優待がメインですが、私は個別の銘柄も持っています。
今回は、ウォーレン・バフェットの銘柄選定基準をまとめてみました。
バフェットの銘柄選定基準
- 長期にわたって安定的な業績が期待できる
- 分かりやすい事業の内容である
- 株価が割安である
- 自己資本比率が高い
- 参入障壁が高い(ブランド力がある)
参入障壁が高いに関しては、以下の記事にまとめめています。
現在のバフェット銘柄の特徴
特徴的なのは、 長期にわたって安定的な業績を出している企業 連続増配銘柄に関連)、 わかりやすい事業を行う会
社が多いということです。
一般的にエネルギーや資源株の比率が高いと言われていましたが、現在の局面では金融、情報技術 、電気通信、生活必需品の割合が高くなっているようです。
アップルに関しては割合が38.9%もあります。
バークシャー・ハサウェイ上位保有銘柄10
2023年6月27日に公表されたForbesの記事「Best Warren Buffett Stocks To Buy And Hold In 2023(2023年に購入・保有すべき最良バフェット株)」によれば、バフェット氏の保有株式上位10銘柄は以下となっています。
ランキング | 銘柄名 | ティッカー | セクター | 割合 |
---|---|---|---|---|
1 | アップル (Apple) | AAPL | IT | 38.9% |
2 | バンク・オブ・アメリカ (Bank of America) | BAC | 金融 | 11.2% |
3 | シェブロン (Chevron) | CVX | エネルギー | 9.8% |
4 | コカ・コーラ (Coca-Cola) | KO | 生活必需品 | 8.5% |
5 | アメリカン・エキスプレス (American Express) | AXP | 金融 | 7.5% |
6 | クラフトハインツ (Kraft Heinz) | KHC | 生活必需品 | 4.4% |
7 | オキシデンタル・ペトロリアム (Occidental Petroleum) | OXY | エネルギー | 4.1% |
8 | ムーディーズ (Moody’s) | MCO | 金融 | 2.3% |
9 | アクティビジョン・ブリザード (Activision Blizzard) | ATVI | IT | 1.4% |
10 | エイチピー (HP) | HPQ | IT | 0.9% |
派手な銘柄は少ないが長期で成長する可能性の高い銘柄ばかり
バフェットが株を買うときは優良企業が割安な時で、銘柄選定にあたっては長期的な成長を重視します。
また、自分が理解できる事業に投資し、かつ参入障壁が高いもの、言い換えればブランド力がある銘柄を好みます。
そして株主還元を重視しており、その結果一部連続増配銘柄が入っています。
財務に関しては高い自己資本比率を重視し、資本効率の高い高ROE銘柄を好みます。
上掲のラインナップを見てもわかるように、社会のニーズに対応し競争力の高い企業に投資しています。
とは言えセクター的には情報技術が高い割合を占めており、生活に密着したセクターとインフラ系が多いようです。
上位10銘柄に入っていませんが、バフェット氏は以前、eコマースとクラウドコンピューティングの巨人であるアマゾン・ドットコムにもっと早く投資すれば良かったと嘆いたようです。
2023年6月30日の時点では、バークシャー・ハサウェイはアマゾン・ドットコムの株式を約1055万株(14億1000万ドル相当)保有しており、同社のポートフォリオを構成する55銘柄の中で23番目に大きいポジションとなってます。
【投資の神様バフェットの映画】「ウォーレン・バフェット氏になる」
ウォーレン・バフェットのドキュメンタリー映画があるんですね。
題名は「ウォーレン・バフェット氏になる」
プライムビデオで視聴できます。
もっと堅物な人かと思っていましたが、ジョークを言うユーモアのある人でした。
エンディングに流れる曲「Somewhere Over The Rainbow」はバフェット氏が歌っていて味があってよかった。
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