新着記事一覧
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米国統計
予想を超えた2月のCPI、再度インフレの可能性が見えてきたか
【CPI結果】 2月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。 都市部消費者向けCPI(CPI-U)は季節調整後で前月比0.4%増加し、1月の0.3%上昇に続いています。過去12ヶ月間で、季節調整前の全項目指数は3.2%上昇しました。 2月には住宅関連指数が上昇し、ガ... -
米国統計
小売売上高の数字を読み解く:分析のポイントとは?
【数値化された米国人の消費意欲】 小売売上高は米国の景気を見るうえで重要な経済指標のひとつです。 なぜ重要なのかというと、米国では個人消費がGDPの7割を占めているからです。つまり経済活動の7割が、個人消費によって動かされているのです。そして、... -
米国統計
新NISA投資戦略:サームルールで見る薄氷の上を歩く米国経済
昨日、サームルールについてブログを書きましたが、サームルールはリセッションを事前に知る上で重要な考え方です。 なので、現在の米国の状況をサームルールを交えて考えたいと思います。 昨日書いたサームルールの記事は以下です。 現在の失業率3ヶ月平... -
米国統計
リセッションの予兆を見逃すな!サームルールで未来を読む
経済の動向を予測することは、投資家、政策立案者、そして一般市民にとって非常に重要です。今回は、経済学者クラウディア・サームが提唱した「サームルール」という新たな指標について解説します。 この記事のポイント 失業率の上昇から、景気後退期に入... -
米国統計
2024年2月の米雇用統計 就業者が前月より増加 市場予想を上回るものの弱い結果
アメリカの2月の雇用統計が発表され、農業分野以外の就業者は前の月より27万5000人増加し市場予想を上回りました。一方で失業率は悪化し、市場では堅調な雇用情勢に変化が出ているという見方も出ています。アメリカ労働省が8日発表した2月の雇用統計により... -
米国統計
米国の1月の米JOLT求人件数と2月の米ADP雇用統計
1月の米JOLT求人件数は886.3万件となり、市場予想を上回りましたが、昨年10月以来の最低水準を記録しました。前月の求人件数も900万件台から888.9万件に下方修正されました。また、1月の卸売在庫改定値は前月比-0.3%と、予想外に速報値-0.1%から下方修正... -
銘柄分析
新NISAの投資戦略!配当タダ取り術!恩株で築く長期投資の要塞
恩株と言う言葉をご存知でしょうか? 恩株は、投資家にとってリスクが低く、長期的な収益をもたらす可能性があるため、賢い投資戦略の一部と考えられています。恩株を持つことで、投資家は市場の変動に対する不安を軽減し、安定した配当収入を享受すること... -
米国統計
米国雇用統計が明かす:経済の未来を読み解く鍵
【米国の雇用統計】 米国の雇用統計は、アメリカ合衆国労働省の統計局が毎月発表する報告書で、非農業部門の雇用者数の変化、失業率、労働参加率など、米国の労働市場の状況を示す重要な経済指標です。この統計は、数ある経済指標の中でも米国の雇用統計ほ... -
銘柄分析
暗号通貨の上昇は、NVIDIA株に影響を与えるか?
昨年からNVIDIA株が大幅に上昇しています。 2022年10月の株価と比較すると、7倍以上になっています。 2022年の生成AIブームを起爆剤に上昇が止まりません。 一時期、「麻薬よりも入手困難」とイーロン・マスク氏が嘆くほどGPUの需要が急増し、2023年6月に... -
書評
【書評】きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
【要点】 お金の本質への探求:中学2年生の佐久間優斗がお金への見方を変える契機を得て、お金の本質とその社会的価値について深く考える旅に出ます。 価値の相対性:お金自体には固有の価値がなく、その価値は人々の信頼と社会的合意によって成り立ってい...