター発表後
ISM非製造業購買担当者景気指数の発表後
雑感
この分じゃ、金利が高いまま株価はリスクオフですかね～。
最近、金価格も上昇してきましたし、株高、金利高、コモディティ高になりそうな予感がします。。。
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